最近微信(中国版Facebook)
で紹介されていた記事が面白かったのでちょっと紹介。
日本でも自殺者多発工場として話題になった「Foxconn」社の件です。
※訳は完全では無いです。


【日本語文】

鴻海(鴻海科技集团、富士康科技集团、
Foxconn Technology Group)のエンジニアが、
オーナーの郭台銘に質問をした。

「なぜ私だけが死ぬほど働き、あなただけが裕福になり続けるのか?」

郭台銘は返答した。
「我々の間には3つの違いがある」

第一は、
我々は30年前に鴻海精密を設立した際、
全財産を投資した。それは失敗が許されない大きな賭けだった。
それに対して、あなたは履歴書を何通か書き、当社へ出勤することになった。
またあなたはいつでも好きな時に辞めることができる。
我々とあなたの違いは「創業したもとと雇われているもの」の違いである。

第二は、
我々は「電子コネクター」から市場に切り込み、
Apple社とコラボレーションする規模にまで成長した。
それは私の市場を読み解く判断が正しかったからだ。
それに対してあなたは、学歴と試験で配分された
わが社のある部署へ出勤しているという状況だ。

我々とあなたの違いは「選んだものと選ばれたもの」との違いである。

第三は、
私は24時間いかなる時も利益の追求を考えている。
ある一つの決断が、何万世帯の従業員の家庭、数十万の株主の権益に
影響する。それに対してあなたはただ帰宅してあなたの家庭をよくしたいという
思いしかない。

我々とあなたの違いは「背負っている責任の重さ」である。


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【中国語文】

鴻海工程師問郭台銘董事長:為什麼爆肝的我,首富卻是你?

郭董說:我們之間有三個差別:
第一:三十年前我創建鴻海的時候是賭上全部家當,
不成功便成仁,而你只是寄出幾十份履歷表後來鴻海上班,
且隨時可以走人。我們跟你的差別在:創業與就業

第二:我選擇從連接器切入市場,
到最後跟APPLE合作, 是因為我眼光判斷正確,
而你在哪個部門上班是因為學歷和考試被分配的。
我們之間的差別在:選擇與被選擇。

第三: 我24小時都在思考如何創造利潤,
每一個決策都可能影響數萬個家庭生計與數十萬股民的權益,
而你只要想什麼下班跟顧好你的家庭。我們之間的差別在:責任的輕重。
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先日上海に遊びに来た台湾の友人から
中国で出回っている酒の9割が偽物だと聞いて、
改めてガックリした。特にウイスキー、リキュール関連は、
よく思い出したら、全然違っていたなと。
言われるまで意識しなかった自分にがっかり。

中国本土の白酒も高級なものほど
偽物らしい。本物は共産党の軍部が買占めている為、
一般人には廻ってこないようだ。

ビールならいいのかと思うけど、
そもそも何が本物かわからない。
感覚が麻痺してきている。

本物の空の酒瓶を売買する
ビジネスも存在するらしい。

台湾にいる時は、よく夜市の屋台で食べていた。
中国の屋台の油は、ほとんどが違法な廃油を
使用していると聞いていたので、まず手を出さない。

お酒までもかぁ、でも中国なら当然だよな。と諦めてしまうのが悲しい。

台湾では素朴な暖かい風土に癒されたのに対して、
上海では先ず疑ってみるクセがついた。

ここはなかなか好きになれないな。
人口約2000万人。全世界からビジネスを目的に次々と人が入れ替わる。
家賃と一部の物価は、東京並み。人間関係は非常に薄い。
万博以降、かなり変わったらしい。
5,6年前は、もう少し人間らしい素朴な街だったと聞いた。

それでも週末は、新しい情報が無いかと街へ繰り出し、
仕方なく偽酒を片手に僅かな時間を潰す。
中国で、上海で生き抜くヒントはないものか?
次のうねりはどこにあるか?
周りを見渡すと結構みんな疲れているな。

$★台湾的生活★


ペタしてね
友達に薦められて、
「上海バンスキング」という映画を見た。
元々有名な演劇であり、1984年に
深作欣二監督が映画化した作品である。

昭和初期にJAZZミュージシャンが上海に渡り、
戦争に翻弄されていくといった内容だが、
少し気になった点があった。

戦争の場面が少し多い。当時日本軍の蛮行さを
描く場面が多いという点だった。

日中合作的要素も有り、中国側の意向が色濃く反映されている
と感じた。だいぶひねくれた視点だが、中国側の
反日プロパガンダが巧妙に仕掛けられているように思った。

この映画の製作時期前後はちょうど当時の中曽根総理が
中国人留学生を多く受け入れていた時期だったと思う。

まだ中国という国がベールに包まれており、
多くの問題も「棚上げ」状態でとりあえず仲良くしてこう
という流れが民間・企業間で急激に生まれていった時期だと思う。
この頃の中国人留学生の多くが、現在も日系企業との要人として
現在活躍している状況が有る。

しかし、30年たった今も多くに日本人にとって、
中国はやはりベールに包まれたままのような気がする。

映画の最後に日本軍が言った一言が印象的だった。
「中国は広すぎる・奥が深すぎる。。」
現在の私の中国に対する印象と同じだ。
なかなか掴めないのである。

台湾とは大きく違って、根本的に「反日感情」があるのは節々に感じる。

現在の上海は、巨大な経済都市であり、
この映画のような音楽と文化に溢れかえった都市という印象は無い。
中国人はあまり音楽に関心が無いように思える。
まだまだ生存競争に必死で「娯楽」そのものが少ない国であると感じている。

どこかにかつての「魔都」と呼ばれた名残が有るのだろうか?
まだまだ上海を良く知らない。



$★台湾的生活★
中国では、「Facebook」「Twitter」「Youtube」等には基本的にアクセスできない。
(香港ではアクセス可能。大陸でも抜け道があるらしいが詳しく調べていない)

Facebookは2年前台湾にいるときに知った。
当時iPhone4が発売直後で急激に売れ出した頃だ。
台湾にはimodeのようなツールがなかった
所謂ガラケー以前の電話とショートメールしかできない
PHSから一気にスマフォに切り替わった時期である。
それまでは、「Skype」「MSN」が連絡ツールの主流だった、
携帯端末だけで「Skype」にアクセスできるよ、
しかも電話代無料のアプリ(当時Viberが流行っていた)
なんかもダウンロードできるよと教えられ、かなり興奮した記憶がある。
極め付けは「Facebook」だった。

iPhoneのようなスマフォがあれば、
今いる瞬間をリアルタイムに切り取り、
世界中に公開し合うことができる、
これこそ次世代のコミュニケーションと思った。
昔mixiがいまいちしっくりこなかった自分にとって
よりシンプルでお洒落な感じがして一気にはまった。

一昨年の台湾の今年の漢字が「讃」(いいね!)だった。
大統領選の最中は街中にあの指のマークが溢れていた。
自殺の実況中継を自らFacebookでリアルタイムに公開する事件も
大きく報道されていた。

その頃、日本でiPhoneを持っている人は
一部の新しい物好きでやや変わり者扱いされていた気がする。
パケット通信で十分じゃん、そんな空気があった。
それが昨年で一気に日本でも広まっていった。
全く連絡が付かなくなっていた友人にFB上で出会いし、
10年ぶりに再会したことは、とても嬉しかった。

Facebookの熱が冷めていった経緯には、
あるとき過剰なまでに個人情報を公開するような
メッセージがFabcebookのサーバーから届くように
なった頃からである。個人がWebを自由に使いこなしている
そんな痛快感が初期のFacebookにはあった。
それが、メディアの管理の中にいることに気づいたとき
急激に熱が冷めていった。

Facebookに嫌悪感が出てきた頃、「instagram」を知った。
写真の公開のみで無駄を省いた内容はちょうどいいガス抜きだった。
その「instagram」もまもなくFacebookが買収し、
一体どこまで管理したがるのか?あまりにも不特定多数を相手にした
無差別な拡大戦略に当初の「Cool」な感じは全く無くなっていった。

Webはあくまで個人が使いこなしていくツールである為に
連絡ツールはある程度、複数持っていた方がいいと思う。

「クラウド」というシステムが信用できず
情報は「ハードディスク」にきちんと保管しておきたいという人は
自分だけでないだろう。

最近「デジタルデトックス」というフレーズを見つけた
最終的に信用すべきものは、自分の感覚と身体のみであると思うが、
今更ネット無しでの生活はできず、また切り離す必要もないだろう。
Web上での半リアルなコミュニケーションにまだ明確な秩序が無い為、
ちょっと距離を置くのがしばらく続くだろう。

今後、新しいツールが生まれるとしたら、
Webへのアクセスをもっと開放することから始まるだろう。
全世界レベルでその規格が統一されようとする時、
また一歩進んだコミュニケーションができると思う。

携帯電話のキャリアと契約してその専用Simカードしか
使えない端末を販売する日本は完全に終わっていると思っていたが、
昨年DocomoがnanoSimカードを販売していることを知った。
そもそも携帯でネット接続を最初に可能にしたのは、NTTDocomoのi-modeだったはずだ。

韓国勢に徹底的に追いやられ、
世界的にも肩身が狭くなっている日本だが、
水面下で力をつけ再び攻勢に出るには、
「Facebook」等を一切拒否しているような
中国を読み解くことから始まるのではないかと思う。


★台湾的生活★-1
台湾を離れ、中国での生活がメインになっていった。
知り合いの台湾の日本人駐在員も続々と帰任または、
大陸への赴任となっている。

好き嫌いを問わず、中国にどんどん飲み込まれていく
そんな流れを、否が応でも感じている。

昨年2012年1月の台湾総統選挙の時をよく思い出す。
独立を唱える「民進党」が猛追したものの、結局
馬英九総統が再選し、「国民党」政権が続行された時、
台湾が大きく変わっていく状態を感じた。

そして同じく昨年9月のあの島の問題を経て、日中台は
全く新しい関係を模索し始めていくことになったと思う。

台湾と同じ感覚で大陸に行くと痛い目に合う、
多くの人に心配された。
今日現在少しずつ中国の習慣に慣れているが、
まだ大きな違いを感じられないでいる。

ただ台湾の人たちから感じた暖かさ、助け合い精神
のようなものは、大陸の人からはあまり感じられない。
日本人に比べると台湾人も十分ドライであったが、
中国人の人口の多さ、生存競争の激しさと
ハングリーさを目のあたりにすると、じっくり
立ち止まって考える機会があまりない。

また一口に中国と言っても、その都市毎にカラーが
まるで違うようだ。とにかく大陸は広いという印象がある。

こちらでは、全般的に空気が乾いている。
青空が少ない、緑が少ない。

中国に慣れ親しんでいく中でも、
大好きな台湾からの視点を常に持っていたいという気持ちでいる。

このドライな場所で大きな時代の流れにもまれながらも、
タフに生きていこうと心に決める。

そんな2013年が動き始めた。。



★台湾的生活★


台湾は二年前はまだイケイケだった。
一年前に、急ブレーキがかかった。
そこから緩やかに悪化している。
今は日本と同じような空気を感じている。

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iPhoneからの投稿
最近日本では、警察によるクラブの摘発が頻繁に行われているらしい。

それもかなりやり方がエグい。
『客を踊らせた』という理由でどこかのクラブ関係が逮捕されたらしい。

一方で、ストリートダンスを義務教育化しようとしているらしい。

そもそもストリートダンスは、黒人のゲトーから生まれた反社会的なルーツがある。

何かがおかしいと思うが、結局は誰が得するかということ、某レコード会社『A』のダンス教室はそれなりに儲かるだろう。CDの売上が激減している『A』が警察官僚にクラブ潰しを依頼し、対価を与える。根拠は無いが、勝手にそう考えている。

『クラブ』= 犯罪の温床という、イメージを作り上げてから、一気に
新しい利権を作り出したいのか?

こういうことを続けていくと、結局日本全体の活気が無くなっていく。
小さな日本国内で、お互いが潰し合うことで得するのは、近隣諸国である。
韓国メディアはさらに有利になる。韓国側の圧力もあるなら闇は深い。

このクラブの摘発ブームは、警察の本店が動いている。
もっと大切な事が、やるべき事が山ほどあるはずだが、


iPhoneからの投稿

『犬も歩けば棒に当たる』
という諺の正確な意味を忘れてしまった。

台湾では人が歩けば犬に出会う。

カフェの中に野良犬が入ってくることもある。ゴルフ場のバンカーで数匹寝ていることも。台北の有名百貨店の前でも野良犬が普通に座っていたりする。郊外の観光地だろうがオフィス街だろうが数匹が群れを為している風景に出会う。人が近寄っても彼らは特に臆することない。

台北では、数年前に街中で爆竹を鳴らすことが禁止になったらしいが、野良犬はそのままほっとかれている。

これは道教の影響なのだろうか?
あるがままでいいじゃないか、
そんな寛容な空気に勝手に癒されてる。

街中の野良犬は私にとって台湾の象徴的な風景である。

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iPhoneからの投稿
博多ラーメンの一風堂が5月に台北に出店するらしい。
久しぶりその名前を聞いて懐かしくなった。
地元での開店当時1時間近く待ったことを思い出した。

台湾で絶大なブランド力のある高級焼肉チェーン
「乾杯」グループとコラボらしいので、
多分成功するんじゃないかと思う。

ただ気になるのは、汁を台湾人の味覚に合わせて
薄くするかどうか?という点。

台湾の人は「辣」(スパイシーな辛さ)はOKだが、
「咸」(塩辛い)はNGの人が多い。

近所のラーメン屋には、
「このスープは台湾の人の味覚に合わせて薄くしてあります。
本来の日本味が良い方は、申し出て下さい~」のような但し書き長々としてある。
本来の味じゃあ営業できないのかなんだか悲しくなってしまう。

以前何人かの台湾人にカップラーメンをお土産にお渡したら、
ほとんどが塩辛過ぎる!という感想だった。
逆に台湾のカップ麺は味が薄すぎて全くおいしくない。

ラーメンの味は日本人が一歩先を行っているのか?
ただの習慣の違いなのか?

鴻海精密がシャープの筆頭株主になった。
子会社のみならず、シャープ本体の筆頭株主である。今までのシャープ
のスタイルからして、屈辱というか事実上の身売りに等しいと考えている。

一応打倒韓国という前置きがあるものの、主導権は完全に鴻海側にある。

ここ数年で恐ろしい速さで時代が変わっている。

シャープはソーラーの分野で一時期世界的にも先行していた。
そのスピードを止めたのは、日本の所謂『利権ムラ』であるのは間違いない事実である。
その間にドイツ、台湾にあっという間に抜かれてしまっている。

昨年の震災でその存在を誰もが知ることになった。
本当の震災からの復興は新しいビジネスモデルを打ち出すことだと思う。

いつまでも『ありがとう台湾』なんて言ってる場合ではないと思う。
台湾はしっかりしろ日本!と言ってるのだから。
新しい第一歩を世界に示すことが、震災当時の支援国に対する返答だと思う

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