3号機 ミッション整備 その①
アベノミクスの影響か、ここの所本業も忙しい日々が続く、
パンダ仲間の整備を助けたりするのも有ってなかなか3号機の整備に着手出来ない
そんな口実で作業は先送りされ続けていたのだが・・。
6月の有る晴れた朝、気温が上がらないながらも好天の予報、
先週に届いたミッションのガスケットキットを施工するのに好都合な一日、
早速3号機をガレージに引き入れミッションの整備に取り掛かる。
今回の目的は大きく分けて3点、
1点目は継ぎ目などからオイル漏れをしているミッションのガスケット交換、
前後のオイルシールも交換する
2点目はクラッチのプレッシャープレートの交換、3号機には元々反対向きのプレッシャープレートが装着されているため、正しい向きの物へ交換するのだ。
3点目はドライブシャフトのインナー側ブーツ交換とエンジンマウント(メイン)の点検
この3点が出来ればいいのだが。
早速いつもの様にエンジン吊り用の桁を準備する、 これは30に限らず他のクルマでも
応用できる。 前回使った桁の木材で庭の柵を作ってしまったので今回新たに作りなおした。
エンジンをフリーにするため、繋がる補機類を取り外す、エキパイもその一つ。
タイヤを外してダストの付き具合を確認する。 左右同程度で良好。
ブレーキの更新前は右のホイールにはうっすらとしかダストが付かなかったので
今回は非常に満足の行く結果だ。
次にドライブシャフトをナックルから抜く、
前回ラックエンドのボールジョイントが新品にも関わらずグリースの殆ど入っていない
状態だったのを受けて、先回新品で施工したナックル下部のボールジョイントを確認してみる。
案の定、グリースは粗悪な目の粗い物で量も少ない、これではまた直ぐにダメになってしまう
ではないか・・・・。 メーカーの陰謀か?
組み付け時点でたっぷりと新鮮グリースを入れてやろう。
ミッションオイルを抜く、1月の車検時からの走行が少ない(4000km程度)ため
ミッションオイルはまだ半透明なままだった。
蓋部分の磁石にも特に気になる大きさの”破片”は入っていない。
いよいよエンジンマウントのボルトを緩める、 桁にぐっと力が掛りエンジンが宙ぶらりんに成る。 そうは言ってもエンジン、ミッション合わせて60kg程度だろうか。無理をすれば一人で持ち上がる重さだ。
これがエンジンとミッションの間に位置するマウントのホルダー、
4年前の整備の時に缶スプレーで塗装した割には綺麗な状態を保っている。
こちらが懸案のメインのマウント、こうして見る分には良好なのだが、
後日もう一度検討予定。
天使の羽根のミッション、非常に単純に下りてしまうので楽と言えば楽。
レリースベアリングはシャ―っと音が出ているので交換だ。
ハウジング内は乾燥した状態でオイル漏れなどは無い様子。
当日はここまでで時間切れ、後日へ持ち越しとなった。
楽しみはじわじわ味あわないとね。
札幌の遅い夕暮れ、もう暫くこんな日が続いてくれると良い。
その②につづく
パンダ仲間の整備を助けたりするのも有ってなかなか3号機の整備に着手出来ない
そんな口実で作業は先送りされ続けていたのだが・・。
6月の有る晴れた朝、気温が上がらないながらも好天の予報、
先週に届いたミッションのガスケットキットを施工するのに好都合な一日、
早速3号機をガレージに引き入れミッションの整備に取り掛かる。
今回の目的は大きく分けて3点、
1点目は継ぎ目などからオイル漏れをしているミッションのガスケット交換、
前後のオイルシールも交換する
2点目はクラッチのプレッシャープレートの交換、3号機には元々反対向きのプレッシャープレートが装着されているため、正しい向きの物へ交換するのだ。
3点目はドライブシャフトのインナー側ブーツ交換とエンジンマウント(メイン)の点検
この3点が出来ればいいのだが。
早速いつもの様にエンジン吊り用の桁を準備する、 これは30に限らず他のクルマでも
応用できる。 前回使った桁の木材で庭の柵を作ってしまったので今回新たに作りなおした。
エンジンをフリーにするため、繋がる補機類を取り外す、エキパイもその一つ。
タイヤを外してダストの付き具合を確認する。 左右同程度で良好。
ブレーキの更新前は右のホイールにはうっすらとしかダストが付かなかったので
今回は非常に満足の行く結果だ。
次にドライブシャフトをナックルから抜く、
前回ラックエンドのボールジョイントが新品にも関わらずグリースの殆ど入っていない
状態だったのを受けて、先回新品で施工したナックル下部のボールジョイントを確認してみる。
案の定、グリースは粗悪な目の粗い物で量も少ない、これではまた直ぐにダメになってしまう
ではないか・・・・。 メーカーの陰謀か?
組み付け時点でたっぷりと新鮮グリースを入れてやろう。
ミッションオイルを抜く、1月の車検時からの走行が少ない(4000km程度)ため
ミッションオイルはまだ半透明なままだった。
蓋部分の磁石にも特に気になる大きさの”破片”は入っていない。
いよいよエンジンマウントのボルトを緩める、 桁にぐっと力が掛りエンジンが宙ぶらりんに成る。 そうは言ってもエンジン、ミッション合わせて60kg程度だろうか。無理をすれば一人で持ち上がる重さだ。
これがエンジンとミッションの間に位置するマウントのホルダー、
4年前の整備の時に缶スプレーで塗装した割には綺麗な状態を保っている。
こちらが懸案のメインのマウント、こうして見る分には良好なのだが、
後日もう一度検討予定。
天使の羽根のミッション、非常に単純に下りてしまうので楽と言えば楽。
レリースベアリングはシャ―っと音が出ているので交換だ。
ハウジング内は乾燥した状態でオイル漏れなどは無い様子。
当日はここまでで時間切れ、後日へ持ち越しとなった。
楽しみはじわじわ味あわないとね。
札幌の遅い夕暮れ、もう暫くこんな日が続いてくれると良い。
その②につづく