「秘教治療(上)」の第四章「いくつかの質問に対する答え」はテーマ別に書かれており、比較的短く、読みやすい文章が並んでいます。
今回は「熱」について。
「熱は単に異常があることを示すものであり、浄化と除去を行う基本的な方法である。
それは示すものであって、それ自体は病気ではない。」
「可能な場合、そして肉体がその緊張に耐えられるほど強いとき、一時の間は熱にその役割を果たさせるがままにしたほうがよい。
なぜなら、熱はいくつかの望ましくない状態を自然に治療するものだからである。」と語られています。
アストラル的(感情的)要因・メンタル的要因からくる熱、についても書かれています。
・過剰な情緒本意・欲求という胚種 ←アストラル的相応物
・統制されておらず、非常に忙しくしているが何も達成できない活動過剰のマインド ←メンタル的相応物
免疫学の世界的権威と呼ばれている安保徹(あぼとおる)先生、
ロバート・C・フルフォード博士の「いのちの輝き」のテキストも一緒に見てみましょう。
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「秘教治療(上)」p369
熱に関して
熱は単に異常があることを示すものであり、浄化と除去を行う基本的な方法である。
それは示すものであって、それ自体は病気ではない。
このことについて熟考し、すべての界層にそれを当てはめなさい。
というのは、物質界での熱にはアストラル的メンタル的な相応物があるからである。
それは、燃え上がる過剰なエネルギーであり、燃えることによって軽減し、治療する(それは、その原因になる胚種つまり一団のエネルギーを支配することによって、もしくは死という解き放つ力によって起こる)。
可能な場合、そして肉体がその緊張に耐えられるほど強いとき、一時の間は熱にその役割を果たさせるがままにしたほうがよい。
なぜなら、熱はいくつかの望ましくない状態を自然に治療するものだからである。
熱は、苦痛を引き起すものが存在するという警告を発するだけではなく、それ自体に明確な治療上の価値がある。
しかし、注意深く見守り、バランスをとることが肉体のエネルギーに対抗してバランスをとることが――必要になるであろう。
熱が猛威を振るっている間、肉体は比較的無益になり、その正常な活動が影響を受ける。
熱の治療と適切な処置に関しては、伝統的な医療の専門家が多くのことを知っており、熱の原因がもっとよく理解され、医師が結果ではなく原因に働きかけることができるようになるまでは、この知識で十分であろう。
過剰な情緒本意は肉体の熱のアストラル的な相応物であり、熱が治まるようになる前に対処しなければならない欲求という胚種が猛威を振るっていることを示している。
統制されておらず、非常に忙しくしているが何も達成できない活動過剰のマインドはそのメンタル的な相応物である。
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『免疫学講義』安保徹
発熱はどうして起こるのかというと、ウイルスと戦うための抗体を産生するためには、代謝を亢進させないとタンパク質が作れないからです。
タンパク質合成は温度依存性で代謝亢進によって上昇するので、発熱が必要です。
…私たちの身体はこのような免疫反応を起こして戦うので、クスリで代謝を止めれば治るのが遅れてしまいます。
WHOで統計をとったら、この免疫反応が起こる風邪の場合は、ひいてから治るまでかかる日数は、平均に2.5日です。
しかし風邪薬を飲んだ時は4日まで延びるという報告があります。
「血流と低体温は密接な関係にあります。体温を上げると血流はよくなりますし、免疫力も活性化するわけです。
免疫力の活性化とは、免疫細施の数が増えることと免疫細胞が元気になることをいいます。
体温の多くは筋肉で作られていますから、筋肉をつけることと体を使って筋肉からの熱を促すことです。
どうしても女性は筋肉が少ないです。なかでも体が細く、胃の調子の悪い人はどうしても低体温となり、不調を抱える傾向にあります。
2 番目は、やはり体を温めることです。それには入浴がもっとも効果的ですが、シャワーと湯船につかるのとでは大きく異なります。夏は暑いからついシャワーで済ませようとしますが、冷房で体は冷えていますし、湯船につかる方がいいでしょう。」
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「いのちの輝き」ロバート・C・フルフォード
「いまでは、熱がでたらまず熱をとれといわれる。
オステオパシー大学で学んでいたころ、われわれはそれと反対のことを教わった。
なんであれ、熱をあげることによって外にあらわれようとしているものにたいする、からだの反応を促進するようにと教わったのである。
摂氏39.5度までの熱なら心配する必要はない。からだはたえず、役割を終えたある種の細胞を焼却しつづけている。
それは死滅のプロセスにある細胞で、いずれからだから排出される。
それらの細胞が通常のパターンでからだから排出されなくなると、どこかに蓄積しはじめる。
そこで母なる自然がふだんより高い熱を発して死んだ細胞を焼却し、排出作用を回復させる。
発熱はからだが必要としている正常なはたらきなのだ。(74ページ)」
「自分を哀れな弱者だと考えるのをやめ、着実に健康への道を歩んでいるのだと自分に言い聞かせればいいのだ。
欲望をコントロールしようとする意思によって傷つくことはありえない。
わたしの経験では、その意思こそが、こころ強い味方になってくれるものだ。(112ページ)」
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日本でさらに「秘教治療」が読まれるようになるには、「秘教治療」と一般の情報の比較研究が進むこと
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エネルギー医療・エネルギー科学への認知が広がる(まだ日本ではここが小さいのでは?)
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それから「秘教治療」が治療家のバイブルになっていくのではないか、と思っています。