今回は題名の通りIMAX関連の記事です、今回はかなりマニアックな内容です。
この記事を読まれている方々はご存知でしょうが、IMAXにはフィルム、デジタルプロジェクターの上映方式があり、今回は後者のIMAX DIGITALの中でもさらに設計段階からIMAX設計されている
劇場(成田・湘南)と既存の映画館を改装して作られたIMAX MPX劇場(土浦)との比較になります。
さて、今年のゴールデンウィークに成田HUMAXシネマズの方にいってきました。ここは上記に記載した通り単独連での設計段階からIMAXシアターとしてつくられた、日本でも数少ないIMAXです。(今回はデジタルの話なので札幌は省略します)

駐車場の上に建っているのがIMAXシアターです。ここら辺は色々なブロガーさんが書いていますのでそちらをご覧ください。今回は少し違う観点でIMAXを見ていきます。
まず、両者のスクリーン(それぞれ最後列から)
・IMAX Original 成田

・IMAX MPX 土浦 (画質悪いです。)

成田がスクリーンの端から端まで30歩、土浦が端から端まで23歩。1歩0.8m換算で成田が24m、土浦が18mとなりインターネット上で噂されている大きさとだいたい合致します。
土浦のキャパは、日本で最も少なかった(?)はずなので、かなり巨大な感じはありますが成田ほどインパクトはありませんでした。(というのも私自身IMAX初体験は成田だったので)
座席からの視界
座席ですが、成田はプレミアムスカイシートの1列後ろで、土浦は中央付近K列です。
・成田

・土浦

写真だけだと、あまり差はないように見えますが成田が完全に視界を覆うのに対し土浦は端の方が見えてしまいます。ここら辺はさすがに一から設計している事はありますね。そういえば、座席の配置は成田はやや急でした。土浦はMPXなので、一般の劇場と同じです。
参考までに成田の座席です。

3D眼鏡に関しては、当たり前ですが両方とも同じでした。
映像
映像はどちらも奇麗で、3D効果も同じ感じでしたが、光量は土浦の方があるように感じました。しかし、今回見たのがアメイジングスパイダーマン2だったのですが、浮遊感や没入感は成田の方があるように感じました。基本的に同じプロジェクター2台で投射しているので、そこまで映像に差が出るような事はありませんでした。巷ではこのプロジェクターは非IMAX館同様2Kと書いてあったのですが、普通の非IMAX館よりも投射面積が大きく、かつ奇麗なのでそこは少し疑問に思います。
もし、IMAX DMRの恩恵であるならば、すごい技術力ですよね。
音響(ここからは長いです)
結論から言って、これは差が結構ありました。これはそれぞれの劇場が持つキャラクターなのでMPXの有無ではありません。特に今回使用しているスピーカーそのものが違うので。
それぞれのスピーカーはこんな感じ。(ただ、これは劇場のキャパシティーに依存するものです)
・成田(これは成田と札幌にしかありません)

・土浦

当然ながら成田の方が大きいのですが、土浦の方が天井が低い事もあり巨大感はありました。がんばれば触れる距離です。因に上記に書きましたがこれはMPX、非MPXではなく単に劇場のキャパシティーが関連してきます。その証拠に土浦で導入されているスピーカーは湘南の物と同型です。
成田のスピーカーは遠いから分かりづらいものの、その大きさが分かる写真がありました。

成田のスピーカーは4Way、土浦は3way構成です。
肝心の音響ですが、これは土浦の方が良い印象でした。成田は低域の結構なエネルギーが振動に変換されてしまっていて、音としてのパワーがあまり無いのに対し、土浦はAEON MALLで屋上が駐車場にもなっているだけあって、振動にほとんど変換されず、凄まじい音圧です。
IMAXのサブウーファーの形態はフィルム時代同様、同じ機種を規模や構造によって設置台数を変化させています。そして、必ずセンタースピーカー直下に偶数台配置してあります。
おそらく成田は8台、土浦は4台かと思います。画像としてはこんなのです。

型番はDSL-4Dで、おそらく38cm口径。いかにも重そうな振動板に分厚にエッジ。小口径ウーファーの手法ですね。これら複数台を1つのAM-4というアンプで鳴らしている割にはだぶつかないのでアンプのダンピングファクター値がが非常に高いことが伺えます。
今回見たアメイジングスパイダーマン2は曲もかっこ良く、2回目にわざわざ土浦まで行ったのが音楽のためだけというのはここだけの話。本当に格好いいんです、特にエレクトロ戦の曲。下記に貼付けておくので、是非聞いてみてください。
話がそれてしまいましたが、総合的にはやはり成田の方が上でした。やはりMPX館には限界がありますね。といっても一般の映画館と比較したらもう元には戻れません。よく色々なブログでこう言われていますが、本当にその通りです。
今回はここまで、しばらく更新予定はありません。




