2024年1月28日0時


180mlのミルクを飲み干した息子は

ベビーベッドの上でスヤスヤと眠っている。


その寝顔を見て大きくなったな〜と

感じたと同時に、

ドッと疲れが体にのしかかった。


枕元には今日薬局で買ったロキソニンS


一日中息子を抱っこしたり、

ミルクをあげる時に猫背になっていたりで

肩と腰がとにかく痛い。

1人では貼れないので、夫が仕事から

帰ってきたら貼ってもらおうと思って

敢えて枕元に置いているのだが、

何だかクリスマスプレゼントみたいで

笑ってしまう。


息子のミルクが4時間起きになってからは

夜も割と眠れているはずなのだが、

どうにも疲れが取れない。

買い物に行く以外はずっと家にいて

大して動いてもないのに

仕事をしていた時よりもハードな日々を

送っている気がする。


そのくせ妊娠中に蓄えた贅肉が

一向に落ちないのが憎らしい。


今この瞬間もスマホを触っていないで

さっさと眠りにつけばいいのに

何故かやめられないのだ。


…誰かと会話がしたい。


一日中言葉の通じない赤ちゃんと

一緒にいたらそう思ってしまう。

息子の喃語に応えたり、

愛犬のルイに話しかけたりすることで

言葉は発しているのだが、まともな会話は

当然なく。夫も仕事の時はほとんど会話する

時間もなく出勤して、帰ってくるのは

私が寝た頃なので、やっと話が出来るのは

週に1日、2日の休みの日くらい。


元々おしゃべり好きなので、

気晴らしに友だちと会ったりはしているが

子連れだと以前のように長話は

出来なかったりもする。


仕方がないし、子供を持つ上で

覚悟していたことなのでそれが

不満と言うわけではないが、

誰かと話したいと思う気持ちを

ここに書き込むことで、

少しはスッキリする。


日に日に大きくなって

日に日に可愛くなる息子


だけど、どうしても

泣き声を聞きっぱなしだと気が滅入る。


正直、泣き声を聞くだけで疲れるな。

とも思ってしまう。


誰かに甘えたい。と思う時もある。

でもそんな時にふと思うのが、

私が誰かを必要としているように

この子も私を必要としている。


そっか、もう私、親なのか…。

って、実感させられる。


『母親』って子どもにとっての全てだよな。

って、思う。


もちろんそうじゃない人もたくさんいる。


でも私の家庭環境では

『母親』が私の全てだった。



何をするにも一緒にいて欲しいし

逆にいないと不安だし、

大きな決断をする時も必ず相談する

相手だった。


父や祖父母のことも、もちろん大好き

だったけれど、子どもの頃は

父しか家にいない時や

祖父母の家に子どもだけで泊まる時は

どこか不安で寂しかった記憶がある。


私がそんな風に母を必要としていたように

息子も私に甘えてくれるのかな。


私は母が弱音を吐くところも

涙を流すところも見たことがない。


そうやって子どもの前では強い人で

いてくれたから、一緒にいると安心

できたんだと思う。 


能登半島地震のニュースを見ながら

過去のことを思い返す。


熊本地震の時、

家には私たちきょうだいと母の4人で

夜中に強い揺れが来た時は

ものすごく怖かった。


きっと母も、父がいない中大人1人で

子ども3人を無事に外へ連れ出すのは

不安でいっぱいだったと思う。


今の私は、

その時の母と同じポジションにいる。


夫は夜勤がある仕事だから

いつ何が起きても私1人で

子どもと愛犬を守らなければならない。


…できるかな。って不安になる。

でもやるしかないから、その時は

必死で動ける自信はある。


ちょっと暗い話になっちゃったけど、

こうやって家に私1人で息子と愛犬の

世話をしているといろいろ考え込んでしまう。



来月末に引越しを控えているので

それの準備にも今は追われている。


1日1時間。


息子がお昼寝しているタイミングでしか

片付けが出来ないのでなかなか捗らないが

そんな中で今日は2階の整理がある程度できた。


我ながらよくやっていると思う。


もう年が明けて1ヶ月が経つのか。

早いな。


…そういえば明日は弟の誕生日だ。


誕プレ、何にしようかな。




それと、ルイ。


いつも我慢させてごめんね。

息子が産まれてから

なかなか構ってやれなくて

寂しい思いをさせてるようで

ひとり、コタツの中で丸まっているのを

見ると胸が痛む。


そっと頭を撫でるけど

その場しのぎでしかなくて

遊んでくれるの?って期待させては

泣き始めた息子の元へ行く私を

見つめる視線が背中に刺さる。


妊娠中、一番近くで見守って

寄り添ってくれたのはルイなのに

私は何もしてやれないのがもどかしい。


私がこれを書いてる横で眠るルイ

犬のくせに私の枕に頭を乗せているのが

かわいい。


誰かに甘えたい。と思う気持ちより

甘えられてる幸せをより感じて

いこうと思う。