こんにちは、受験パパ@NAGOYAです。

先日、私たちの子供が通う中学校の「卒業式」がありました。

つまり、(早いもので)私たちの子供も中学校を卒業しました!!!

 

中高一貫校とはいえ、一応、中学校と高校は「別の学校」ということなので、中学校でも卒業式があるわけです。
なかには、成績不振や素行不良、ほかに「自分の進路を進む」ために、本当に「卒業(=お別れ)」する生徒も若干名いるようですが、ほぼ全員が同じ高校に進学しますので、子供本人はこの「中学校の卒業式」にどんな印象を持ったのか、少し興味がありました。

 

ということで、不躾にも質問してみたところ

「なんか、お別れとか、卒業したって感じがしないよね。4月以降は4年生になるみたい。」

との回答でした。

中高一貫校ならば、まあ、妥当な答えでしょうね。校舎は違えど、通う場所は同じですから。

私のように高校受験をした身としては、中学校卒業以来、全く顔を合わせていない、消息不明な同級生は実に多くいますから、「卒業式=お別れ」という印象が大変強いです。

 

ところで、会社にいると、事業年度が4月から始まるからか、1月1日よりも4月1日の方が「スタート感」が強いです。

もっとも学校時代からの「慣れ」の方が大きいかもしれないですが。

もう間もなく、令和5年度が終了します。
というわけではないのですが、一昨年、昨年の続編として、中学受験を経た後の3年目の感想をお話ししたいと思います。

 

ちなみに最初の1年間については以下の投稿を参照していただけると嬉しいです。

 

続いて、中学2年になってからの1年間も以下の投稿を参照していただけると嬉しいです。

 

さて、中学3年生になって、私たちの子供に大きな変化があった! ということはなくて、引き続き、学校の課題に必死に取り組むと共に、年5回の定期テストと長期休暇明けの課題(実力)テストに全力で頑張っているところは、全く変化はありません。

自分の子供ながら、よく頑張っているなあと思います(親ばか全開中)。

特に、私立中学校の定期テストは科目数が多いため、試験日が多い場合は5日間もあるので、親としては「大変だな」、「頑張っているな」となおさら感心してしまいます。

ちなみに、私も中学生の頃は勉強したという自覚はあるのですが、平日に集中して勉強し、土日は全く勉強しなかったと思います。

 

あと、授業ですが、数学も英語もついに「完全に」高校の内容となりました。

数学だと「高校数学Ⅰ・A」を勉強していますし、英語も随分と長い長文読解や複雑な英文法を授業で取り扱っているようです。

また、他の教科も引き続き「中学校でそこまでやるの!」と感心するくらい内容が深いです。

特に社会と理科は、高校の内容と重複するようなところは合わせて学習しているようです。例えば、化学などは3学期に入ってからは、ほとんど「高校・化学基礎」を勉強しています。

ですから、学習する内容の質も量も高いレベルにあります。

 

なお、成績は、定期テストはまずまずかなと思っています。

本人も結構努力しているので、もう少し良くてもよいのでは、と思うのですが、定期テストでの学内席次は微妙な位置で安定してしまったなという感じです。

とはいえ、落ちこぼれているわけではなく、どちらかといえば、比較的上位の成績なので、これでいいかなと思います。

 

一方、課題テストや外部模試は、一昨年、昨年に引き続き、結構良い成績を取ってきます。

ちなみに冬休み明けの実力テストと2月に受験した校外模試は大変良い成績でした。

理由はよくわかりませんが、「一夜漬け」は苦手だけれど、学習した内容はきちんと定着しているのかもしれません。

なお、冬休み明けの実力テストは高校でのクラス分け(高校は一部教科が能力別授業となります)に影響するため、本人的にはかなり頑張ったとのことです。

 

次に学校生活ですが、完全に学校生活を謳歌している感じです。

 

「学園祭」、「体育祭」については、昨年度までは新型コロナウイルス感染症の影響もあり、部分的に緩和されたとはいえ、いくつかの規制がありました。

一方、今年度は、ついにそれらの規制もほぼなくなり、入学して初めて「フルスペック」での実施となりました。

私も学園祭に行くことができました。私立学校の学園祭はとても楽しいですね。

こればかりは公立中学校出身者の私としては、本当に羨ましい限りです。

 

あと、とても重要な点ですが、「反抗期」について少し触れておきます。

「反抗期」が発現するという思春期の難しい時に、「高校受験」という人生の帰路に立たなければならないという別の大きなストレスを抱え込まないで済む点は、中高一貫校に入学した最大のメリットだと思います。
反抗期でイライラしつつも、自分の進学については基本的にイライラする要素がないことは、精神的な安定という上では極めてラッキーなことだと思います。

幸い(なのかどうかわかりませんが)、私たちの子供は反抗期らしい強烈な反抗はないのですが、親子喧嘩(ほとんどが母親とのちょっとした喧嘩)はよくやっています。
ただ、割とすぐに仲直り、というかすぐに普通の会話を始めています。
これは、子供が賢くなり、無駄な抵抗をしなくなったのか、言っていることを右から左に流す技が高まったのかはわかりません。
ちなみに、私の場合も反抗期らしい反抗をした覚えはありません。
ただ、親と一緒に外に出るのは、嫌だなと思ったことはよくあります。これも反抗といえば、反抗なのでしょうね。
 

最後に、私たちの子供も中学3年生ですから、直近の学期である三学期は、高校への進学の準備期間という印象でした。

 

授業は前述のとおり高校の内容が入っている科目がほとんどになってきていますから、学校側としては大学受験もそろそろ意図的に意識させているようです。

特に高校2年生から文系・理系にクラスが分かれますので、今のうちからそれぞれの進路をイメージさせてくれているようです。

 

ちなみに、私たちの子供はまだ具体的な将来像を思い描けていないようで、文系・理系の選択をかなり迷っています。

得意科目は明らかに文系科目なのですが、本人としては理系にも関心の高い分野があるようで、単純に文系に進むことを良しとしないようです。

 

以上が、私立中学校3年目の感想です。

 

進学校に入学しましたので、勉強面の話が多くなりましたし、学力という点では概ね満足しています。

また、人間的な成長という点でも、友達関係で良好であるようなので、人間関係の構築もうまくいっているようなので、しっかりと成長できているものと理解しています。

そして、何よりも自分の意見をきちんと他人に伝えることができていることは良かったと思います。

 

加えて、子供が自分が通う学校に誇りを持っていると感じられることが、親としては一番嬉しいです。

私たち家族にとっては、中学受験をして、本当によかったなあと思える日々を送ることができていることが、何よりの幸福だと思います。