私は京都市内で、
呉服業界で悉皆業をする父と
(悉皆=しっかい:反物から着物をしつらえるまでのプロデューサー)
会社勤めをする母の元に生まれました。
◆幼少期
2歳ごろには一部の漢字が読めたり、
魚の骨を出せるなど、
周りよりも少し成長スピードは早い子どもだったと
聞いています。
一人っ子であったこともあり、
やりたい事は基本的にさせてもらえる環境ではあったものの、
基本は節制を心がけ、大きな買い物は現金でする、という
典型的な京都人の家庭でした。
私が小学校の頃、家に帰ってきたら
当時出たばかりの40インチ超のハイビジョンTVが
家にあったりしました。
一人っ子だからこそ、「甘やかすとこの子のためにならない」と
躾は非常に厳しく、
箸の持ち方、挨拶などの礼儀・マナーに関わる事は勿論、
小学校の宿題も字が汚ければ全て消される、といった事が
数多くありました。
習い事に関しても、
習いたい、と言ったものに関しては、
基本辞めさせては貰えない、という
環境でした。
ピアノも4歳から習っていましたが、
受験勉強にとりかかる14歳までは
継続させられていました。
私がタンスに隠れても引き釣り出されて
行かされていました。
◆小学生
小学校低学年の頃までは、
何故か人気者でしたが、
3年生の初めてのクラス替えで、
何かうまくいかない事があり、
その後は妙に目立ってしまう人でした。
恐らく、目立つのに「目立ったらいかん」
と思っているもので、
何か問題を起こしたりして、
目立ってしまっていました(笑)
◆中学生
中学で、人生初めての英断をします。
それは、小学校で続けていたサッカーを捨てて
吹奏楽部に入部すること。
当時、吹奏楽部は上回生に男性が居ない環境でしたが、
やりたい気持ちを素直に信じて入部、
部長まで務める事になりますが、
中学校3年の夏頃までは上手くまとめられない状況でした。
女性を味方につけるっていうのが難しかったんですよね。
夏の大きな大会の前に、ずっと続く状況に心が折れてしまって、
顧問の先生に「もう辞める」というところまで言った所、
顧問の先生が大激怒。
私に、ではなくて、
私の同級生に、ですよ。
思えば、自分一人で解決しないといけない、という意識を
強く持っていたように思います。
この頃に父が病気を患い、
入退院を繰り返す事になりました。
当初目指していた高校へは行かず、
結果的に母の母校に入学することとなりました。
そして、そこもまた、
上回生は女子しかいない学校、
つまり、
共学の1期生として入学することになりました。
◆高校生
高校の時の記憶は、正直あまりありません。
それは、特進コースの学業と併せて
部活を3つ(空手・ワンゲル・軽音楽部)掛け持ちし、
生徒会や行事の実行委員会に入り、
禁止されていたアルバイト(しかも超絶厳しい板前寿司)をしながら
ボランティアをし、
恋愛もする(傍から見れば女遊びでしょうけれど)
という
状況だったからです。
その頃の状況を同級生は
「アナイくんはドラッグをやっていると思っていた」
と同窓会で語ってくれたんですが、
そこまで多忙になった理由は、裏プロフィールに書きますね。
しかしながら、評定平均4.3に
ボランティアの活動成果が認められ、
立命館大学にAO入試で合格することができました。
◆大学生
大学に入ると、
バンドとお酒とそれなりに勉強という感じで
一晩に野郎4人で50缶位を消費する位の飲み会を
延々やっていました。
恋愛の新陳代謝も大学1年の夏の大失恋で
不眠症と食事ができない位の状況となり、
収まりました。
学業は、
一番人気のゼミに1枚で良いレポートを7枚提出し、
(しかも締切時間ギリギリなので受け取らざるを得ない)
希望のゼミに入ることができ、
ゼミ長を経験させていただきました。
一橋大・福島大・中央大を京都に招いての
合同発表会を企画したり、
軽音楽部の月例ライブや定期演奏会に出させて頂いたりと
充実したキャンパスライフを送らせて頂きました。
併せて、京都広告塾の21期生として
広告表現や企画の立案を学んでいました。
当時から業界のトップ中のトップの方の話を聞き、
ワークをこなし、夜はお酒を飲む。
そんな学校に半年間ほど在籍しておりました。
就職活動は2007年の団塊の世代の退職問題で間口が広く、
色々とチャンスはあったのですが、
結局一番最初に内定を出してくれた会社に
入社することとなりました。
◆社会人
社会人として、これまで2社経験しています。
1社目は採用広告の営業を4年、
2社目は体外診断用医薬品のMRを3年半勤めました。
どちらも人格者の方が多くいらっしゃり、
助けて頂いて続けることができていましたが、
明確な転機が訪れ、2014年末で退社。
その後、ご縁がありマスターコースを受講することになり、
そこでの影響から選曲とカウンセリングを主軸とした活動を
現在行っています。
裏プロフィールでは、
なぜ、心屋塾のマスターコースを受けるに至ったのか、
カウンセリングをすることにしたのか、
その主な要因や、過去の出来事について、
お伝えします。