こんにちは、受験パパ@NAGOYAです。

一昨年も、昨年も同じことをお話ししましたが、とても重要なことだと考えていますので、昨年の記事(「新版」)をさらに加筆修正した「新々版」を掲載します。

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2024年度入学者を対象とした中学受験(入試)が終わり、この三連休には各々の学校で入学者説明会が開催されたことから、各々のお子さんはいずれかの中学校に進学を決めたものと思います。

お子さんも、そしてその親御さんも進学される学校での学校生活に大きな期待と同じくらい大きな不安をお持ちなのではないでしょうか?
来月の小学校の卒業式が終わると、あっという間に中学校の入学式があります。

ついこの間まで「小学生」だった自分の子供が、来月からは「中学生」になるわけです。

信じられないですよね。

私自身の話を言えば、この間の時間の流れは、超絶に早く感じました。ひと世代を飛び越えた感じでした。

今思えば、「あっ!」という間(という表現でも短いくらい)に時間が過ぎて行ったように思います。

と、このように極めて短い期間ではありますが、まさに「今」やっておいた方が良いことを、私たちの子供での経験を踏まえて、少しお話ししたいと思います。

まず、一番大切なことは「学習習慣を途切らせない」ことです。
これは入学後に絶対に効いてきます。

「まだ、勉強するの!?」とお子さんからの反発がありそうですが、是非実施してください。

具体的には、算数の「四則演算」と国語の「漢字演習」は、引き続きほぼ毎日行うことを強くお勧めします。

 

中学校になると「算数」が「数学」へと教科が変わります。

文字式に代表されるように「抽象的な考え方」がより色濃くなります。高校で履修するN次元方程式とか微分・積分とか三角関数等に連なる教科へと衣替えするわけです。

でも、最初に履修する単元は、代数が「正の数と負の数」、幾何が「平面図形」ですから、中学受験を経験したお子さんならば、それほど難しい内容ではありません。お子さんによっては「復習」の感覚すらあるかもしれません。

ただし、計算力がないと正解とはなりません。この辺りは算数と同じです。

数学は「積み上げの教科」なので、最初に躓くと後々大きく影響します。

まずは、中学1年生の最初の定期試験はスムーズに行きたいものです。

 

私の子供に関して言えば、中学受験後、ほとんど計算問題を解かなかったために随分と計算力が落ちてしまい、徹底的に直したはずの悪い癖(=単純なケアレスミス)が再び出るようになりました。

ですから、マイナスがある計算問題では移項を間違えることがよくありました。

なんだか、逆戻りした気分でした。

ということで、計算力を中学入試直前時期の実力に戻すために随分苦労しました。

 

漢字も同じです。

私たちの子供はたまたま国語が得意だったため、計算力ほどには力が落ちませんでしたが、忘れていることは確かでした。

 

一方、多くの方が取り組んでしまう「英語」ですが、進学される学校の方針に従うことが良いと思います。

「先取り学習」として力を入れすぎてしまうと、中学校に行く前に「苦手教科」になりかねませんので、要注意です。

 

英語で取り組むとしたら、アルファベット26文字を正確に書くことが出来るようにすることと小学校でやった内容の復習で十分かなと思います。

 

それでも不安な方は、英語の綴りと発音の関係を整理した「フォニックス」に取り組むと良いと思います。

ちょっと大きな本屋に行くと、英語学習コーナーに参考書もしくは解説書がありますから、一度ご覧になると良いかと思います。

フォニックスを理解していると、表音文字である英語の綴りを覚えやすくなると思います。

私も中学生になるときに、フォニックスに出会っていれば、あんなに英単語を覚えることに苦労しなかったと思います。

 

最後に一言。

 

進学される中学校から出されている課題は、「必ず」取り組んでください。

中学受験が終わって、お子さんは少し気が緩んでいるかもしれませんが、中学校への入学は終わりではなく「始まり」なので、良いスタートを切ってほしいと思います。

 

引き続き、頑張っていきましょう。

皆さんのスタートダッシュを願っています♪♪♪