息子が産まれて3ヶ月


私が"親"になって3ヶ月



最初は息子と2人で出かけるのが怖くて

(お店で泣いたらどうしようとか)

夫や母か妹が一緒にいてくれる日でないと

買い物も行けなかったのが、

徐々に息子と2人きりのお出かけにも

慣れてきた頃。



今日は出産祝いをくれた友人に

内祝いを渡しに行こうと、

息子と共に車で40分ほどの所にある

友人宅に向かった。


お礼を渡したらすぐに帰るつもりだった。


ミルクの時間には被らないので

準備はせず、車を発進させた後で

オムツを持ってきてないことに気づく。


…お礼渡すだけだし、大丈夫だよね。


そう思い家に引き返すこと無く

そのまま車を走らせた。



ナビ通り40分で友人の家には着いた。



予定通りお礼を渡して帰るつもりが

久々に会う子だったのもあり、

つい近況報告で盛り上がってしまい

その子の心遣いで家に上がらせてもらうことに。



息子のことも可愛がってくれて

ホッコリしていた最中、

ブリブリっと息子のおしりから音が…


オナラ…であって欲しかったけど

明らかに顔が気張っている。


💩だ。と思った時にはもう手遅れ。


何せ私はオムツを持ってきていないのだから。



常に持ち歩いてるマザーズバッグがあるのに

今日に限って「すぐ帰るから」と、

置いてきたのを酷く後悔。


息子には気持ち悪いままで申し訳ないけど

オムツが無いから替えずに帰ろうとした時


友人が「近くにドラッグストアがあるよ」

と言って、わざわざ車で連れて行ってくれた。


息子を片手に抱いたまま

いつも買うオムツを手に取ると、

友人が私を気遣ってオムツを持ってくれた。


そのままお会計へ向かうと

「お財布出しにくいよね」と言って

支払いまで代わりにしてくれた。


友人宅に戻り、オムツを替えて

落ち着いたところで払ってもらった分の

お金を渡すと


「いいよいいよ!」


と手を振る友人。


オムツを忘れた私のせいで

息子にも友人にも迷惑をかけたのに

奢ってもらう気なんてさらさらなく、

受け取って欲しいとお金を渡すも

友人は結局受け取らず。


「○○(息子)のためにこれくらいさせて!」


と言ってくれたのが

嬉しくもあり、申し訳なかった。



息子にもしばらく気持ち悪い思いをさせて

申し訳ないし、

友人にはお礼を渡すはずが、

迷惑をかけてしまい本当に情けなかった。



オムツを持ってこなかったことが

そもそものミスだが、

すぐ帰るつもりだったのが

つい話に夢中になってしまったのも良くなかった。


久々に会えたのが嬉しくて、

もしものことを考えず

自分が楽しいと思うことを優先してしまった

と帰りの車で反省。



これからはどんなに短い予定でも

マザーズバッグは欠かさず持って行くべきだし


もう私は"親"なんだから、

自分優先ではなく息子優先に

切り替えていかなきゃと肝に銘じた。


もちろん、息子のことを想って

日々生活しているけれど、

詰めが甘いと言うか…

ふとしたところでまだまだ未熟な面が

出てしまうなと痛感した。


今日は友人の優しさに助けられたし、

私のミスをカバーしてくれたのも友人だ。


こんな親でごめん。と息子に謝ると、

ニコッと笑った。


まだ言葉は分からないから、

目が合って笑ってる。ってことは

分かっているけど、その笑顔に救われた。


"親"になって3ヶ月


慣れてきたようで、全然まだ慣れてないな

と思い知った日。


未熟だなと、思い知った日。