妊娠を機に、見てみようかな…


と思ったドラマ『コウノドリ』



見たこと、読んだことがある方からは

とてもオススメされた


観たいと思った


でも見たら確実に泣く



泣くし、少し気が重くなりそうな気がした


様々なリスク、それを乗り越える奇跡


でも奇跡が起きない時だってある。



他人事ではないそれを見るのは覚悟が必要で

結局息子を産むまで時間はあったけれど

見れずにいた



息子は今生後8ヶ月


無事、妊娠生活を乗り切り

無事、出産し

今はなんとか健康に育っている


これから先も健康でいてくれる

保証はないけれど

健康に生きられるように

母親として精一杯やれることをやるのみ。



そんな時にまたふと思い出した『コウノドリ』



Netflixを開いて、見てみようかな…

と、『コウノドリ』で検索



息子は愛犬のルイにちょっかい出して

ゲラゲラ笑っている



可愛くて可愛くて仕方ない



産まれてきてくれてありがとう


と、毎日思う。



産んだ時の痛みは

不思議なことに忘れつつあるけど、

息子が産まれた日のことは鮮明に覚えている



母体である私が今も健康であること、

息子が今健康であること


その奇跡を今一度噛み締めようかと思い


『コウノドリ』の一話をクリックした。



一話一話、しっかり泣いた



そして息子の顔を見て、また泣いた



息子と一緒に遊ぶ時間も、楽しくて

幸せで、有難くて、泣いた



中学生から始まった生理


生理痛が来る度になんで女だけ…?


と、行き場のない苛立ちが沸いた



妊娠した時も嬉しかったけど

つわりが辛くて、

ケロッとしてる夫を見て

なんで女だけ…


とまた、どうしようもない苛立ち



出産の痛みも、会陰切開の痛みも、

産褥期の気だるさも、

なんで女ばっかり…



息子はかわいい



かわいい息子がいるからそれら全てを

乗り越えられた



それは大前提だけど、

妊娠・出産に伴うリスク、代償は

思っていたよりも重く


男はお気楽だよな〜なんて思ったこともある




でも『コウノドリ』を見て思った




女で良かったと。




妊娠の喜び、つわりの苦しみ


出産の喜び、陣痛の痛み




それら全ては女しか、経験できない。




なんて贅沢なんだろう。




悩みながらも過ごす楽しい息子との日々を

更に幸せなものにしてくれた『コウノドリ』


見てよかった