夜のとばりがやってきて

昼間の喧騒が嘘のように

町を包む

明日はどんな日になるだろう

相も変わらずいたずらにおれは

無茶苦茶にされるだろう

希望も願望も天秤にかけられ

陰が差す太陽が泣き出し

雨にやられるだろう

おれは慈悲に頼ることができない

エパンチン将軍よ

ムイシュキン公爵を

寄越しておくれ

狩野君よ

心優しく悪いこと一つ考えない

素晴らしき男

おれはもうこんな不毛な戦を

もう続けたくない