結婚式の2週間後に妊娠発覚


結婚前から夫と「子どもは欲しいね」と

よく話していたので、検査薬で陽性が出た時は

ものすごく嬉しかったですニコニコ


しかし、そんな喜びも束の間


例に漏れずやってくる"つわり"



子どもを欲しがる以上、避けては通れない道

つわりがない人もいるようですが

それなりに症状などはウワサやネットなどで

何となく知ってはいたものの

いざ体験して、こんなにも?!と悩まされるほど

つらい日々の始まりでした



妊娠6週に入ったあたりから、体の気だるさと

嗚咽が止まらなくなり 



あ…始まった。と悟り不安



症状に気づいてから、

つわりが本格化していったのは

あっという間



においに敏感になり嗚咽が止まらず

口にできるものはバナナとイチゴのみ

食べても嘔吐、食べずに空腹になっても嘔吐

の繰り返し



嘔吐恐怖症までではありませんが、

日常で「吐く」と言う行為はなかなかしないので

胃から食べ物が逆流する感じと

トイレに顔を突っ込む不快感は

涙が出るほどつらかったです泣き笑い



食べて吐く、食べなくて担汁を吐く

までは分かりますが


においで嗚咽が止まらなくなり

そのまま吐くと言うパターンの方が多く

何度鼻が無くなればいいと思ったことか…



排水口の匂い、水周りの匂い、ゴミ箱の匂い

など、普段から臭いと思うものなら

二重マスクで命懸けの掃除を

定期的にしていけば問題ないのですが


自分が好んで買ったお部屋の芳香剤の匂い

お気に入りの柔軟剤の匂い

にまで拒否反応を示すようになり、

とにかく家にいるのが苦痛でした



仕事は休ませてもらっているため

自宅療養と言う形で家で安静にしているのですが

テレビから流れる愉快な声も頭痛がしてくるし

食を楽しむこともできない


運転も苦痛で、歩くのも苦痛

楽しみにしていたはずの妊婦健診も億劫に…


病院について名前を呼ばれるまで

ずっとトイレに篭もりっぱなし


やっと呼ばれてエコーでもにょもにょ動く

我が子を見て笑顔になれるものの

突然襲いかかる嗚咽で、即ポケットに入れていた

ビニール袋を取り出しそのまま嘔吐


病院の先生たちは分かってくれているので

「頑張ってるよ〜スッキリするまで吐きな〜

お母さんえらいえらい〜」

と優しい言葉をかけてくれながら背中をさすって

くれて、目に涙が溜まるも泣くのは我慢



「つわりは赤ちゃんが成長している証拠とはいえ、つらいもんはつらいもんね〜

もうしばらく続くと思うけど、

いつかきっと終わるからね〜」



先生の言葉に頷くのが精一杯



分かってる

つわりはネガティブなことじゃなくて

成長してる証拠だからポジティブなことだと



それでも、想像を絶する苦痛に

トイレで泣いたこともあり

弱いママでごめんね…とお腹の子に向かって

何度も謝りました



でもそんな時ずっとそばにいてくれたのは

愛犬のルイでした



私がトイレに駆け込むと、必ず駆け足で

ついてきてくれるルイ



しばらくトイレに顔を突っ込んでいる間は

私の横で丸まって、膝にコテっと頭を乗せてくれて



ほとんど寝たきりの私のそばで

一緒に寝てくれて



たまにお腹に飛び乗ってくるので

それには慌てて「やめてー!笑」と言いますが

とにかくずっとくっついててくれて

この苦しみを耐える唯一の癒しとなってくれて

本当に感謝です泣き笑い






※あくまで自分用の記録として、いつかこんな日もあったなと我が子の顔を見ながら笑って思い返せるように綴っております。