前回の記事は、子供から見た日本のフシギでしたが、今回は私から見た日本のフシギ。日本というか、ディズニーランドのフシギ。
子供たちのたっての希望でデズニーへ。遠いしコーシーカップとか目ぇ回るし、どっか他の所行って誤魔化したかったババァな私。でも子供たちがデズニーに前回行ったのは4年前。日本在住の子供のように毎年とか行かれないので、行きましたよ、横浜からバスに乗って浦安ネズミーランド。
梅雨時の久々に晴れた日だったということもあり、結構混んでました。平日だったし小学生はあまりいなかったのですが、夏休みになってからどんだけ混むんでしょう?
園内のあちこちで
娘曰くアナ雪のアンナだかエルサだかの服装なんだそうな。アナ雪の原作はHCアンデルセンですからね、キャラが北欧チックでもおかしくはないですが。
中にはもっとぶっ飛んだ子供もいて、フランス人形みたいな恰好の子供もいました。たぶん不思議の国のアリスの服装をモチーフにしてるんだと思います。水色のヒラヒラワンピースに白い前掛け。しかも姉妹でペアルック。前掛けにはShirley Templeって書いてあったので、結構高いね。いきなりそんな19世紀欧羅巴ファッションの子供がいると、びっくりしますね、田舎のオバサンは。とにかく日本人のペアルック好きってのは、変わらないんですね。制服の影響でしょうかね。
子供がデズニーキャラになりきってしまうって分かります。よく考えたらうちの娘も、5歳くらいの時はよく演歌歌手みたいな恰好していたもの。白雪姫のコスプレで実家の近所に買い物行ったりとか。どうしてもその恰好が良いって聞かなくて、面倒だからそのまま行かせたけど、デズニーランドじゃなかったんだからもっと恥ずかしかったですね。だからデズニーで演歌歌手な子供たちも、絶対このドレス!って言ってきかないから、親は疲れちゃって着せてるのかも知れません。
しかしデズニー園内で買ったペアのTシャツ姿、しかもスカートも靴もペアルックという不思議な大人も一杯見かけました。スカートや靴などは、あらかじめ買っておくってことですね?凄い気合いの入れようです。
家族4人がみんなそれぞれ色違いのデズニーTシャツを着ているのも見かけました。園内のお土産物は基本割高なので、4人分で結構なお値段だよな、なんて余計なことを考えてしまいました。私とは価値観が違うってだけなんですが。
普段田舎に住んでて、東京見物を楽しみに鼻の孔をパカッをおっぴろげて上京してきて、そのメインがスカイツリーとデズニーランド。はとバスに乗って皆様ぁ、右手をご覧下さいませ。一番高いのが中指でございますって奴かなぁ、などと実に
余計なことを考えてしまいました。
本当にある意味、デズニーランドは非現実空間なんですね。夜のエレクトリカルパレードでは、シンデレラ姫役の西洋人が八代亜紀っぽい顔立ちだったのが妙に気になりましたが、非現実空間だからね!