先日、通信講座のスクーリングに行ってきました。
学校は東京にあり、10時半から16時50分までという日程だったので、前日は東京の実家に泊まりました。
講師の先生が「かなり内容を詰め込みましたので、今日わからなくても自宅で復習して理解してください」とおっしゃった通り、どんどん進む授業を夢中で受けていたので、約5時間など、あっという間でした。
丁度、私にとっては復習にあたる内容だったので、自分のやり方が間違っていなかったと安心できたり、気になっていた点を先生に直接質問できたりと、とても実りの多い一日でした。
直接の勉強とは関係のない点で、私は進歩しているなあと思えたのは、先生が最初に「封筒から出してください」と言った資料が見つからない時でした。
封筒の中を何度探してもその資料が見つからない中、どんどん説明は進んでいくので、途中で腹を決め、内容が似ている次の資料を参考にしながら授業を受けられたことは、私としては快挙でしたよ。
結局、授業が始まる前にその資料を自分で封筒から出して、授業が始まる直前に、慌てて別の封筒に入れてしまっていただけだったのですが、今までの私なら、「ない」とパニックになって、説明をちゃんと聞けないまま時間を無駄にしてしまったり、「事務員さんが入れてくれなかったんだ」と決めつけて怒っていたことでしょう。
でも今回は、「ないものはないんだから仕方ない。とにかく説明を聞かなければ」と思えたし、前より確実に人を悪く思わない自分になれたんだなあと思うと、嬉しかったです。
一番気になっていた就職に関しても、本当に「年齢制限はない職種」と先生が言ってくださったので、要は、自分の頑張り次第ということで、またやる気がわきました。
このスクーリングの直前から、いよいよ「漢字」の勉強に差し掛かり、テキストを読んでもさっぱり意味がわからず、絶望的な気持ちになっていたのですが、スクーリングを受けてからは、また気を取り直して勉強を進められています。
もんたさんの遺作CDの曲にもずいぶん助けられ、背中を押してもらっています。
特に、「一歩」という曲に。
「燃え上がる情熱があれば 掴めない夢なんてない
全てのことは自分の生き様次第
今日も元気出していこう」
「打ちのめされて気付きだすものさ
やるべきことは やるしかないと」
「全てをかけて踏み出す一歩が
いつの日か必ず 夢を掴むと」
「惑わない決意があれば 超えていけないことなんてない
例えどんなに険しい道でも 今日も頑張っていこう
何度でも立ち上がってみせる
いつか必ず辿り着ける その時を夢見ながら
あと一歩 もう一歩一歩 あと一歩 もう一歩一歩
夢は叶うものさ 奇跡は起きるもの」
「グッバイブラザー」という記事に、「相当聴きこまないと歌えないだろう」なんて書いたくせに、いつの間にか口ずさめるようになっているこの曲に励まされながら、コツコツ、テキストに書いてあることをノートにまとめています。
そうそう、やるべきことはやるしかないんだよね、一歩一歩、一文字一文字、コツコツ書いていけばいつかはこの章も終わるんだよね……と。
「当用漢字表」に追加されたという百文字以上の漢字を一字一字、字体を確認しながら書いたり、わからない漢字を漢和辞典で調べたり、異体字やら別体字やら俗字やらなんやらが頭の中でぐるぐる回りながらも、「あと一歩、もう一歩、一歩」と口ずさんでいると、前に重たい気持ちを抱えたまま行っていた漢字練習が突然楽しくなったのと同じく、急に用字用語の勉強が楽しく感じられて驚きました。
結局、何事も楽しくなるくらいまでやらないと、成就できないのかもしれませんね。(まだ成就できるかわかりませんが)
明日はまた「健康ボウリング」の日だし、午後は仕事もあるので、頭をあちこち切り替え、一日頑張ろうと思います。