こんにちは、受験パパ@NAGOYAです。

これまで連載してきました「日本の教育、かくあるべし!」ですが、今回の「まとめ」回が最終回となります。

私の「まとまりのない」話にお付き合いいただきました方々に感謝いたします。

本当にありがとうございました。

感謝の気持ちでいっぱいです。

さて、「日本の教育、かくあるべし!」は、私が日本の教育に関して考えていることについて、一つづつテーマを決めて連載してきました。
今回は、その「まとめ」として、全体を振り返ってみたいと思います。

まず、連載初期は、小学校から大学院までの、それぞれの教育機関(学制)について私の意見を述べさせていただきました。

 

 

 

 

 


その後、塾・予備校にも話を広げました

これらは、私的教育機関ではありますが、日本の教育界では、すでにもの凄い存在感がありますから、触れないわけにはいきませんよね。

 

こうやって振り返ってみると、学校・塾(予備校)を中心とした教育組織は、相互に複雑に関係し合っており、一部分を変えても、その影響は限定的だなと改めて思いました。
「教育改革」を叫ばれる方(特に政治家の方々)は多いけれど、私は全てを改善できる「特効薬はない」と思うなので、どのような目的のもとで、どの部分を、どのように改善していき、どのような手順で実施していくのかを「明確に」しないと、なかなか効果が上がらないと思います。

「大学入試センター試験」から「大学入試共通テスト」への変更は、当初の意気込みは凄いものがあり、具体的なアイデアも出ましたが、結局は、当初の構想にあったような「根本的な変革」はありませんでしたもんね。
 

また、「不登校」にも言及しました。

今では、小・中・高校にとっては切実な問題です。

教育を語る上で、言及しないわけにはいかないなと考えました。

ただ、これについては、私の周りにはほとんど該当する人がいなかったこともあり、意見としては本当に拙いです。

 

他の社会問題も関心を寄せた話を掲載させていただきました。

 

 

我ながら、考えがまとまっていない「お粗末な」内容ではありますが、どうしてもお伝えしたいと思い、推敲に推敲を重ねた力作です(能力がそこまで伴ってないことは強い反省です。)。

これまでも、これからも日本の教育について考えていく上では「論点」として残り続けるもののように思います。

そして、日本政府として取り組んでほしいことについて意見を述べさせていただきました。

 

最後になりますが、一番投稿をまとめるのに時間を要した「教員」に関係することや、教育内容そのものについても、門外漢ながら、私なりの意見を述べさせていただきました。

学校教育を直接担う教員の方々がイキイキとしてくれないと、日本の教育は不安です。

数々の課題がありますが、わずかずつでも改善されることを願ってやみません。

 

 

 

 


「教育」に関する意見は、私自身がそうであるように、誰もが何かしらの意見をもっています。

教育に関する意見は、基本的に自分の経験に基づくものが多いため、「真逆」の正論らしきものが存在してしまうことが、教育問題を複雑にしていると思います。

私としては、「全国学力・学習状況調査」は、対象学年は公立・私立を問わず、「全員受験」を必須し、毎年結果を出すとともに、これまでの推移とも比較検証し、文部科学省が意図する義務教育の成果が得られているか否かをしっかり検証していくことが必要だと考えています。

これについても真逆の意見が強く存在していることも知っています。

 

なお、教育に関する学術的調査には、数値分析を伴うものもあるようですが、サンプル数が少なかったり、特異な条件下での結果であったりするため、なかなか自然科学の研究のように「これだ!」という結論にはなりにくいように思います。


私の強い想いとしては、資源のない国である日本が、今後も将来にわたって安全・安心した社会を豊かに営んでいくためには、日本国民全体の知的水準の向上は欠かせないと思います。
「人の能力が、国の能力(国力)そのもの」だと考えます。

知的水準の向上が国力に結び付くものとするならば、学校も若者だけを「学びの対象」とするのではなく、あらゆる世代のニーズに応えていくべきだと思います。

私たちの子供は「中学受験」を経験することとなったため、私も中学受験にかなりの割合で関わりました。
その経験からいうと、中学受験というかなり難関な勉強ではなく、中学校レベルの学習を改めて学習するだけでも、世の中の見え方やものの考え方が改まる人は実に多いように思いました。
そして、私自身が痛感したことは、中学レベルの知識を「忘れていた」り、「理解しない」でいたことです。

ですから、中学レベルの学び直しを行う機会を設けることも必要ではないかとさえ思います。

最後に繰り返しとなりますが、毎回、長文かつ駄文であった「日本の教育、かくあるべし!」にお付き合いいただき、誠にありがとうござました。
この連載を通じて、私自身の教育に対する考え方も整理できましたので、やって良かったなと考えています。