こんにちは、受験パパ@NAGOYAです。

 

今日は、日能研の夏期講習では「必須」教材となっていると思われる「メモリーチェック」についてお話ししたいと思います。

 

メモリーチェックは、基礎・基本の定着を目的に全ての単元を網羅した問題集です。

市販もされているので、書店で手に取ることもできますから、お子さんが5年生であれば、事前にご覧になられるとよいかと思います。

 

 

日能研の夏期講習に通っている6年生にとっては、社会と理科について、それぞれの担当講師から「メモリーチェック」の取り組みが指示されているかと思います。

取り組む際は、「専用ノート」があるので、夏休み中の課題としてはとっつきやすい教材だと思います。

実際、私たちの子供は、担当講師から指示されたノートの提出日に向けてひたすら基礎・基本問題に取り組みました。

 

さて、この「メモリーチェック」ですが、若干の注意が必要かなと思います。

というのは、この一冊を取り組んだだけでは、中学受験での入試問題にはほとんど歯が立たないということです。

にも拘わらず、受験生の「天王山」と言われる、夏休みにこの教材に取り組み意味は、社会と理科について「基礎・基本の徹底理解」を進めるためです。

逆に言えば、基礎・基本もできていなければ、二学期から始まる「過去問」対策では、全く歯が立ちません。

言わば、中学受験生としての「最低レベル」をしっかりと抑えておこうというものです。

 

したがって、できるだけ早く、かつ継続的に、この「メモリーチェック」に取り組み、各単元の基本的な考え方や用語をマスターすることが必要になります。

このレベルの設問は「100%正解」というレベルまで学力を向上させなければなりません。

 

かくいう私たちの子供ですが、社会も理科も継続的に取り組み、夏休み中(=夏期講習期間中)に一回り目を終わることができました。

 

そして、二学期からですが、社会と理科では、「メモリーチェック」の確認テストが授業前に行われ、さらに「基礎・基本の徹底」が更に行われましたので、それに合わせて二回り目に取り組みました。

二回り目では、社会はほとんど完璧に回答できましたが、理科は時おりあやふやな回答がありましたので、間違いがある都度、6年生一学期のテキストを見て、一つ一つ復習しました。

このような形で「基礎・基本」を盤石にしていきました。

 

今、夏期講習期間中ですから、多くのお子さんがメモリーチェックに取り組んでいると思いますが、この地道な取り組みが二学期以降に花開くと考え、辛抱して取り組んでほしいなと思います。


頑張れ、中学受験生!

頑張れ、その親御さん!!