第6話
「お嬢様!なんて事をおっしゃるのですか!」
 正直私の専属メイドに叱りたくはないのだけど…。これも仕方ないわ!今日の夜に謝ろう。
「お父様に逆らうつもりなの?アンナ。昨日お父様がそうおっしゃったのよ。それを否定するということはお父様を否定するのと同じことよ!」
「決してそういう訳じゃ…!」
「今は2人させてくれないかしら。お菓子もお茶も結構よ。」
「…かしこまりました。お嬢様。」
 心が痛いわ…。メイドならばあの言葉に怒って当然よね。ごめんなさいアンナ。
「どうされたのですか?いつもと違うではありませんか。」
「そんなことないわ。王族としてちゃんしなければいけないと思っただけよ。」
 これで少しは効いてくれると助かるんだけど…。これ以上ひどいことはしたくないわ。
「今日はなにをしにいらしたのですか?」
「今日はディスティナ様に久しぶりに会いに来たのですよ。私が見ない間にすごく成長なられたのですね。僕も頑張らないと。」
 よく言うわ。ルーズを殺すつもりのくせに。
「別にそんなことないわ。私に会いに来たのならばもうよろしいでしょう?早くお帰りになってください。」
「なぜですか?この後なにご予定でも?」
「あなたには関係ないでしょう。私は忙しいの。」
 さぁ、早く出てってちょうだい!そして私を嫌いなさい!