皆さん、こんにちは。いかがお過ごしですか?
 
今回は、超古代の科学書といえる「カタカムナ文献」について語ってみたいと思います。
まず「カタカムナ文献」とは一万年以上前、古代日本に今よりも遥かに進んだ文明がありその時代のテクノロジーを詩のように綴った物です。
それを最初に世間に公表したのは楢崎皐月(ならざきこうげつ)という人物です。
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彼はかなりの努力家で独学で物理、化学を勉強し20代前半には特殊絶縁油という物を発明して事業化に成功しています。その後、人造石油なるものを発明しその技術は旧日本軍に採用されています。そして戦時中には満州で陸軍製鉄所長兼技術研究所長として極秘の技術開発を行いました。
しかし日本は戦争に敗北し解体を余儀なくされ彼はその後、民間の製薬会社に勤務することになります。ある日彼は製薬会社の社長から新しい農業技術の開発に駆り出され、関西にある六甲山へと赴く事になります。そこで楢崎氏率いる研究チームによって様々な実験を行いました。そして数日経ったある晩、彼が眠っていた穴居に猟銃を持った五十代位の男が姿を現したのです。
男は「お前さん達が、池に電線を張るから山の動物たちが水を飲めなくて困っている。早くはずしてくれ。あそこは動物の水飲み場なんだ。」と怒っていました。楢崎氏は翌日、男に言われたように電線をすべて取り除きました。その晩また男が現れ「お前さん達は感心だ。これは、はずしてくれたお礼だ。」といって腰にぶら下っていたウサギを一匹プレゼントしました。そして彼は自分の名を語り始めます。「おれは平十字といい、親父はカタカムナ神社の宮司だった。これは父祖代々伝わる御神体で俺たちがみたら眼が潰れるといわれるものだ。」といって巻物を見せました。その中身は円と十を基本とした図形のような文体でそれを楢崎氏は男に毎日穴居に来てもらい、巻物の内容をすべて大学ノートに記しました。それが「カタカムナ文献」といわれるものです。彼は長い歳月を懸けてすべての解読に成功しました。その内容は五十首の詩で記されており普通に読んだだけでは意味が分かりません。文字一つ一つに言霊が宿りそれ自体が意味を内包しているのです。今回はその中の最初の詩を紹介します。
 
 
「カタカムナ・ヒヒキ・マノスヘシ・アシアトウアン・ウツシマツル・カタカムナ・ウタヒ」 
 
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この詩の意味は「現象世界の背後には目には見えないが、カムという無限のエネルギーの広がる潜象世界があり、その世界にはカムナという主が存在する。一方、現象世界にはカムナから作られた目には見えないアマナと言う主が存在する。
宇宙の万物万象は、潜象世界の根源であるカムナと、現象世界の根源であるアマナの共振重合反応によって発生している。宇宙はすべて「アマ始元量」より構成されているが、宇宙における万物万象は、すべて「アマ始元量」が変化変遷したものである。この詩はアシアトウアンと言う人物によって渦の図象として写し奉るものである」
と訳されており、現代の唯物思想に基づいた学校教育で育った私たちには理解しがたいものです。しかしこれが現実であると言うことを今の私たちに示してくれているのです。今回はこれで終わります。
次回は「カタカムナ文献」を応用した技術を紹介して行きたいとおもいます。ではさようなら。パー