身体を動かすにも考え事をするにも、ヒトが何かをする時、そこには必ず「意図」があり、「努力」があります。
これらは意識できるものばかりではなく、無意識に意図したり努力したりするのが大部分だと言われています。
意図の仕方や努力の仕方には人それぞれのクセがあります。
そのクセのせいで心身に良くない影響が及ぼされていることもあるのですが、無意識にやってしまうものなので、自分で治すどころか、そういうクセがあることに気付くことすらできないのが普通です。
ただ、本人が気づけないことも、他人からみれば見える事があります。
今起こっている、目に見える現象だけにとらわれずに、どんな意図があり、どういう努力をした結果生じた現象なのかを考えることが解決の糸口になるかもしれません。
解決されなかったとしても、その人への理解が深まり、援助者側に負の感情が起こりにくくなったりします。
本人には意識できない意図や努力に意識を向けることが、援助者の役割なんだと思います。
何事も表面的な事柄で判断せずに、そこにある「意図」を理解するべきです。その意図が当人にとって好ましくないものなら、何らかの行動を起こすべきなのです。