これは欧米人より韓国人と日本人によく聞かれる質問です。 私の経験からみても彼らの基準からだと中国人は嘘をよく、平気に吐く傾向があります。
先ず、先月上海に行った時、友達の車であった話。 彼の携帯に電話が入り、運転中だったのでスピーカーモード。
友達:もしもし
相手:今日は!私は中関村(*北京にあるITハーブ。中国のシリコンバレーとも呼ばれる)にある金融会社の者ですが、実は素晴らしい投資商品がございまして、、、
友達:いや、今運転中だし、興味もないから、じゃね~
と電話を切りました。
その後彼は“掛かってきた番号は明らかに湖南省のどっかなのに中関村か、、、ハハハ!と笑いました。
彼が日本人だったらどういう反応をしたんだろう? 少なくともハハハ!はないだろうと思いました。
日本では小さいごろから「他人に迷惑をかけるな」と学びます。 その延長線で「嘘を吐くな」と家庭で教えます。 それは韓国もあまり変わらないし、「お父さん!私がやっちゃいました!」と自白した少年ワシントンの話を実話と信じてるアメリカ人も同じです。
それに比べると中国家庭でより強調される教育は「他人に騙されるな」です。
どうちがうんでしょうか?
1.お金持ちに対する評価: 日本や韓国ではいくら成功した人でもその過程が汚かったという噂が立つと彼を見る社会の目は変わります。 中国では法律違反じゃない限り、個人的な被害がない限り、大目に見てくれます。 商売でよくある過剰宣伝、嘘、裏切り等彼が成功したところで全部彼の“能力”の一部とみられます。
2.詐欺に対する態度: 日本や韓国では商売で詐欺に会って損した話をよく耳にしますが中国でそんな話は自分の顔に泥を塗る行為です。 もちろん、同情も少ない。 人に騙される人間は欲に目がくらんで判断力を失う“未熟者”と思われるからです。 極端的にいうと騙す人間より騙される人間に対する評価の方が低いです。
だから私の友人は笑ったわけです:‘ハハハ!そんなレベルの低い詐欺で、、、甘いね’という感覚。
つまり、日本と韓国は人間が持つべきの道徳が重視される一方、中国は人間世界で持つべきの知恵が重視されるわけ。
これは極めて現実的な中国人の価値観です。 世界中どこに住んでも嘘を吐く人間を避けられない。 嘘を吐く人だってほとんどが自分が嘘を吐いてるとは思わない。。。としたら嘘を吐かない美徳より、嘘を聞き分ける知恵が重要だという。
ここでどっちが正しいか?という質問はあまり意味がありません。
ただ私の経験上、外でよく浮気をする旦那より嫁を不安にさせる存在がいたらそれは“外でよく騙される旦那”じゃないでしょうか。(浮気していいとは言ってません!)
個人の道徳心がいくら重視されても、それら個人で構成された組織の道徳心まで拡張されないと意味がない。 組織が不正を隠すと“極秘事項”、嘘を吐くと“方針”と呼ぶ。
最後に私が尊敬してる中国人の先輩から頂いた一言:
悪い人であることよりいい人であることのほうがよっぽど難しい。
なぜなら悪い人より賢くならなければならないから。
