2週間ぶりに

ばあちゃんの面会へ行ってきた。


今日はだいぶ機嫌が良い

なんだか一人で喋っては笑ってる。


しかしお金に固執した話ばかりをしていた。

お金を稼ぐ話


「あの爺さん口を開けて寝てらぁ。

 ああしてるだけでが稼げるんだ」

「(看護士に話かけてるお婆さんを見て)

 ああやって声をかけてをもらってるんだ」

「おめぇはすぐに帰ったから、あんまり貰わなかったろ?

 もっといたらもっと稼げたのに

「学生がいっぱい来るんだ。

 学生はいっぱい稼いで行くよ」


お金の話をし続けるので

機嫌が悪くなり始めないか

ドキドキだった。


結局私達が帰る時まで

お金の話をしていたが

終始機嫌は良かった。


ほんとに妄想が激しい。


これをただの「老い」だと言う人の

気がしれない。


身近にいないからそんなことが言えるんだ。


体験してみろよ、この野郎。

今日は四十九日の法要をした。


本当は父の法要の予定だった。

でも、母も亡くなったので

少し早いが合同で行うことに。


法要には母の親戚が集まってくれた。

葬儀の時の半分くらいの人数かな。


父の親戚は来なかった。

まぁ、当然と言えば当然か。

葬儀に参列してくれただけでも

有難いんだから。

多くは望まない。


お経をあげてもらい、納骨をし

無事に終了。


住職に相談したら

ペットのお骨も預かってくれるというので

家に置いてあった

犬と猫のお骨も預けた。


ペットと一緒のとこにいられるってさ。

お母さん、良かったねぇ。

数日前の話だが

ばあちゃんの面会に行ってきた。


どんな感じかな?と思ったが

機嫌は悪くない


病院を自分の家だと思っているのか

「夕飯はどうする?」

「寿司でも買ってこようか」

「そこで売ってるんだ」

などと言っていた。


しかしずっと同じことを言ってるのに

私達が話を聞いてるだけで

動こうとしないから

少しイライラし始めた。


「何してるの、早く連れてってよ」

「動けないからこれ(車椅子の固定ベルト)外して」

「あれ? ここに1万円あったのにどこへやった?」

「おめぇ盗っただろ


なんか興奮し始めたなぁと思ったら

オムツ交換の時間になったので

帰ってきた。


興奮したままだったので

スムーズにオムツ交換

できたのだろうか?


ちなみにオムツ交換の時間帯は

病棟の中に異臭が漂う。


まぁ、その時間じゃなくても

独特な臭いがするのだが・・・。

火葬場へ移動した。

焼き場へ入れる時

なんとも言えない気持ちになる。

これで本当に最後だ。

熱いけどごめんね。


荼毘にふしてる間

親戚の皆さんに

昔の写真を見てもらった。


なかなか盛り上がっていた。

戦前・戦後の白黒写真ばかりだが

皆さんのご両親

お祖父さん・お祖母さんも

写っていて

昔話に花が咲いたようだ。


その間に、火葬が終了。


お骨の確認に行った。


とても立派なお骨だった。


骨にもかなり転移をしていたので

ボロボロなんじゃないかと思っていたが

そんなことはなかった。

何度もお骨をみている

そこの職員や住職のお墨付き。


マミー良かったね。

骨が立派だって、褒められたよ。


その後会食をし

なんとか一日が終了。


終盤ちょっと調子が悪くなったが

なんとか持ちこたえた。


やはり妊婦に喪主は負担だ。

今日は葬儀の日。


お通夜はしなかった。

そんなに呼ぶ人いないし

斎場に連れて行くよりも

家にいてほしかった。


家から斎場へ運ばれる時

布に包まれた。

病院から家への移動の際もそうだったが

そうされると

「モノ」になってしまった感じで

嫌だった。


斎場に着き

納棺をし

式はしめやかに行われた。


意外にも

涙はほとんど出なかった。


病院でも家でも

ずっと見てたから、かな。


帰宅してから丸2日。

マミーの表情は少し変わっていた。

生前の形状を保つのは

何もしないと難しいのだろう。


そういうのを見ると

ますます

早く眠らせてあげたいと思う。

本人は

こんな顔見ないで!と

思ってるかもしれない。

いや

きっとうちのマミーなら

そう思ってただろう。


花と折鶴でいっぱいにし

ふたを閉じた。