老コンサルの残日録
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2018-11-18 12:18:17

=3489=身延山久遠寺

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<4日間電車旅>の3日目は柏崎-直江津-糸魚川-松本-甲府という長距離移動。北陸新幹線が開通したら、新幹線が開通した所はどこでもそうであるように普通電車での移動が不便になった。直江津-糸魚川は<日本海ヒスイライン>という第三セクターになり、直江津での乗換え時間は5分で<ヒスイライン>の遠いホームまで階段を走り登り走り降り走って走ってやっと…、糸魚川での大糸線への乗換時間は3分でまたまたダッシュ…、酷すぎる。

 

大糸線は大いに関心があったのに縁が薄かった。北方沿線は50年も前に白馬連峰を縦走したとき、沿線中ごろの信濃大町あたりは20年ほど前に<黒四-立山>を歩いたとき、南方沿線は5年ほど前に<安曇野ちひろ美術館>を尋ねた時と35年ほど前に家族で上高地へ来たついでに穂高町に寄ったとき、魅力を感じていた割に4回しか縁が無かった。

 

車窓からの紅葉

同上

同上

同上

標高が上るに従い紅黄が増す

清流は翡翠で有名な姫川の上流

南小谷駅は栂池高原の玄関口

 

南小谷駅が終点かつ始発で乗換え時間に一息入れ、乗り飽き・乗り疲れ・一服したい・温かい食事…が目的で信濃大町で途中下車、山本周五郎の<虚空遍歴>に読みふけり予定していた穂高で降り損ない、松本で乗換て甲府へ。

 

ホテルの裏の2年ほどまえ<ミレー>を見に山梨県立美術館を尋ねた時に寄ったオミセで甲州名物のホートーを頼んだら相変わらず注文してから出て来るまで30分、山本周五郎を読みながら心しずかに…。なに、時間は幾らでもある。

 

4日目は甲府を9時過ぎの身延線に乗り日蓮上人開山の日蓮宗総本山<身延山久遠寺>を参るべく身延で下車。結婚して間もない頃だから44年ほど前だろう、家内と新宿-甲府を経由して来たことがある。今でも家内と「あそこの蕎麦はマズかったね」と話す「あそこ」とは久遠寺山門下のバス停のそばの蕎麦屋のこと、「国内にあんなにマズい蕎麦を出す店は他にない」は家内と同意見。

 

「運転手さん、久遠寺はたぶん44年振り、少しは変わったかねえ?」「44年振りですか!上人さまも喜んで下さいますよ。前は五重塔は無かったでしょう」「そう、五重塔ができたんだ!ところで、山門の手前のバス停のところの蕎麦屋さん、まだありますか?」「ありますよ、どうしてです?」「…」。

 

富士川を渡った所の総門を通って山門(三門:空・無相・無願の三解脱)へ。

<登り切れば涅槃(ねはん)に達する>という参道の287段の石段は<菩提梯(ぼだいてい)>は蹴上が踏面と殆ど同じの極めて急な石段、前に来たとき降る途中で家内が「膝が笑うって聞いた事があったけど、こういうのを言うんですね、初めて経験」と言ったのを思い出す。

 

広大な久遠寺境内

案内図の左の方に日蓮がこの地に至り久遠寺を建立するまで住んだと言う住居跡があるらしい

身延山久遠寺の山門(三門)   <身延山>の扁額がある

山門を入ると懐かしい

菩提梯が見える

287段が目前に

久遠寺縁起

安房小湊に生まれ比叡山で修業を積んだ日蓮は山を降り法華経を布教、布教活動の激しさに古来の宗教と衝突を繰り返し遂には佐渡に遠流、文永11年5月17日この地(甲斐国波木井郷)に至り土地の豪族・波木井氏が帰依し…。

 

女坂?

男坂?

それとも287段を直登?

登り切ると久遠寺本堂には

平成33年2月日蓮大聖人御降誕800年

平成35年6月身延山開山開基750年

の案内

斜めから本堂

および奥の方

棲神閣祖師堂

左の仏殿と大客殿

鐘楼と五重塔

本堂と祖師堂を反対側から

広大な境内案内

御真骨堂拝殿

仏殿

と大客殿…

ロープウェイで登れる奥の院はパスした。

 

今年は狙った訳ではないが、真言宗総本山・高野山金剛峰寺、天台宗総本山・比叡山延暦寺、禅曹洞宗総本山永平寺、ここ日蓮宗総本山・身延山久遠寺の4総本山を歩いた。

身延-富士-熱海-品川は全て鈍行で帰京、やや疲れたがいい旅だった。気が付けばシニアに限らず若者の独り電車旅が多いようだ。

 

昨日は都内クライアントの社長と幹部社員で<第3回山城ツアー>のガイド、群馬の箕輪城と共に日本百名城の埼玉の鉢形城を案内したら風邪の気が抜けたらしい。やはり歩くに限る。

 

 

 

 

 

 

2018-11-15 11:33:41

=3488=改めて問うべきは「政治は誰のもの?」

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この夏ごろは殆ど煙も立っていなかったのに、何故かここへ来て急に外国人労働者のハナシが出てきた、と思ったらなんと!今国会中に何が何でも決着をつけるんだそうな。大まかな制度設計すら未だらしいのに。これには何かあるに違いない。

 

つい先ごろのハナシ。加計学園が今治に獣医学部を開校するという話が急に出てきた。特区や許認可の疑問、130億円もの税金が投じられるのを初め事業の経過に<?>が山盛り、国会ではその解明にヤッサモッサ、そうしている中でも計画はそのまま実行され開校を危惧する風もなく募集も進められた。

 

「間に合うまい」と思われていたプロジェクトは何と何と!目に見えない<神風>が吹いたようで計画通り開校。<?>を簡単にスルーしたのは<最高権力なる神風>ではないか?野党も国民も納得しなかったが権力側は「丁寧な説明をした。はや終わったこと」と、にべもない。野党と国民の<過ぎたこと><忘れっぽさ>、はや口にされる事も無くなった。「知らん存ぜぬ」を通して<時が解決する>という権力側の作戦勝ち。お友達のため?それともお財布のため?<何があろうとも計画を貫徹するのが権力>というのがまざまざ。

 

今度の外国人労働者のハナシも急に出てきて、何が何でも今国会で成立させる構えらしい。野党が余りにもだらしないので苦労なく通るだろうと安心したのか安倍首相の口が滑った。言わずもがなの「場合により派遣会社を利用して」にやっぱりソウなんだと納得。加計事件と同じ<お友達とお財布のため>と、つい言ってしまった。もしかして彼等に煽られて急ぐ?

 

安倍政権が全力投球した<働き方改革>は誰のため?彼の取り巻きの<人材派遣会社のため>とは誰もが知っている。外国人労働者の受け入れ計画は初年度が47,000人、5年間でなんと34万人。多くの企業が人手不足対策に非正規社員を正社員に雇い変えしたので彼が親しい派遣会社の持ち駒(タマ=派遣用の登録社員)が減ったのをリカバリーし更に儲けさせるには?簡単だ!外国人労働者を受入れ人材派遣会社扱いにすれいい、という考えだろう。人材派遣会社には頗る美味しい話。

 

ところで、それ以前の<実質的な外国人労働者問題>、つまり<技能実習生制度の実体>の解明と対策は?この方が優先課題では?現地の送り出し・国内の受け入れ制度は<ざる・かご>レベル、技能実習どころか実体は<蛸部屋>的な労働条件、結果は期待を裏切られ失踪者多数、そして世界的な嫌日。これ等を総括することなしに「企業の人手不足」をいい事に取巻き企業への利益誘導する新制度を何が何でも今国会で?

 

新しい事が成功するかどうかの決め手は<事前の完璧な計画と準備>、今のまま強行すれば大問題が起きるに違いない。改めて問うべきは「政治は誰のもの?」

 

 

 

2018-11-14 14:20:39

=3487=越後・出雲崎

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この5日から8日の4日間の電車旅の途中で、前から何となく気になっていたものの縁が無かった新潟県の越後線・出雲崎駅でチャンス到来と途中下車。ここは新潟県のかなり長い沿岸部のほぼ真ん中に位置する町。

 

建物の前面道路に面して建つ形に<平入り(正面が棟)>と<妻入り(妻が正面)>が有るらしい。殆どが<平入り>で<妻入り>は余り多くないようだ。<妻入り>で有名なのは伊勢でその理由は「伊勢神宮に遠慮して」と聞いたような気がする。記憶では茅葺の古い町並みで有名な南会津の大内宿も<妻入り>だったような。

 

「出雲崎の北国街道<妻入り>街並は延長約4km」、これは行かねばならぬ。また出雲崎は江戸後期の曹洞宗の禅僧・良寛さんが生まれた所でも知られる。ところで、どんな高僧でも<さん>付けで呼ばれる事はあまりない。例えば弘法大師は後に<お大師さま>と呼ばれることも多いが若いころ<空海さん>と呼ばれたとは聞こえない。

 

禅宗の高僧で和歌・俳句・俗謡にも巧みで当代一流の書家でもあった良寛だが、<さま>付けでもヘンだし、そうかと言って「呼び捨て」するにはもったいなさすぎ…。誰もがそうかもしれないが、やはり彼の心の持ち方や生きかたを感じると<良寛さん>が似合うようだ。

 

関心あるなら<Wikipedia>の<良寛>をご覧くだされ。

 

出雲崎へ行く前に久し振りに越後一之宮・弥彦神社に参ろうと越後線吉田駅で弥彦線に乗換て弥彦へ。この辺りには良い山城が多いのだが今回はパス。

電車の中で「弥彦公園の紅葉が素晴らしい」というのを聞いたので、弥彦駅近くの弥彦公園で紅葉を愛でてからお参りを…。

 

弥彦公園

もみじ谷

同上

 

そうこうしている内に雨が強くなり、<弥彦神社を往復すると30分かかる、雨の中の30分は辛い>とパスして吉田に戻り出雲崎へ。

 

良寛堂

約4kmある<妻入り>街並のほぼ真ん中、雨は小粒になった

ここの名主橘屋の生まれ

日本海と佐渡を向いた

良寛さん

休憩所・妻入り会館

妻入り

同上

妻入りの理由は

西の海と東の山の間は100m位しかない。道の両側に多くの家を建てるには狭い妻側を北国街道に面して建てる必要があったんだろ。また<間口の長さで税金>という理由も?間口3間・奥行10間~が標準だった?理由は解らないがこんな小さな町(今の人口は4500人)にざっと30寺、街道筋の家と家の間を入った高台に。

この地方独特の外壁

新築でもこう、美しい

上の画像の反対側

冬の雪、日本海から吹き寄せる塩を含んだ強風…、こういう家が必要だったんだろ

芭蕉公園

荒海や佐渡によこたふ天河

こういう案内が町中に

中にはこんなのも

嘗ての出雲崎の栄華を伝える

出雲崎の歴史は極めて古い。<天智天皇7年(668):燃える土と水(今の原油)を天皇に献上す>から始まり、奈良時代~日蓮上人はじめ多くの流人はこの地から佐渡へ送られ、上杉謙信はここから佐渡へ攻め入った。江戸時代は天領として佐渡渡りの基地になり、北前船の寄港地でもあったので大いに繁栄した。三国街道は出雲崎の北陸道から岐れ群馬の高崎で中山道に合流するので、もしかしたら三国街道は<金の道>かと思ったが、佐渡の金を江戸へ運ぶ道は出雲崎-直江津(高田)-の北国街道-中山道だったようだ。

出雲崎観光案内

 

歩く人が殆どいない北国街道妻入り道を2時間ほど散歩して越後線の終着駅・柏崎へ。旧知の人と夕食、お互いの知人の消息など話に花が咲いた。明日は柏崎-直江津-糸魚川-松本-甲府という長~い電車旅、疲れそ~。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2018-11-13 13:28:49

=3486=韓国最高裁判決非難国会決議がうろうろ

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韓国最高裁での旧朝鮮半島出身労働者(元徴用工)勝訴の判決を受けて来日し12日の午前中に新日鉄住金本社を訪問するも面会を拒否された原告の弁護士らと同日午後に国会内で面会した共産党の志位委員長は「両国間の請求権の問題が解決されたことは個人の請求権の消滅を意味しない。これは日本政府の立場でもある」、はてな?

 

志位さん、日本政府の見解はホントに「日韓基本条約は個人の請求権の消滅を意味しない」でした?ウソでしょ。日本政府の立場は「日韓基本条約で全ての請求権は消滅ずみ」、ウソはドロボーの始まりです。自分の<ウソ>を承知で、無かった事を有った事にして<ゆすりたかり>、いわばドロボーの片棒を担いで日本の尊厳を損ない経済的損失を与えようと?

 

嘗て朝日新聞の慰安婦誤報捏造記事をチャンスと、当時の社会党の弁護士議員(現職)が「日本から大金をふんだくるチャンスです。力を貸しますから頑張りなさい」と自称慰安婦と支持団体を焚き付け慰安婦問題を今に至らしめた歴史を思い出す。この上さらに?志位さん?

 

韓国最高裁の判決に「それはおかしい」、毅然とした首相と外相…の発言に拘わらず国会は腰が引けている?常に中国や朝鮮半島に優しいあの朝日新聞さえ今回の韓国判決には<?>、他のメディアも全て当然<?>なのに、野党もおかしいが自民党にもヘンな動きがあるようだ。

 

自民党は国会で韓国に対する非難決議を目指したが野党の異論で叶わず立ち消え。ソウルで開く12月13・14日の日韓議員連盟合同総会は予定通り開催するという。日本側の代表・額賀氏は「日韓請求権協定違反だ」と言いつつ「両国の友好関係を重視」、韓国首相と議員連盟幹部に「韓国政府が事態の収拾を図る」よう要請したが、

 

駐日公使に「日本政府に柔軟な対応を促すよう」要請されると腰砕け。議員連盟幹部は「未来志向で行くにはどうしたらいいか」「日韓関係大きく冷え込まないように」、本音は問題回避。韓国との問題を常に回避し甘やかし続けたこの様な考えが韓国を増長させ今に至った反省は無いようだ。

 

自民党が進めた<韓国判決を非難>する決議は<全会一致>が基本のため共産党の志位委員長の「公正な解決を見出すべきだ」で見送り。ところで志位氏が言う「公正な解決」ってなに?日本より中国大陸と朝鮮半島が大事な共産党ゆえ意見が合う訳がない。そんなの放っておいて<自民党国会議員団判決非難決議>でも出したらいかが?

 

 

2018-11-12 19:54:02

=3485=米国と中国と日本

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米国の中間選挙で今回ほど世界の耳目を集めた事はあるまい。2年後の己の大統領選を睨みトランプは民主党勝利のため奇異に思えるほど活発な選挙活動を展開したが、結果は選挙前は両院とも過半数を占めていた共和党が上院の議席をやや増やしたものの下院は民主党に完敗、両院が<ねじれ>た。

 

こんな選挙結果をもたらした張本人・トランプは「負けた」とは言わず「いい結果だ」。どんな時でも自分のマイナスを認めない彼のこと、仮に両院とも民主党に逆転されても「負けた」とは言わず「いい結果だ。何故なら…」だろう。

 

何事も常に己にとって<損か得か・勝ちか負けか…>で考え行動する彼にとって<損と負け>は許されないし、そのためには<損得・勝負>に役立つかどうかだけで相手(国・人…)を<味方か敵か>峻別する。敵と思えばその場で攻撃し排除、味方と思っていたのに<?>の兆しが見えると…同じこと。「代りは幾らでもいる」と嘯く。

 

己の意に染まない国や人を攻撃し排除するので自ずから<味方は減り敵は増える>、彼自身が住む世界は自然と狭くなり彼を戴く米国の孤立化が進む。

 

内外に難問を抱え国内景気も曲り角、世界覇権の野望を粉砕すべく米国が仕掛けた貿易戦争では防戦一方、後進国に対する札束戦略も<全て自国のため>と当事国や先進国に見破られ一頓挫する中国は、数年前の国を挙げ狂ったような反日姿勢を一変。よく恥ずかしくなくこんなに変われるもんだ!

 

その中国が11月5日から10日まで<第1回・中国国際輸入博覧会>を上海で開催。入場者は40万人(うち業者数が15万人)、8年前の上海万博7300万人と比べて遥かに小規模だったが、いま米国が同盟国を含むあらゆる国に仕掛ける独善的な貿易戦争でグローバル化が頓挫しかけるなか<諸国に輸出の機会を提供する開かれた中国>というイメージを。

 

先進国は中国ビジネスの様々な障壁やカントリーリスクなどを危惧するが、習近平は開幕式の演説で「中国はこれから更に開放し15年間で40兆ドル(約4500兆円)の製品・サービスを輸入する」。

 

これまでの「輸入より輸出」の方針転換で「開かれた中国」を海外にアピールし仲間を増やすのが狙いの<政治的な意図が強いイベント>。年間輸入額300兆円の原資は不明だし中国が言う事をそのまま信用する訳にはいかないが。

 

嘗てグローバル化を推進して富を増やした米国が今や<米国第一>の掛け声のもと孤立化の道を、閉ざされて来た中国がモロ米国と反対の道を進もうとする。経済と安全保障は表裏一体、安倍日本は何処へ向かう?

 

 

2018-11-10 12:45:14

=3484=乗物ひとり旅

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この5日~8日の4日間に乗ったJRの営業距離が1,051㎞、北陸新幹線開通と同時に民営化された<日本海ヒスイライン>が47km、併せて1,098km。うち新幹線が東京-米沢の312km、特急が松本―甲府の101km、残り685㎞は普通電車、東京から岡山の手前まで鈍行で移動した事になる。

 

むかし何かのCMに「狭い日本、そんなに急いで何処へ行く」というのが有ったような。以前の<仕事漬け>の頃はモロ<時間けち>、瞬時を惜しみ何時も<急いで急いで…>、常に切羽詰まり緊張感に押しつぶされそうな状態だったが、半面では充実した生活で楽しい時代だった。その頃を思うと、今でも心の隅に寂しさを感じるが、その辺のところは割り切って「人生ってこんなもんよ。前にあんなに欲しかった<急がない旅>が手に入ったじゃないか」。

 

「鈍行電車にしろ路線バスにしろ何時間も1人で乗って、何が楽しいんですか」と言う人がいるが<楽しさ>は十人十色、夫々の心の中にあると思う。

 

新緑の頃、紅葉の頃、積雪の頃、時には梅雨の頃でも…日本の自然は時期を問わず美しい。何に<美>を感じるかも夫々だが、ゆっくり走る車窓から「おっ?」、その時だけの<一瞬の美>を感じる事も多いし、「あれは?帰宅して調べてみよう」も多いもの。途中に<余り>と言うより<殆ど>メジャーではない名勝旧跡でもあればしめたもので「寄ってみよう」。

 

乗り疲れた、乗り飽きた、外の空気を吸いたい、一服したい、昼どきだし暖かいものが食べたい、天気はいい…、あの湖の近くに何でもいいオミセは無いだろか?地方のローカル線の電車本数は極めて少ないので後の旅程に支障をきたさないように気を付け、駅の近くに飲食店がある方が珍しいのでその点も要注意、もしオミセが無かったら予め買っておいた非常食でもいい、美しい自然の中に我が身を置いて…、いいじゃないか。

 

今回は山本周五郎の傑作長編の1つと言われる<虚空遍歴>を持って出て車窓に飽きると…。

 

初めの乗換駅米沢には何度も来て周辺に多い山城を散歩した。米坂線沿線にはこれと言った山城はないが乗換駅坂町駅のすぐ北には今でも現役で通りそうな平林城、更に少し北上すれば村上城、新潟への途中の著名な新発田城、越後線沿線の小木の城や乗換駅柏崎の北条城、乗換駅直江津には上杉謙信の春日山城…、大糸線沿線や松本周辺、松本-甲府の山城群、甲府-富士の諸城、体力脚力にやや自信を無くした今は山城散歩はムリと諦めて乗物旅。

 

8日は43年ぶりに身延山久遠寺参り、あの時も長い石段の降りで膝が笑って危険を感じたが今回も再挑戦、途中で男坂に退避した。8日に帰宅した時はそうでもなかったが昨日の朝から太腿の筋肉痛が酷くて歩けない、膏薬を貼ったが今もよたよた、こんな調子で明日のゴルフは大丈夫?こんなに脚が弱っているとは!

2018-11-09 12:52:45

=3483=韓国政府の自縄自縛

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韓国最高裁の「元徴用工(最近は<元日本企業朝鮮人就業者>なる言葉に)に対して賠償せよ」なる判決で、韓国は今までの日本のように「恐れ入りました。判決に従います」を当て込んでいたんだろうが、「この問題は日韓基本条約で解決済み。個人賠償は韓国政府がやる事になっている。今さら何を日本に…?」なる日本の当然の言葉に大慌て?

 

最初は「当てが外れた。困った事が起きそうだ」的だったが、韓国の従来からの対日姿勢に辟易し今回の事で堪忍袋の緒が切れた日本の「韓国の出方によっては出る所に出よう」「国と国との約束を平気で破って恥じない理不尽国家・韓国の実体を世界中に拡散する」に猛反発。

 

「日本の過大な対応は両国関係に否定的影響をもたらす」
「日本の発言は過激すぎ、妥当でなく賢明でもない」

 

韓国の「両国が知恵を出し合って」に対して日本は「この問題に日本は関係なく韓国が独自で解決すべきだ」。すると「政府の既存の立場と異なる判決が出て…(困った?)」、「韓国政府が最善を尽くすべく専門家の知恵を集めて努力している」。

 

さあ?こんな状態の中で首脳会談は開かれる?ダメでしょう。だって今だに文大統領はこの問題に対して一言も無いんだから。

 

韓国の長年の反日嫌日教育の結果だが韓国政府はよく「日本の発言は韓国民の感情を刺激するもので怪しからん」と言うが、彼等は<日本の国民感情>には無関心?韓国のやり方に日本国民の嫌韓度が上昇中なのに。

 

今回の最高裁の判決を受けて支援団体が新たな集団訴訟に向けた説明会を開き、7日の「対日抗争期強制動員被害者連合会」には100人近くが。説明会は今後も各地で開かれ原告を募集、支援する日本の弁護士との連携を図るんだそうな。

 

韓国政府は嘗て賠償対象者約7万人超に賠償して来たが、こういう動きで賠償すべき対象者が急増したら賠償責任がある政府はどう対処するんだろ?「日本が賠償すべき」なる判決を出させるべく政府は判事を入れ替え、愛国心を高める筈だったんだろうが…、自縄自縛。

 

就職難の韓国で日本企業が採用説明会を開いたら1,000人もの若者が集まったそうな。いいんかな?小さい頃から学校で抗日反日嫌日を叩き込まれ、<日本を困らせるのが愛国心>という国の人を雇って?いい事ないと思うがね。

 

2018-11-04 13:58:41

=3482=明日から4日間の電車たび

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一昨日(2日)に上野の東京都美術館で開催中の<ムンク展>を見に行った時に、同じく上野の<上野の森美術館>で開催中の<フェルメール展>が<日時制限入場制>と知り、今日は12月11日の前売券2枚をNET手配した。引取りは<7-11店舗>で購入期限は11月7日。なんと!1日の入場回数は6回(グループ)、これなら待たずに入館でき中も余り混まないかも。前のフェルメール<真珠の首飾りの少女>の時は混雑が酷かったのでシステムを変えたんだろ。それにしても、フェルメールの生涯作品35点の内の8点とはいえ、入場料(鑑賞料・心の満たし料・命の洗濯料)が2,500円って…?

 

フェルメールの手配を終え、明日からの<4日間電車旅>の準備。前に<旅行携行品リスト>を作ったので、季節や地方や目的によって中味が変わるが簡単になった。

 

家内に「4日間でてくるよ」と言うと「何処へ?」、これが困る。なるほど、旅行というのは明かな目的地があるのが普通なんだろうが、特に最近は目的地を何処(と何処と何処…)と決めず電車や乗合バスの車窓から眺める景色を楽しむ方向なので、家内には「山形県と新潟県と長野県と山梨県を電車で回ってくる」。

 

<何処へ寄る>という予定が全く無いではないが、電車も長時間になると飽きるし疲れるし外の空気が吸いたくなるし…、乗換は別にして途中下車する予定地はそんな理由で何が何でも行きたいからではない。注意すべきは、今の地方のローカル線は2時間に1本レベルが多く、昔と違い駅前に喫茶や食堂が無いので時間潰しに難儀する、だから途中下車の選定ポイントは極めて重要だ。

 

5日は都内-(山形新幹線)-米沢-(米坂線・途中下車不能)-坂町(新潟県)-(羽越線・白新線)-新潟(泊り)、6日は新潟-(越後線・途中下車2回)-柏崎(泊り・知己と旧交を)、7日は柏崎-(信越線)-直江津-(日本海ヒスイ鉄道)-糸魚川-(大糸線・長野県に入り途中下車1回)-松本-(篠井線・中央線:特急あずさ)-甲府(山梨県・泊り)、8日は甲府-(身延線・途中下車1回)-富士(静岡県)-(東海道線)-都内。延長何キロ?敢えて選んだ途中下車は越後線の良寛の里・出雲崎(初訪)と弥彦神社、大糸線の穂高町、身延線の身延山久遠寺。

 

米坂線と越後線の全線と大糸線に糸魚川から入るのは初めて、車窓からの景色はどんな?楽しみ。新潟-糸魚川は海景色、糸魚川-甲府は山景色、天気次第だがドウも後の2日は?天気だけはトランプも勝手に出来ないだろう。本を多めに持って行った方がいいかもしれない。

 

伊勢路を走る全日本大学駅伝は青学の圧勝、我が母校は15位と惨敗で箱根は大丈夫?大学駅伝は東高西低で西日本の1位の立命館は全体の16位だったかな?ところで駅伝は何でオリンピック種目にならないんだろ?明日から4日間のBLOGは休み。

 

2018-11-03 16:43:27

=3481=醍醐寺の寺宝と横山崋山とムンク

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ころは今、芸術の秋、先月は12日の六本木の国立新美術館の<ボナール展>のあと、月末までにサントリー美術館の<醍醐寺>、出光美術館の<(洒脱な禅画の)仙厓礼讃>、東京ステーションギャラリーの<横山崋山>、それに東京都美術館の<ムンク>と欲張った計画をたてていたが、仕事はもちろん山城散歩にゴルフや同窓会、体調もいまいちで28日までの<仙厓礼讃>は行けずじまい。なかなか無い催しなので残念。

 

改めて29日にサントリー美術館、30日に東京ステーションギャラリー、11月に入り昨日2日に東京都美術館。

 

今月は3泊4日で山形・新潟・長野・山梨の電車旅、ゴルフは1泊1プレーが2回に仕事ついでを合せて3回、美術展は今のところ東山魁夷、フェルメール、快慶と定慶、ルオー、今のところ山城ガイドが1回、おやおや!これだけで14日、月末ころ疲労でダウンしないよう気をつけよう。

 

29日は六本木・東京ミッドタウン・ガレリアのサントリー美術館<京都・醍醐寺・真言密教の世界>へ。弘法大師の弟子・理源大師聖宝が貞観16年(874)に開いた醍醐寺はいらい真言宗醍醐派の総本山。中心の三宝院は歴史によく出て来る寺で当時の権力と上手に結んで繁栄してきた。さすが醍醐寺の寺宝展、国宝・重文のオンパレードだが、古文書が多くパンフを見て期待していた仏像は余り無かった。

 

パンフ・如意輪観音坐像

 

仏像では国宝・薬師如来坐像および両脇侍像と重文・如意輪観音坐像、古文書の中で珍しかったのは弘法大師が亡くなる直前に書いた遺言書と足利尊氏直筆の安堵状、それ以外では秀吉ものによく出てくる<金天目と金天目台>と長谷川等伯の<三宝院障壁画>…。

 

30日の東京ステーションギャラリーの<見ればわかる横山崋山>、詳しくは知らなかったが、崋山は江戸時代後期に京都で活躍した絵師だという。曾我蕭白に師事し幾つかの流派に学びながら、どの派にも属さず画壇の流れにも左右されない自由な画風で人気をはくしたそうな。日本画の主題、山水・花鳥もいいが特に風俗の祭り・火事・花見…の人々の姿と表情を生き生きと。

 

パンフ

東京駅ギャラリーの煉瓦が

むき出しの内壁は重文

 

彼の代表作らしい<祇園祭礼図巻>は上下巻で延長30mの大作、多くの山鉾に群がる数千人の画き込みには唸る。師の曾我蕭白の<蝦蟇仙人図>と崋山が描いたコピーが並べて展示されている。それまで知らなかった曾我蕭白だが、気が付けば2019年2月9日から東京都美術館で開かれる<奇想の系譜展>の予告パンフに伊藤若冲と並んで載っている。もしかして私だけが知らなかった絵師なのかもしれない。

 

昨日11月2日は東京都美術館の<ムンク大回顧展:「叫び」、来日>へ。ムンクはノルウエー出身で19世紀末から20世紀前半に活躍、「叫び」が特に有名で4作あるうちの1910年頃の作品が来日。彼は作品制作に当って日記のようにその時々の気持を書き残していたらしい。

 

国立西洋美術館で

開催中の特別展ルーベンスは12月12日の予定

常設展のフェルメール

上野の森美術館で開催中の

フェルメールの公園内広告。見ると<日時指定入場制>、前の<真珠の首飾りの少女>の時は大混雑だったので?フェルメールの生涯作品は35点といわれその内の8点が来るというが入場料が2,5400円とは?

帰宅して調べたら全て前売りで1日に4回か5回入場の時間指定らしい。

 

余り知られていないが

上野動物園の隣のうえの東照宮は一見の価値あり

パンフ

入口

両手を頬に当てて写真を撮るカップルが多い

 

「夕暮れに道を歩いていた、一方には町とフィヨルドが横たわっている。私は疲れていて気分が悪かった、立ちすくみフィヨルドを眺める、太陽が沈んでいく、雲が赤くなった血のように。私は自然をつらぬく叫びのようなものを感じた、叫びを聞いたと思った。私はこの絵を描いた。雲を本当の血のように描いた、色彩が叫んでいた。この絵が「生命のフリーズ」の≪叫び≫となった」。

 

画題の多くが愛や嫉妬や不安や孤独や絶望や病いや死…、それにカメラで自撮りした写真を基に描いた自画像とノルウエーの自然を描いた風景画。最晩年の作品<自画像・時計とベッドの間>まで、全て彼の作品101点、初めは馴染めなかったムンクの色遣いに次第に慣れてきて…、良かった。

 

2018-11-02 09:59:31

=3480=報道業界の時代錯誤

テーマ:ブログ

昨日朝のテレ朝の<羽鳥慎一モーニングショー>は殆どの時間がレギュラーの玉川徹氏と元維新の橋下徹氏の<2徹・安田純平氏帰還論争>で費やされた。そもそも玉川氏が安田氏が帰国した時に、まるで英雄の帰還のような取上げ方をしたのが発端、それに対しNETには<自己責任論>が噴出し多くのブーイングが起きたが、当時から橋下氏も<?>の立場だった。

 

嘗て大学進学率が低く情報の流れが限定的だった頃の記者(今はジャーリストと言う?)はエリートで、低学歴かつ情報貧乏の愚民に世の中の出来事を伝え指導し世論をリードする崇高な職業だったのかも。その自意識が今の様な高学歴社会かつ国内はおろか世界中の情報が簡単に手に入る時代になっても続いているようで、数10年前と変わらない彼等の上から目線に鼻持ちならないものを感じ辟易するのは私だけ?

 

嘗ては記者で後にテレビコメンテーターに転じた木村太郎氏の「安田氏はどんな事があろうと謝ってはいけない」にSNSは「いい加減しろ」「お前はそんなに偉いんか」…非難の嵐、多くの人が彼に<ジャーナリストは普通の人間とは違う>という匂いを感じるから。報道業界は「職業に貴賤は無い」ことを肝に銘じるがいい。

 

どんなキッカケか知らないがジャーナリストという仕事(聖職でも決して崇高でもない単なる仕事)に就いた人が商売の場を紛争地とし、<仕事が上手く行けば丸儲け、しくじっても国が国の責任と費用で助けてくれる>なら「誰だって自己責任で仕事をしてるのに、そんな都合がいい商売って他にある?おかしいよ」、これが庶民感覚だと思う。

 

だから、テレビ番組でこの件で口を開いたビートたけしの「身代金の事は解らないけれど…、要するに彼は仕事をしくじったんでしょ。登山で遭難しても費用は自分で払うんだよね」が共感された。危険な戦場に身を挺して立ち向かう戦場ジャーナルストは崇高だ?とんでもない彼等は自分が選んだ仕事やってるだけ、シンプル考えるべきだ。

 

「彼等がいなかったら戦場の情報が入らない」という人が多いが、実際に安田氏が現地で取材撮影して国内で流した情報は如何ほど?社員を危険にさらしたくないので、彼の情報を買って商売するメディアがあるなら、そういう彼等が何とかすべきだろう。

 

誰だったか?ジャーナリスト仲間らしい人が「安田氏は侍だ」と言った途端にSNS上ではブーイングの嵐が吹き荒れ、「彼が侍?」、「侍と言うのは2015年にISILに殺害された後藤健二さんみたいな人を言うんでしょ。あの時の彼の母親はまさしく侍の母だったし」に納得した。

 

本来なら報道業界は時代に最先端にいなければならない業界だが実体は、何かの時には仲間を褒めあい、不都合な事が起きると互いに隠し庇い合い、互いに攻撃し合わない、昔のままの村社会。新聞の発行部数の激減、テレビの視聴率の低下、彼等は己の存在価値が問われているのが解っているんだろか?

 

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