以前に臨床において「自律神経」「運動神経」をしっかりと評価しないといけませんということを書かせていただきました。
今日は「感覚神経」について臨床的応用として簡単に書いていきたいと思います。
感覚神経の詳細は、専門書で調べることをお勧めします。私が今からお話ししていくのは、対象者と向き合う際に、実際に各感覚器がどのような作用をしているのかそしてそれらをいかに相互作用させながら臨床に応用していけるのかということをお伝えしていきたいと思います。
今日は「視覚」についてです。
視覚:
「人は視覚的動物」
5感を通じて得られる情報の83%は視覚情報。
「視覚性立ち直り反応」
視覚により無意識下で常にバランスをとっている。
「視覚的定位」
周辺の環境を、意識的、無意識的に理解し判断し空間の把握を行っている。
「ものの質感」
視覚により、どんな材質か固さかなど予測している(過去の記憶と統合)。
「情動を作動させる」
見たものにより、好き嫌いや安心や不安などの情動を無意識下に作動。この時も過去の記憶などと統合される。
「運動前野による運動プログラム」
視覚情報から運動のプログラミングを行うこのとき、自分の意思や過去の記憶などとも統合しプログラミングしている。
つまり視覚は、それを見た瞬間に無意識下に、主観的判断、情動の作動、空間の中での自分の位置や傾きの判断、そして運動の準備をしています。
視覚によってこんなにも人の状態に影響を与えることが可能であるといえます。実際に町やテレビなどでも視覚に訴えるCMや看板などが多く、無意識的に購買意欲を誘導されています。
なので、療法士は臨床において、対象者の気持ちをなるべく捉え、視覚的に情動やバランス、空間の把握、はたまた運動の誘発(アフォーダンス)なども可能になってきます。
また初頭効果という言葉もあるように、第一印象で人は評価されたりしますからね。
視覚は、情報処理において大きな割合を示しますので、明日から皆さんいちいち気にしてみてはどうでしょうか(#^^#)
今日も最後まで読んで頂きありがとうございます(#^^#)
