宝塚花組バウホール公演、アイラブアインシュタイン観てきました。
谷タカヤ先生演出家デビュー。
瀬戸かずやさんバウ初主演。

Twitterとかで感想書きたいのに激しくネタバレになるので書けないから、友人に送ったあらすじをこちらに忘備録として。

全てネタバレしてます。
自分でも整理出来ず、伏線回収しながら書き出してたらかなり細かくなった…すみません…


1幕

巨大な歯車が組み合わさったセット。
オープニングで上に一部しまわれる。
心とは理解出来るものなのか?どんな科学者だってこれを解析することは出来ない。
「俺が理解したかったのは、君の心だけだ…!」
出だしからマイティ右目は何か入ってますな歌詞。
アルバートあきらは奥さんベーちゃんとそれに関しての記憶が無い。

アンドロイドが街中に溢れ、人間の仕事を奪いアンドロイドへの反感が高まっている。
アンドロイドは感情が無い。人間に反抗は出来ない。全てのアンドロイドは感情の回路が高まると緊急停止する仕組み。
隠居して行方の知れないアンドロイド開発責任者=あきらを探してるアンドロイド会社の社長るなちゃん。

あきらの元へ科学者仲間のマイティがアンドロイドのエルザ(しろきみちゃん)を連れてくる。
元妻と似たアンドロイド。
「私に感情を教えてください!」
そのアンドロイドは仲間のアンドロイドを助けるために人間に抵抗しようとしたと。花が枯れて可哀想だという。今までと何かが違うアンドロイド。

国家人間主義労働者党。まるでアイドルコンサート。旗を振ってキャーキャー言う群衆。
「♪ノーモアマリオネッツ」
「♪アイ(AI)はいらない」等々、突っ込みながら聴くのに最適な曲です。
皆キザりまくりです。たのしい。
あれんくんはえまさんに耐えず耳打ちされ、操り総統。

「ゲーテ?詩集?詩集とは?…それが読めたら人間っぽい?」
「コーヒーが飲めたら人間っぽい?」
次第にエルザに惹かれていくアルバート。
それと共に妻ベーちゃんの幻影(幽霊)が見えるようになる。

総統あれんくんは過去話を聞くとたまに苦しみだしたり脳が混乱するよう。

「20年前の戦争で家族を失った者も多いだろう。人間が安心せて暮らせる世の中を!」党はアンドロイドを人間の代わりに戦場へ送るつもり。でもアンドロイドは人間を傷付けられないから、そのリミッターを外すための「知恵の種」が欲しい。
祭りでひと騒ぎさせてアンドロイドに対し民衆に恐怖心を植えよう。

アンドロイド弾圧のきな臭い世情に調査に乗り出すあきら達。
尾行でマイティの後ろにぴったりくっつくイブちゃん。じゃれてる二人。可愛い。ちょうかわいい。ちょっとズレた動きが、尾行する度にイブちゃんやタソ、アンドロイド達が可愛い。

祭りの日=歯車ロックフェス。笑
人間の扮装をして祭りに行くアルバートとエルザ。
そこへ騒ぎが。アンドロイドが暴れて人間を傷付けたと。(傷付けられた役が労働党のビックちゃんの仕込みなんだけど、大きい身体で「おなか、いたいよぉ〜ぅ」「あしもいたいよぉ〜」がとてもアンバランスで可愛い。)そのアンドロイド=ひらめちゃんを捕まえた労働者党。
エルザはひらめちゃんはそんなことしないと。やって無いなら反論すべきだと叱る。アンドロイドが反抗したと、捕まえろと大騒ぎに。
力も入れてない無表情のしろきみちゃんにぶん回されるしぃちゃん。アンドロイド達に逃げられる。

あきらとエルザは一緒に逃げてきた。
さっきのは「怒り」という感情だと。祭りで踊った時は楽しかった。アルバートと踊った時は、頬が熱くなり、心臓がドキドキし、目の前がカーッと赤くなった。これも、怒り?
違う、それは…アルバートがキスしようとすると緊急停止してしまったエルザ。

党のえまさんが探してるのはあきらの作った知恵の種。核を使用したエネルギー体で、凄まじい力を持つと。あらゆる感情に対応するにはエネルギー量が必要。これの作り方を知っているのはアルバート博士のみ。
あれんくんは英真さんの息子らしい。

マイティの右目にはその知恵の種が。
「君への憧れ、〜、執着」
「君の愛の顛末はこの僕が見届けてあげるよ」
「この目は僕の愛」ヤンデレ…
愛について歌ったと思ったらアルバートへだった。わりと⁇な歌詞。

心配という感情を覚え始める、アルバートの屋敷のアンドロイド達。
エルザが目を覚ます。ショートした回路を取り替えれば、すぐさ。感情の昂りにエネルギーが耐えきれなかった。
エルザは何だ?俺は何を忘れたままなんだ?
逆光スモークの秘密の地下室に全てが。ベーちゃんがあきらを地下室へいざなう。

労働党がアルバートの屋敷を見つけ踏み込む。
花を摘みにいき労働党に捕らえられていたエルザ。
総統あれんくんが、俺はここを知ってる…?地下室があるはずだと。
ベーちゃんが地下室へいざなう。

総統あれんくん、過去へ近づいたからか、脳の混濁、苦しみにより強制途中退出。
えまさんはあきらのあんまり気にくわないけど利害が一致した元共同研究者。核の知識担当。あきらは忘れてるけど。
えまさんは知恵の種を寄越せと、意識を失ったままのエルザを人質に。

知恵の種はこれだよ。マイティ登場。エルザを返してからだ→大人しく返す→マイティ、やっぱヤダ→知恵の種をエルザに装着、目覚める。→暴走しなかったエルザ。感情を抑えることができたのか?何が違うのか。
えまさんがエルザを撃つ→この野郎…!怒ったマイティがえまさんを撃つ。
マイティ「君の顛末は僕が見届けるのさ!何が起こったか知りたいか?」
ベーちゃんはあきらのせいで死んだ。
ベーちゃんはマイティのお姉さん。
事故が起こってベーちゃんがあきらを庇って死に、悔やんだあきらは知恵の種を一晩で改良してマイティに託して後を追った。
「おや?君も止まってしまったの?」
君もアンドロイドだよ。回路が耐えきれなかったんだね。君は僕が作ったのさ!
高笑いで幕。

思わず薄くどよめく幕間。

2幕
大学生、あきらベーちゃん、二人の出会い。
「幼い頃人付き合いが苦手だった私の唯一の遊び相手は、父の買ってくれたからくり人形だった」→心理学専攻ベーちゃん大学生に「これからのアンドロイドに心理学は必要でしょう?変わりに天才と言われる貴方の事を研究させて」と。距離が縮まり結婚後。二人は幸せだった。
二人は稼いだお金を研究費にそのまま回すという生活をしていた。けど、あきらがもっと幸せにしたいと、るなちゃんの会社と提携し、アンドロイドを一般に流通させる。忙しくてなかなか帰れない日が続く。
身籠ったベーちゃんが倒れるも、側に居たアンドロイドあれんくんは作られたばかりでまだ理解が出来ず発見が遅れ流産。
自分なりの償いだと、本当の心を持った自分達の子供とも言えるアンドロイドの開発にのめり込む。それが知恵の種。
あれんくんが、自分で実験して欲しいと。心が芽生えて、プログラムされた言葉では無く、自分の言葉で「ごめんなさい」「ありがとう」を言いたいと。事故は知恵の種の、夫婦二人だけの初回実験。知恵の種を入れたあれんくんがリミッターが外れ破壊衝動で暴走し、庇ったエルザを殺した。
あきらが知恵の種を改良して託して死んだ後、マイティは、あきらの脳とベーちゃんの心臓を使って、あきらとエルザを作った。

かつて学生だったベーちゃんの弟のマイティも、今や立派な科学者。
知恵の種は強力なエネルギーを持つ。不死身のアンドロイドでも、本体がその力にいつまで耐えられるか…
それって寿命ってことか?人間と同じように?それは…良い。

あきらと、エルザとベーちゃん。
幽霊の私が見えるということは、貴方が強く願った事よ。私の願いは貴方を庇った時にもう成就したもの。
エルザ「愛とはどうなっても良いというような気持ちで、この身も投げ出せること?」
機械には時間軸が無い、幽霊にも時間軸がない、愛とは生き物が持つ気持ち、
フィクションからアイ=愛=AIが産まれる。
あきら「寿命を手に入れたら、君に愛してると伝えたい」

目覚めた総統あれんくん。しかし記憶はアルバート家に居た頃と混濁している。
えまさんは、アルバートのアンドロイド事故の後、あれんくんを盗んで来て改良して総統、自分の息子としたらしい。
自分の父は製作者のアルバートだという昔の自分を抑え、総統としての自我が勝つあれんくん。
そうだ、それで良いのだ。知恵の種を…戦争の無い世界をと、懐中時計のロケットの写真を見つめるえまさん。呟く名前は、ヴォルフ=総統あれんくんにつけた名前=20年前の戦争で死んだ息子の名前だった。

知恵の種の製作法は資料にある通り。作ったそれを自分に装着するようマイティに願うあきら。これで自分も寿命が出来たと。

反アンドロイド運動の高まり。
アンドロイド収容が始まった。アルバート家のアンドロイド達が銃を向けて止めに入るが、やっぱり人間は傷付けられない。
そこへアルバートとエルザが。
また苦しみ悶える総統に、貴方がそんな苦しんでるのを見ていられない、もう出来ませんとなる部下達。
総統あれんくんに、ベーちゃんとエルザが触れると昔のアルバート家に居た頃の優しい気持ちに戻る。(?)
何をやってるんだと激怒するえまさんに、あきらが、貴方の願いはそんなことじゃ無いでしょうと。
あれんくん「総統としてでは無く、貴方の息子として貴方と一緒に生きていきたい」とえまさんを抱き締める。
大団円を向かえた皆を見つめ、あきらとエルザは、さあ行こうかと。心は巡り巡っていつかまた花開き出会うだろうと。

エピローグ
街でアルバートに似た男とエルザに似た女が出会う。
どこかで会った気がしませんか?と。


お!わ!り!
あとフィナーレが最高です。
セットが大きいハートです。可愛い。
アイラブのアイは私でありAIであり愛だった。

話に関係ないところも沢山書きたいんですがもう無理です…


理数系の頭の良い中二病なオタクが書いた盛り沢山なお話でした。←
デビューはだいたいドリーム詰め込み過ぎた話になるよねえニヤニヤ。
マイティは今回役作り難しかっただろうなぁ。
ナウオンで皆がほぼ内容伏せた状態で話を進めてるけど、明らかになる事が多過ぎて、これは下手に話せない。笑


アンドロイド達の髪は、皆プラチナブロンドかシルバーだったけど(タソだけ明るい茶だけど、これは量産型ではなくて初号機だからって理由もあるかな?)、あきらの髪も金髪だった意味が繋がった。

いやぁ、所見は情報量多過ぎて処理出来なかったけど、回数観るとどんどん理解出来て面白くなるよ。