第7話
「そんなこと言わずに、いいではありませんか。お勉強をなさっているのですか?隣に座って見てもいいですか?」
な、なんなのこいつ!早く諦めなさいよ!
「あら、勉強している人を邪魔する趣味があったなんて、残念ですわ。これはお父様に報告しなくては。」
「邪魔じゃないよ。頑張っている姿が好きなだけです。」
「しつこいわよ!とにかく私は集中したいの帰っていただけますか!?」
「なぜそんなに怒るのです?前回お会いした時は中庭でお花を見ながらティータイムを過ごされたではありませんか。」
はーん。なによ?私が変わったって言いたいわけ?私が変わったのはあんたのせいでしょ。
「だったら自分を恨むことね。私はあなたと会いたくないもの。早く出てってくださる?そして、二度とこの敷地に足を踏まないでいただけますか?」
「なぜです?僕のことがお嫌いにでもなったのですか?」
ストレートに聞くのね。これもルーズと私のためなのよ!
「ええ、大っ嫌いですとも。ですから二度と私の前に現れないでいただけますか?」
「そうですか。なら明後日もここに来ますね。」
は?な、なんでそうなるのよ!
「僕のことがお嫌いのようなので頻繁に通い、仲を深めましょう。」
「は?何言ってるのよ!」
ほんとに、なんで私の意図を理解してくれないの!