=2074=「語るに落ちる」読売 | 老コンサルの残日録

=2074=「語るに落ちる」読売

2013年10月02日、01時30分発信・読売新聞

「…コメなどの生活必需品や、民主主義と活字文化を支える新聞の消費税率を抑える「軽減税率」の方が、低所得層など広範な消費者に持続的な恩恵が及ぶはずだ。…」。


「語るに落ちる」という言葉があるがまさにソレ。消費増税を煽り続けた読売がなんと醜い!「民主主義と…」と言う読売が消費増税で果たした役割は?


「(ドウいう訳か最近は小泉元総理も言っている)原発反対」「消費増税は何時かやらねばならぬ時が来るかもしれないが、その前にやらねばならぬ事(政治行政改革)がある」と言い続けた小沢一郎氏を、消費増税原発賛成陣営と気脈を通じメディアを挙げて真実に反するネガティブキャンペーンを展開し政界中央から排除、その中核を担ったのが読売。


同様に、初めから結果ありきの消費増税・原発推進に好都合な調査結果をでっち上げ、世論を間違った方向に誘導した読売に「民主主義」を言う資格はない。


だいいち、消費税が8%に上った時の読売の月額購読料は<SET版が112円、総合版が86円>の値上がりでしかない。たったこれだけの値上りで契約が減るという心配があるなら新聞事業なんか止めた方がいい。産業界に対し何時もエラソーに説教する読売が…。己が忘れ放棄した社会的使命を再認識し社会的存在価値を増せばイイだけの話ではないか。


国民や小さいお店が…消費増税でどんなに苦労するかは関係なしに消費増税を煽りながら「自分だけは<軽減税率>を」はあるまい。政府は「食料品を含め軽減税率はナシ」の方向らしいが、サア新聞業界はドウする?政府は消費増税の論功行賞で新聞に何を与える?与えない?監視すべし。