こんにちは、受験パパ@NAGOYAです。

 

今日は1月1日です。元日です。

あけましておめでとうございます。

ですが、中学受験に挑戦しているお子様、そして親御さんには、「お正月気分」に浸っている余裕はないものと思います。

事実、私たち家族がそうでした。紅白歌合戦も中学受験後(2月の滝中学受験後)に視聴したくらいです。

 

いよいよ「ラストスパート」ですね。

ということで、6年生の三学期について記載した内容を「再掲」します。

読み返してみると、推敲するところがほとんどないので、昨年のものをほぼそのまま再掲します。

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今回は、6年生の三学期、つまり「入試直前期」の、具体的な学習方針やスケジュール等についてお話ししたいと思います。

まさに最後の最後となりますし、とても大切なことだと考えますので、昨年掲載した記事の加筆修正した「新版」となりますが、お話ししたいと思います。


新年1月ともなると、愛知県の中学受験生にとっては、いよいよ「中学校の入学試験」が毎週土・日曜日に実施されることとなります。ですから、入試日が早い子供は、冬休み明け直後に受験することになります。 
各中学校の入試日は、どの中学校も例年とほぼ変わりません。ただ、カレンダーの方が変化をします。


具体的にいうと、1月の土・日曜日が4回の年と5回の年があり、2021年は「5回」の年となりました。

ですから、2021年度入試は、例年に比べて受験設定日が「1回分」増えることとなります。
日能研では、中学受験の入試日をこれまでの入試日設定の傾向とも関連付け、1月の週立てから「愛知1週」、「愛知2週」のように設定していきます。

2021年1月については、1月9、10、11日を「愛知0週」、1月16、17日を「愛知0.5週」、1月23、24日を「愛知1週」、 1月30、31日を「愛知2週」、2月6、7日を「愛知3週」と位置付けていました。


2021年は、「0.5週」という中間週(=中ニ階?)ができたことがミソでした。

中堅の私立中学校の中には、愛知難関校との併願がしやすいように受験機会を複数回に分けたり、日程を早めたりする場合がありますので、入試日程については毎年確認することが「絶対に」必要です。
 

そんな中、私たち家族はどのように過ごしたかについてお話します。

 

家庭学習としては、国語は過去問を遡って取り組み、算数も過去問を遡って取り組むとともに、あいかわらず「共通問題428題」の「見直し」を毎日取り組み、社会は時事問題と授業で使用したプリントの復習に取り組み、理科は9月以降の模擬試験(「育成テスト」、「実践テスト」、「判定テスト」)の中から、志望校でよく出題される傾向がある問題で、実際のテストで成績が振るわなかった問題をピックアップして取り組みました。

 

また、塾の教室では、通常授業の内容は、1月中に入試があった難関校、具体的には北嶺中学校、愛光中学校、栄東中学校、岡山白陵中学校などの問題に取り組み、今年度入試の傾向をつかむ取り組みを行いました。


さらに、「日特」に代わる取り組みとして、土・日曜日には「志望校別対策講座」が開講されました。
これは志望校向けに特化した「日特」であり、自分が通う教室とは異なる教室に通い、各中学校の「対策問題=予想問題」に取り組むというものです。

ちなみに「愛知難関校」の対策講座は、直近過去の難関校トライアルの問題を活用した「テスト授業」だったようです。


さらに2022年度入試対策については、新型コロナウイルス感染症対策も踏まえ、「映像授業」が準備されました。

これは、同日開催となってしまった併願校の対策講座も受験できたため、大変ありがたかったです。
映像授業とはいえ、子供たちは事前に問題に取り組み、自己採点してから映像授業を受講しますから、全く「受け身」の授業とはなりません。映像授業の面目躍如といったところからもしれません。

「志望校別対策講座」としてのこの取り組みは、とても有意義な取り組みだったと考えており、感謝しています。


あと、一日のスケジュールですが、冬休みとほとんど変わりませんでした。
ただ、あらためて「字の練習」を5~10分程度早朝に行いました。

この頃になると、テスト形式の授業が主体であるためか、雑な字を書く傾向が強くなりました。ですから、漢字の「トメ」、「ハネ」や辺と作りのバランスを意識させること、アルファベットやアラビア数字がきちんと記載できるかを確認しました。
結果としては、最後の最後には整ったきれいな字が書けるようになりましたので、ギリギリ間に合ったと言えるでしよう。


最後に、中学受験ではよく議論となる「6年生三学期の『自主休業』」についてお話ししたいと思います。


私たち家族は、子供とも十分に話し合った結果、滝中学校の入試日前の「三週間」について小学校をお休みすることとしました。
子供は仲の良い友達に小学校で会えることがとても良いストレス解消だったため、学校に行きたがったようですが、新型コロナウイルス感染症やインフルエンザ対策として自宅に「隔離」したいという考えと、最後の最後の志望校対策を少しでも時間に余裕がある中で実施したいと考えたため、三週間お休みとしました。


ちなみに同じ小学校で中学受験にチャレンジする同級生の状況を子供に聞く限り、三学期になったら一日も登校しない子供も数名いたそうです。

それぞれの家族がしっかりと中学受験に向き合い、子供自身の考え、意見もよく聞いた上で決断することがよいかと思います。

子供も6年生の三学期です。中学生一歩手前ですから、きちんと一人の人間として意見を聞くことが必要だと思いました。


あと、巷に溢れるプログの中には、塾さえも「1月は自主休業すべし!」と主張している方もいらっしゃいます。
ただ、私の意見としては、日能研の取り組みのように、12月、1月入試の中学校の実際の入試問題に取り組んだり、わずかながら見えてきた「今年度入試の全体的な傾向」も教えてくれるので、是非通うべきだと思います。
例えば、2021年入試の算数で最も特徴的なトピックスである「2021=43×47」、つまり、2021は比較的な大きな「素数」同士の掛け算に分解できるという事実は、塾でなければなかなか教えてくれないものだと思います。

今年は「2024」がキーワードになるように思います。

2024は「素数」ではないので、算数で2024という数字を使ったユニークな問題がどのように出されるのか、正直なところ難しいかなと思いますが、少し興味があります。

 

>追記

2024年のカレンダーは、1996年のカレンダーと全く同じだそうです。(同じ閏年)

これって、算数で出題されるかもしれませんね。