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T's World

花のある生活や語学、そして趣味の弦楽のことなど…つれづれなるままに。

学校私たちはmature student

カレッジの1年目は基礎的なことを学ぶコースで2クラス編成だ。
フローリストリーという性質上、10代の学生に加えて結構大人の生徒も多く、私のクラスは大人主流。

クラスはイギリス人女性が多くを占めていたが、その中に日本人留学生が何名かいて、彼女たちはほとんどがこれまでの会社を辞めてキャリアチェンジをするために来ていたのだが、皆1年で帰国してしまい、現在花の仕事に就いている人はいないのではないだろうか。

このように10代とすでに社会に出ている大人が同じ学生として学ぶとき、われわれはmature studentsと呼ばれる。そう、大人の学生、そのまんまですね。
このmature studentという表現はイギリスで好んで使われると何かに書いてあったような気がするが、このちょっと婉曲な感じが私は嫌いではない。

英語を母語とする人たちは、何でも白黒をはっきりつけて単刀直入というイメージを持っている方も多いのではないかと思うが、実のところ、イギリス人はかなり日本人的だ。
彼らは謙遜だってするし、思ったこともずけずけ言うよりはちょっと遠まわしに表現したりする。
なので、時にはいやみだったりもするのだけれど。

これはやはり同じ島国故の性なのか…。

ということは、イギリス、特にロンドンは日本人には住みやすい街ということになる。
実際、私は住んでいて何の違和感もなかったし、馬鹿高い物価を除けばかなり住みやすくて気にいっていた。

そして、ロンドンに長年住んでいる日本人友達のほとんどが口をそろえて「イギリス人は日本人に似ている」と言う。
で、それをイギリス人に言うと、これも必ず全員が「?????」となる。
彼らにとって、日本人は全く異文化の違った存在の見えるのだ。
だから、一々「これこれこういう部分がとっても近い気がする」と説明するのが面倒なのだが。

で、先日イギリス人のmature studentsのクラスメイトの名前をFace Bookで発見してしまい、ノートを見せてもらったことなんかもあったので懐かしくなってメールをしたらちゃんと返信が^^
で、色々書いてあった中に「Bちゃんが死んじゃったそうです…」。

われわれはmatureだけどそこまでじゃないはず…
人の命って分かりませんねかお

つづくしっぽフリフリ
音譜発表会は無伴奏汗

発表会で弾く曲が決まりました。
バッハの無伴奏組曲Ⅰメヌエットです。

先生に相談したところ、これは譜そのものは簡単に見えるけれど、音楽性が高いのでトライしてみる価値十分にありとのこと。

youtubeでマイスキーの演奏を見てみると…素晴らしいラブラブ当然ですが…

曲自体は素晴らしいのだけれど、いかんせんこれは無伴奏。
ピアノ伴奏があれば結構実力をカバーできるのだけれど、これは実力そのまま丸出しで…
ただ楽譜に通りに弾けるだけではお話にならないので、先生のお言葉をお借りすれば「音楽性を追求」した演奏が求められているわけで…

うーーーん、必死で練習しなければまずいわ…
アンサンブルの練習、発表会の練習…それだけで今年が暮れて行くような気がしますガーン

で、お花はそろそろクリスマスシーズン。
今年はナチュラルリースとガーランドを作る予定ですが、資材もちゃんと調達せねば。

ロンドンでフローリストをしている友人からの便りでは、すでにロンドンは朝晩0度を割ることもあってめちゃめちゃ寒いのだそう。
クリスマス準備で忙しい上に厳冬になりそうで、フローリストには厳しい季節です雪
CD現代の音楽

つい最近入団したストリングスアンサンブルの次回定期演奏会で、ジョン・ラターの曲を演奏することになりました。

何曲か演奏する中の一つなのですが、私はそれまでジョン・ラターなる作曲家を知らなかったので、いったいどんな音楽なのかと思いきや…

CDで聴くととても壮大で美しく素晴らしいのですが、いざ自分で演奏してみると…む、む、難しい…あせる

これは本当に、半端ではなく難しい。
モーツアルトなどの古典音楽とは全く異なったリズムで、うまくできればそれはもうカッコいいのですが、カッコよく演奏できるようになるまでの道のりを考えると…ちょっと暗くなる私ガーン

このジョン・ラターという人物はイギリス人で、現在もなお活躍中です。

これまで「現代音楽は難解」という固定観念があり、自ら近寄ろうともしませんでしたが、こうやって触れてみて、それは知れば知るほど味わい深くて美しい音楽なのだと認識。

なぜ現代音楽を敬遠していたのか、と色々思い起こしてみると…学生のころにさかのぼって、それは東京芸大声楽科卒の音楽の担任。

その先生はとても素晴らしい先生で大好きだったのですが、授業の一環でクラシックやら何やらをよく聴かされていて、その中に当時の私(達)には意味不明の難解な現代音楽があったのですね。
そのときに「現代音楽」=「拒絶します!」という図式が出来上がったようなのです。

先生の知識が豊富なだけに、当時十代には理解不能なものも色々聴かされたような気がしますが、その先生は後に音大の教授になりました。
やっぱり実力あったんですね^^

で、これを機にもう少し現代音楽にも歩み寄ってもいいかな、と思っている次第ですクラッカー