川崎市水道局の江ヶ崎制御室地下に設置されている、江ヶ崎発電所は、川崎市南部の37万人に供給する日量8万トンの水を通している直径1.5メートルの上水道送水管に発電機を取り付け、発電しているのである。
北東にある川崎市宮前区の潮見台浄水場からこの地まで18キロメートル落差36メートル、この位置エネルギーを利用して発電している。年間発生電力量は60万キロワット時、一般家庭の170軒分の電力量。年間削減できる二酸化炭素量は250トンで、ガソリン106キロリットル分である。大規模発電所の一万分の一以下、その意味でマイクロ発電所と呼ばれている。2004年4月運転開始、東京電力の社内ベンチャーから生まれたマイクロ発電所で徹底的にムダを省いて採算性を高めているのが、最大の特徴。
現在、東京首都圏中心に9ヵ所の発電所を運用している。
上水道だけではなく、農業用水などもエネルギー源として有望だ。
このような、クリーエネルギー開発は国策としても望まれている。