二羽の烏電柱の電線に二羽の烏がとまっていた つがいなのかな しきりに嘴でキスをしていた 仲がいいつがいの烏だと思った この町にも超現代化の波が打ち寄せ 近所に新しい道路ができるらしい 道路ができると車の騒音で五月蠅くてしょうがない 静かなこの周辺も一変する 烏の旦那かかみさんが飛んで行った 残された一方はカアーカアーと鳴いている 戻って来てというように 電柱のてっぺんに登った そして十分後くらいに飛んで行った そんな光景を見ているうちにぼくは心休まった