気がつけば大学も新学期になり、私にとっては、この職場の4年目がスタートしました。
そして昨日は、今年度から入ったアルバイト学生の初出勤の日でした。
昨年度に入った二人はそれぞれ個性がありすぎなので、今回は、先月卒業したアルバイト学生に後輩を紹介してもらう形をとり、募集はかけませんでした。
私は昨日まで新人の子と話したことはありませんでしたが、面接前にチラッとみかけたときには、とにかく、「おっきい子だな~~」という印象でした。
身長155センチの私からは、見上げるくらいの背の高さで、「あの子が注意すれば、ルール違反の利用者も聞いてくれそうだな」と思いました。
以前のリーダーの場合、アルバイトの子への研修は、リーダーが説明したり、本を書架(本棚)に戻す配架作業などはまた別の人が指導してみたり、見回りは私が教えたりといろいろでしたが、今年度からのリーダーは、勤退の入力方法を自ら教えた後、「では、お願いします」と、まるっと私に任せてくれました。
まあ、リーダーもこの職場に来たばかりだからでしょう。
途中途中、昨日の遅番担当だったサブリーダーに指示を仰ぎながら指導しましたが、自分で一通りの説明ができると、今後、「これは聞いているかなどう教わった」とか、いちいち確認しなくて済むので、これもいいなあと思いました。
その点も、自分の進歩を感じて嬉しかったです。
以前は「大人ぶる」、「おばさんぶる」というのが苦手で、他人の子どもにどう接していいかわからず、息子の友達に会っても「変な顔」をされることがよくありました。
そんなわけで、私がこの職場に入って半年後くらいに、コロナ後初の学生アルバイトを雇うことになったときは、指導ができるのか不安でした。
自分もまだ慣れていないというのもあるし、上記のように「大人ぶる」のも苦手だし……。
でも、学生アルバイトといつも必ず接するのは遅番専門の私だけなので、リーダーは当然、「何かあったらそらさんに聞くように」と伝えていましたしね。
それが今年度は、それほどプレッシャーを感じるこも緊張することもなく、「前にアルバイトの経験はある」とか自然に聞けたりして、なんか「大人ぶれてる」気がしました。
昨年度に入った二人も、今年度はなんか成長したなと感じましたが、私も成長しているのですね。
スタッフ間でも、「言わなければいけないことだけど、目上の人なので輪をかけて言いづらい」という状態にある人がいたので、「無関係な私が、たまたま気づいたことをリーダーに報告という形で、その人にも聞こえるように言えば、自分で気づいてくれるのでは」と提案してみました。
この職場では私が最年長なので、それも年の功ということで。
本人が気づいてくれればいいわけで、何でもかんでも単刀直入に注意するというのも脳がないし、角が立ちますものね。
それもある意味、「大人ぶれた」のかなあなんて思ったりして。「私に任せて的な」
まだ息子の友達は苦手なのですが、少しずつまた、できないことができるようになっているのを感じ、人とのコミュニケーションも上達しているような気がして、嬉しかったです。