33week5day
さっき、スーパーにお買い物に行ったんだけど・・・
私・・・挟まれたぁーーーー
買い物を終えて、いつもの様にカートのままエレベーターに乗り込んだ
そこへ1人のオバチャンも乗り合わせた。
B1から1Fまでの短時間だし、何事もなく時間は流れると思ってた・・・はずだった・・・
扉が開いて、私はいつも通りに端に寄り『開くボタン』を押しながら、
「どうぞ」と言った。
我先に!と降りるのは嫌だから、私的にはごく自然な事なのだ。
サッサと降りてくれさえすれば良い。
愛想の無いエレベーターガールだと思ってくれていい。
するとオバチャンは、ニコニコしながら私のお腹を見て、
「いえいえ♪お先にどうぞ♪」
(チッ!いいから先に降りてくれれば良いのにその方が安全なんだから)
なんて思いつつも、
「あっ、どうもすみません♪ありがとうございます♪」
と、笑顔で会釈して降りようとした・・・その瞬間
開いていたエレベーターの扉が、突然勢い良く私に襲いかかって来た
私は咄嗟に、右側の扉をカートで抑えた。
そして左側の扉は今まさに、無防備な私の大きなお腹に向かって・・・
オバチャンの「ギャー!!」って悲鳴と同時に、ゴンッって鈍い音がした。
左の扉は、瞬時にお腹を庇った私の左腕に直撃した
「痛いっ!!」
見ると、オバチャンの指は『閉まるボタン』を押してるじゃないかぁ!!
「ごめんねー!やだ!間違えちゃって!!まぁー!ごめんねー!」
オバチャンは謝りながら、私の頭をナデナデ
31歳にもなって、見ず知らずのオバチャンに頭をナデナデされるなんて・・・
若い頃の私なら、きっと直ぐに怒鳴りつけていただろう
しかーし!もうじき母親になる身!
公共の場で、自分の母と同じ歳位のオバチャンを相手にキレたり出来ない!
しかも、きっと・・・多分・・・悪気は無かったんだろうし・・・
何とか怒りを押し殺し、引きつった笑顔で、
「ハハハハ・・・大丈夫ですよー・・・」
車に乗って、音楽のボリュームを上げて深呼吸の後・・・
「ババァーーーー私は妊婦じゃーーーい
お腹に当たってたらどうする気じゃぁーーー
「どうぞ」って言ったんだから、サッサと先に降りろぉー
余計な事はするなぁーーー
これで私はまた人間不信じゃぁーーー」
って、これも心の中の叫びなんだけどもね・・・
で、今は一応冷やしてるよ(湿布は出来ないからね・・・)
腫れそうだし、私って直ぐに痣になるの
↓お腹の中のゆっちを守った、「名誉の負傷」?!