7月の最終日に、私を含め、3人でグループLINEを作っているお仲間の一人から、提案がありました。
「独りではなかなか学びが進まないから、LINEに投票箱を作ろうよ」と。
「少しでも本を読んだり、自分の向上につながるような学びをしたら投票することにして、毎日続けられるよう、お互いに励まし合って頑張ろう」と。
「それは良いね」と、私ともう一人のお仲間も大賛成しました。
(仮に、提案した人をAさん、もう一人の人をBさんとします。)
全員同年代ですが、中でもスマホに長けたBさんが、早速投票箱を作ってくれました。
その二人は友人というよりはもう少し緊張感のある間柄で、でも、知人というよりはずっと親しく、価値観が似ているからか、ある意味、友人よりも何でも話せる、やはり「お仲間」という言葉がピッタリな感じの方々です。
「丁度8月になるところだから、明日から始めよう」と決まり、その8月最初の日に、夫の友人から、「今家にいるちょっと話があるんだけど……」と、夫のスマホに電話がありました。
それに対し、「良いよ」と答える夫に驚愕し、「ちょっと私まだ着替えてもいないんだけど」と言っても時既に遅く……電話は切られた後でした。
「着替えを二階に持っていけばいい」などどのんきなことを言っている夫に、「そんなことする暇もなく来ちゃうって」と激怒した矢先に、もう車が家の敷地内に入ってくる音がしました。
(とっさにブラジャーカップ付きのワンピースを頭からかぶって事なきを得ました)
つい夫に激怒してしまいましたが、そもそも、お客が来てもおかしくない時間に着替えていないのも、部屋がほこりまみれで、テーブルにも椅子にも物が山積みなのも、私の日ごろの行いが悪すぎるだけ……。
私は自分のせいだから仕方ないけど、夫にも恥をかかせてしまったな……と、今回ばかりは自分のだらしなさと掃除嫌いを猛省しました。
(乱雑な部屋を少しでも片付けようと慌てる私たち夫婦を見て、夫の友人は「車で話しても良いよ」などと言ってくれました)
そんなことがあった日の午後、まだ反省しながら仕事に向かう途中、「そうだ」とひらめきました。
これも投票箱を作ってもらえばいいんじゃないと。
そこで、仕事から帰宅してすぐに「家事」の投票箱も作ってもらい、それも皆で励まし合うことになりました。(私の提案も快く受け入れてもらえました)
それらの投票を始めて今日で5日目ですが、私はまるで生まれ変わったかのように、家事を頑張ることができています。
やっぱり皆でやるってすごいなあ
「少しでもやれば投票できる」というのが嬉しくて、今まで気にはなっていたけど見て見ぬふりをしていたことが、どんどん片付いていきます。
ずーっと前からこういう自分になりたかったという行動ができています。
私は本当に継続力がないのですが、これを機に、投票箱が無くなっても、ずっとこんな自分のままでいられたら良いなあ。
Aさんは最初の提案の時に、「毎日できなくても、15日続いたら何かご褒美考えようよ」と言っていましたが、今の、「生まれ変わったかのようにきちんと生活できている」という喜びが、私にとっては既にご褒美のような気がします。
この嬉しさ、この気持ちの良さがずーっと続き、いつ人が来ても恥ずかしくない家にできて、それが自信につながったら、人付き合いに対する苦手意識も薄れていくかも……なんて、期待もしてしまったり。
そうは言ってもまだ5日目なので、今後も油断せず、投票を励みに毎日頑張っていこうと思います。