6号機春整備2024 その① | Fiat Panda 30 Life

6号機春整備2024 その①

北海道も春たけなわ、20℃近い気温の続く小春日和に心もウキウキするこの頃、

パンダリーノ2024にもエントリーし、出走の準備を始める。

パンダリーノは昨年他界したKさんを旅行に連れ出すのが主な目的だったのだけれど

今年はそんなKさんも居ない。それでもPanda30仲間のメガネさんと並走の約束を

してみたり、茨城に住む私の車弄りの師匠に会いに行く約束をしたりして、徐々に

自分の中でも盛り上がりを見せている。

 

気温も上がり当日は19℃にもなった。 既に銀杏の葉も出始めすっかり春を

通り越して初夏と言ってもいい。

 

北海道の春は一斉に花と言う花が咲く、

Kさんの植えたいろいろな花が今年も例年に増して勢いよく咲いている。

 

牡丹の花がとても綺麗だ、 直ぐ脇には芍薬もあるが花が咲くにはもう少しかかりそう

 

桜の花も咲いている、こちらは佐藤錦、サクランボの実がなる花だ。

 

さて、長い長い冬眠から目覚めた6号機、 早速冬の間にガレージで被った埃を

洗い流す、

 

春整備の第一項目はオイル交換、 

冬眠を決めてからは、秋に柔らかめのオイルに交換をする事が無くなったので

入っているのは昨春に入れた20w-50のオイルだ。

 

総走行でも昨年は5000kmに満たないので粘度は十分だったが如何せん汚れが激しい。

Panda30にはオイルフルターが無いのもこの汚れ具合の一因でもある。

対策としてはやはりオイル交換サイクルを短くすることだろうか。

 

オイルの規定量は2,48L  とりあえず2L入れてみる。

 

使用オイルはいつものValvoline 20w-50、

以前はこちらの一本が600円台で入手出来たが今は安いところでも1200円強する。

円安とインフレと旧車ブームといろいろな要素が値上げの原因だろうか。

 

2L入れたところでゲージを確認すると既に7割の所まで入っているのでこれで良しと

した。 入れすぎると30やCinquecentoはオイルパンの接合面からあふれて来る。

 

ゲージを確認中に差し込み口のゴムの劣化を確認したので手持ちの新品に交換した。

30や126のエンジン用のゴムは3本リブが入っている、45や1100の物とは

少しだけ違う

次は足回りの点検、 いつもならナックルを分解し、ベアリングの確認や注油をする

所だが、”冬を乗らない選択”が功を奏して、非常に良好なので今回は目視による点検と

キャリパースライド部分の清掃のみで良しとした。

ドライブシャフトやブーツ類、ボールジョイント等不具合箇所は見当たらない、

エンジンマウントも良好だ。

 

キャリパーも問題になる部分は無い、試しに親指で押すとピストンが微かに動くほど

良好な状態だ。

パッドも充分な厚みを残す

 

スライディングプレートもパーツクリーナーで洗浄するだけで良かった。

 

アンチシーズグリースを塗って再組立てする、”冬を乗らない選択”の凄さが判る。

 

続いてリア側を点検、 こちらもサイドブレーキ等良好に作動している

 

ドラム内にはダストも少なく、ブレーキピストンも固着なく、液漏れ等も無い。

ブーツをめくって簡易的に内部にシリコーングリースを吹いて置いた。

 

前後タイヤの減り具合はやはり前がかなり進んで居る感じで、前輪3分山、後輪5分山

と言った感じだ、今回前後をローテーションして置いた、

本当はX字に左前を右後ろ、と交換するのが良いらしいがキャンバーの関係で

方減りが殆どない30はそのまま前後の入れ替えで済ませた。

新名神高速とか荒い舗装面を走ると一気に減ってしまうので、恐らくこのタイヤは

今年で終了だろうと思う

 

同様に右側も整備、 状態は同じく、”非常に良好”だ。

右とほぼ同じ状態なのでこちらでは割愛するが、同様にタイヤローテーションを

して置いた。

 

足回りの点検を終了した6号機、少しご近所を走ってみよう。

 

パンダLifeはつづく