今はもう落ち着いてるので、この事をかけるんですけど、
新年早々、
ひどく心が荒んでおりました。
というのも、
クラブに行きだした頃から
信頼していた人から
罵られました。
その人も音楽大好きだからでしょうね。
私が仲良くしてる心屋界隈の人が遊びに来ると、
自分が長年見てきたクラブの景色が壊される、とでも
思われていたようで。
その人曰く、
音好きが集まる場所って、
今はどこも「耐え時」らしく、
そこに、
歴史とか伝統とかマナーとか
なーーーんも知らない人が
入って来られるのが
嫌だ、と。
で、
さらに、
パーティーをやるなら、
ここではやらんといてほしい、
他でやれ、と。
そして、
決め文句(?)の
心屋は宗教だと。
僕からいわしたら、
心屋=宗教は
あっそ。
って感じ。
そう思いたければ思っておけばええわ。
って感じなんですけど、
さすがに、
伝統を盾にして
新しく興味持って頂ける方を排斥する考え方は
ハウスという音楽の根幹とは
ズレにズレとるだろ。
って思いますし、
「耐え時」だからこそ
同じ事を続けつつも変化をさせていくことは
大切だと思いますし、
そもそも
わしのパーティー来たこと無いのに
何をいうねん?とも思いますし(笑)、
じゃあその人が
自分が好きなお店のために、
新しいお客様をどれだけお連れしてるんや?
って思いますし、
何よりも、
仲良くしてくれている人を罵られるのには大いに腹が立ちまして。
いくら年上の方でも、
言ってる事の
度が過ぎとる、
と。
過去のわしなら
絶対しなかっただろうけど、
酒の勢いもあって
大声で喧嘩してまいましたよ。
話ちょっとかわりますけど、
わしがハウスのどこが好きなのかと言われれば
音楽性もそうだけど、
そもそもマイノリティを受容してきた歴史に感動したんですわ。
絶版本だけど、
ブラックマシンミュージックっていう本は
DJならマストで読んでてほしい。
ダンスミュージックの起源が分かる本なので。
(マニアックだけど、読みやすい)
昼の世界では生きづらさを感じてたけど、
ナイトクラブで自由な感覚とめぐりあえた、
っていう人も
少なくないと思うし、
本当のクラバーは孤独を分かっているとも思ってるし、
だからこそ初めての人も、
気さくに話すし、受け入れてくれるじゃないかな、と。
そして、音楽シーンを大切にするのも、守りたくなるのも
わかるんです。
自分のアイデンティティがそのシーンに重なってると、なおさら。
実際、
私がチャラいクラブではなくて、
音楽好きが集まるクラブに行ったときにも、
受け入れてもらえる感は強烈に感じました。
その感覚は
来てもらわないと分からないけど、
言葉では形容しづらい、嬉しいでもない、
安堵みたいな感覚を感じたんですよね。
その感覚がすんごい衝撃的で。
ぶっちゃけ、
それを伝えたくて、やってます。
だから、
音楽ありきで、
好きな音楽をかけたいからパーティーしてる、
っていうのではなくて、
真っ先にあるのが、
「気持ち」や「感情」の部分。
そういうパーティーって
少ないでしょ?
で、
そういう気持ちを動かす=「感動」をさせられる音楽
っていう視点で考えると、
自分がかける曲は
ディープハウスやジャズやクロスオーバーやディスコ・ブギー、っていう、
ナマ感を感じられるジャンルになるな、
って感じてます。
話を戻します。
で、喧嘩後。
見た目どおり繊細な私は
案の定
激落込みました。
やっぱり
パーティーさせていただいているお店で
「ここでパーティーするな」
とか
大声で言われるのは滅入りますよ。
そんな事を言われるために
パーティーしてるわけちゃうし。
音楽買ってないし。
でも、
信頼している(していた、ですけど)人から言われた、というのも
ぶっちゃけ大きくて。
わざわざ夜遅くに集まって頂いて開催パーティーの意味も見いだせなくなり、
次第に曲を聞くのも変に怖くなってきてしまって。
当然、音楽のことを考えるのも、怖くなってきて。
今年35歳なんですね。
人生の中で
唯一
ずっと続けてきているのが
音楽だけど、
なんか、
もう、
いいかな。。。
って。
考えるようになっていきました。
だって、
わしより上手い人、
センスある人なんてごまんといるし。
ちょうど同い年の
京都の昭和59年会界隈は
DJ人口(特にバイナルDJ)も多いし。
でも、
悔しい気持ちもめっちゃあるんです。
なんか
そんな気持ちの板挟みになって、
なかなか寝られなくりまして。
そんな中、
私の昼の仕事は
新人教育やら管理者育成やら組織体制の変更やらといった
大きなターニングポイントで
やってもやっても仕事が湧いて出てくるような状況。
仕事に逃げました。
が、2週間ほど働いた結果、
過労でフラフラになり、ドクターストップ。
ここらへんで
ようやく
いろんな方にこれまであった話を
聞いてもらうようにしました。
話を聞いてもらって分かったことは、
わしが傷ついた、って感じているポイントは
実際にその人からいろいろ言われたことじゃなくって、
その人が言ったことをまるっとYESだとすると、
今までわしを信用して遊びに来てくれた人に対して
面目がたたない、って思っている罪悪感やった、ってこと。
「やっていることに自信もってすすんで行くために、今回考えさせられたんやろね」
超絶落ちてたときは、
Facebookもタッチせずだったのもあり、
K-SUKEさんは本気で心配してくださいましたし、
METROのPAPA NICKさんからは
むしろ心理知ってるのは武器だ、
シーンをつくるまでは辞めるな、
と、励まして頂いて。
なんか、
当たり前のことなんですが、
支えて頂いてることを
今回の件でひしひしと感じました。
今考えれば、
その人も自分が長年携わってきた
音楽シーンに対しての愛情があるから
ズレっズレでも気持ちをぶつけて来られたんだろう、
と理解していますし、
その気持ちはわからなくもない、というのが本音。
とりあえず、
今は情熱も戻っておりますので、
いつも以上に集中して選曲に臨めそうです。
だらだら長文にお付き合い頂き
ありがとうございました。
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