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サッカートレーナー&スポーツPTとAT takiのブログ

スポーツでケガした選手のリハビリと高校サッカー部でのトレーナー活動を行っている理学療法士。教科書や参考書には書いていないような現場でのどうしたらいいの?を自分なりにまとめています。小学生からスポーツ愛好家、指導者の方々にも参考になれば嬉しいです。

学生時代に運動器疾患を診る際に
「対象関節の上下2関節も評価しなさい」
とよく言われました。

隣接関節は互いに影響しあうからという認識で
これまでの11年間の臨床現場でも実践し、
学生指導でもそのようにやってきました。

しかし、その"影響しあう"をどのようにとらえるか…
難しい問題です。

膝のスポーツ疾患の治療を進めていく上で、
股関節と足関節の評価は必須です。

特に足部や足関節は力を地面に伝え、地面と身体を適応させる大切な部分です。

例えば…
足関節の背屈(爪先をすねに近づける方向の動き)の可動域が小さいと
膝関節に負担がかかる…特に膝蓋腱や膝蓋骨周囲に。
ジャンパー膝やオスグッド病はその代表的な疾患ですね。

そんな時にこんな↓ストレッチをしていませんか?

この方法が間違っているのではありません。
ただ、考えておかなければならないことがあります。

この方法は"足部が安定している足"に対して行えば、
足関節の背屈ストレッチになります。
でも足関節が硬い+足部が柔らかい足にこれをすると、
"足のアーチ潰し"になります。

他の関節にアプローチする際も同じで
「どこに今アプローチしているか」だけでなく、
「他の部分にどんな影響があるか」を考える必要があります。