7号機 触媒追加とマフラー交換 加工編
8月の暑く晴れたある日の事、連日の猛暑に食欲も無く少し夏バテ気味なその日の午後
もうお盆の時期が迫って来た、
7号機整備にも区切りを付けたい。
気温こそ高いが、幸い大陸の湿度の低い高気圧に包まれて北海道はカラッと晴れ渡る、
30℃を超えても清々しい、
7号機整備も良いところへ来ている、後は軽微な追加事項を済ませて検査へ持ち込むだけ、
最後の大物は排気系統への触媒の追加を残すところとなった。
綺麗に仕上がったフロント廻りと清掃成ったエンジンルームが気持ちいい、
どの部分へ追加したらいいか、車体を上げて検討する、
車体と干渉しない様にしたり、触媒の熱の事も考慮したり、
3分割の前方のエキパイ部分等、色々と考えたり、現物を合わせて見たり、
一番いいと思われる部分を選定して位置決めをする、
上手く付くと良い、
某メーカーの汎用3元触媒、業販しかしないと言う事なのだが、上手く購入出来た。
パンダの中間パイプを差し込んで溶接したいので取りつけ部分の径をあわせる、
トーチで炙ってハンマーでサイズを縮めて43㎜のパイプがぴったりと収まるようにするのだ。
方向を合わせて溶接機で仮付けして様子を見る、
仮止めしたら真直ぐになっているか、触媒の方向は合っているか、等入念に調べる、
この段階ならまだ修正が効く、
上手く合っている事を確認したらいよいよ本溶接、
素人なので前日にはネットの動画などで溶接のコツを学んだ、
エキパイは比較的厚い部材で構成されている為、簡単な部類に入る
じっくりと腰を据えて溶接、しっかりと観察しながら作業した、
一点、ミスをしたのは溶接中にTシャツ姿だった事で、腕が紫外線で日焼けしてしまったのはお笑いネタになった。
飛び散ったスパッターを清掃して耐熱塗料を吹いて仕上げて置く、
仮合わせもしているので不備は無い、装着を残すところだが家の用事で当日はこれまで、
組み付け編につづく