永沢哲氏の論考「いのちとこころ チベット仏教の意識ー生命論」
を読んで、ビンドゥについて考えていたら興味深い記事がたくさん出てきました。


秘教的に言い換えると、永沢哲氏の論考で書かれている「微細身」はエーテル体のことであり、

エーテル体は【脈管(ナディー)、風(プラーナ)、精滴(ビンドゥ)】から成っている。

魂や惑星・太陽からのエネルギーは、ナディー・チャクラを通して肉体に流れ入る。

プラーナの運動のトーンを作り出しているのがビンドゥ。

ビンドゥには白と赤があり、白のビンドゥは父(魂・地球のロゴス)に由来し、赤のビンドゥは母(肉体・地球の霊)に由来する。

「クンダリニー タントラ」では、「ビンドゥ」が「単独者が最初に自らを分割して無数の個々の形態の世界を生み出した点」であると語られている。

「シークレット・ドクトリン」、
「無限で不老不死の唯一の宇宙元素だけが存在し、その他のものすべて、即ち大宇宙的結果から小宇宙的結果に至るまで、又超人から人間や人間より下の存在に至るまで、簡単に言えば、客観的存在のすべてはその唯一のものが多種多様に分化した諸面であり、今は相関関係(correlation)といわれている変形である」

の「無限で不老不死の唯一の宇宙元素」、とはビンドゥのことなんでしょうかね。

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(「いのちとこころ チベット仏教の意識ー生命論」引用はじめ)
http://kokoro.kyoto-u.ac.jp/jp/kokoronomirai/kokoro_vol.10_16-19.pdf

「意識の転移」は、心を阿弥陀仏の浄土に送りこむ修行だ。まずは頭の上の虚空に、阿弥陀仏の浄土を観想する。それから、浄土に生まれ変わることができますようにと、くりかえし祈りの言葉を唱える。観想がはっきりしてきたら、呼吸を制御しながら、意識を心臓からしだいに押し上げていく。そして、「ヒック」という鋭い掛け声とともに、頭頂から抜き出し、浄土に送りこむのである(図 1 )。
この「意識の転移」の修行を行うと、頭頂が盛り上がったり、穴が開いたり、あるいは黄色い液体がしみだしてきたり、といったさまざまなしるしがあらわれてくる。

・・・

この「意識の転移」の修行は、「微細身」をめぐる後期密教の精密な理論と深く結びついている。
後期密教の意識論によれば、生きている間、私たちの心は、肉体を「よりどころ」としており、心と体は、深いきずなでしっかり結びついている。「微細身」は、いわばそのインターフェースにあたるものだ。

「微細身」は、脈管、風、精滴(Skt.nādi, prāna, bindu)という 3 つの要素から出来上がっている。受胎とともに、胎児のへそのチャクラからは、頭と下半身に向かって、脈管が伸びていき、まるで豊かに葉を生い茂らせた樹木のようなネットワークを作っていく。その脈管の内部を運動しているのが、「風」だ。全身を運動する風は、異なる波動と色彩を帯びた光であり、生命維持の機能にかかわる一方で、さまざまな情動や思考を「運んで」いる(図 3 )。

そうした「風」の運動のトーンを作り出しているのが、「精滴」だ。
父親と母親から受け継いだ 2 種類の根源的な精滴(「赤白の精滴」)を土台にして、食べ物から 7 段階のプロセスを経て作り出される。この精滴にはいくつもの種類があり、それぞれ、脈管の特定の部分に局在すると考えられているのである。


(引用終わり)





(「クンダリニー タントラ 2-9 第九章 ビンドゥ ヴィサルガ」引用はじめ)

 



ビンドゥーは、創造の起源、あるいは単独者が最初に自らを分割して無数の個々の形態の世界を生み出した点と考えられている。ビンドゥのこの様相は、「分裂あるいは分割」を意味するサンスクリット語の語源の「ビンド」から理解できる。


 ビンドゥは次元無き点、次元無きセンターを暗に含んでいる。一部のサンスクリット語の経典では、これはチドグハナ、限界無き意識の源と名付けられている。ビンドゥはショーンヤ、無の状態への門と考えられている。この無は何も無い状態と誤解してはならない。むしろ、これは個別の物の無い状態、純粋な状態、絶対的で未分化の意識である。ビンドゥは神秘的である。ここは、その中で二つの対立物、無限とゼロ、充満と無が共存する言葉に出来ない焦点である。


 ビンドゥの中には、宇宙の全ての無数のものの進化の潜在性が含まれている。これは創造のための青写真を含んでいる。ここでの進化は、垂直で超越的なプロセスを表しており、生命、もの、器官は存在の地下の土台から起き上がる。この進化はダーウィンの科学的進化論とは何の関連も無い。ダーウィンのものは特定の期間における、植物や動物の種のような、個体性の特定の発現の形、機能、現れの変化の歴史的追跡である。この進化論は時における歴史記録であるが、一方で個人性の中や外の意識の進化や退化は、時間の無い領域での事である。


 この宇宙で無数のものを生み出す個別の原理がある。サンスクリット語ではこれはカーラと呼ばれ、ビンドゥに蓄積される潜在意識の潜在的継承の原因となる。この点あるいは種より、もの、それが動物であれ人間であれ、起き上がり発現する。それぞれのものには、ビンドゥが基底としてある。このビンドゥはヒランヤガルバ、創造の黄金の卵あるいは子宮の中に横たわる。これは元は形無きものであるが、ビンドゥを通じて形を作り、その性質もビンドゥにより同様に固定化される。ビンドゥは意識の表現を意味し、同時に限界を意味する。


 ビンドゥから発現した諸センターの一部には人のように意識がある。だが、ほとんどのセンターはエレメンツ、石などのように無意識である。意識と無意識のいずれかになるかは、個々のものの性質と構造に拠り、またビンドゥによっても決定づけられる。人は意識のセンターとなる器官を持つ。


 あらゆるもの、意識、無意識は、意識の底にある本質がビンドゥの媒介を通じて繋がり合っている。あらゆるものは、ビンドゥの媒介を通じて物質的存在へと進化し、同様にあらゆるものはビンドゥを通じて源へと帰る。ビンドゥは両方の方向へと開いている扉である。これを通じて、人のような意識のセンターはサハスラーラの全体性を現実化できる。

・・・・・

ビンドゥはそこから万物が発現し育つ宇宙的種である。これはしばしば男性の精子と関連づけられてきた。なぜなら、この小さな単独の精子のビンドゥが、小さな女性の卵子と加わる事で、新しい命が生まれるからである。出産は、ビンドゥの原理の完全な象徴である。事実、ビンドゥはクンダリニー ヨーガのタントラ経典の多くで、この用語により説明されてきた。「ヨーガチューダマニ ウパニシャッド」では、このように述べている。

「ビンドゥには白と赤の二つの種類がある。白はシュクラ(精子)で赤はマハラジ(卵子)である。」(第60篇)


 ここでは白ビンドゥはシヴァ、プルシャ(意識)を象徴し、赤ビンドゥはシャクティー、プラクリティ(発現の力)を象徴する。白ビンドゥはビンドゥ ヴィサルガの中にあり、赤ビンドゥはムーラーダーラ チャクラの中にある。タントラとヨーガの目的は、これらの二つの原理を合一させ、シヴァとシャクティーを一つのものにする事である。経典はさらに続く。


「赤ビンドゥは太陽の中に確立する。白ビンドゥは月の中である。これらの合一は難しい。」(第61篇)


 太陽はピンガラ ナーディを表し、月はイダーを表す。二つのビンドゥは世界の対立するものの融合を、男性と女性の用語を用いて象徴する。これらの合一から、クンダリニーが上昇する結果となる。


「赤ビンドゥ(シャクティー)がプラーナの制御により上昇(クンダリニーの上昇)すると、白ビンドゥ(シヴァ)と混ざり合い、行者は神となる。」(第63篇)


 ヨーガの全ての体系で、様々な方法によりプラーナを制御する事で、この合一をもたらす。ある場合には、プラーナーヤーマのように直接的な制御によってであり、他の場合には、それほど直接的な方法ではない。にもかかわらず、これらの二つの極性、シヴァとシャクティーの遭遇は、超意識へと導く。


「この二つのビンドゥの本質的単独性を悟った者のみが、赤ビンドゥが白ビンドゥと合わさった時、ヨーガを知る。」(第64篇)


(引用終わり)




(後期密教についてのブログ記事「究竟次第の背景思想」より引用はじめ)

 




・「不滅の心滴」:胸にチャクラの位置にある小さな気の身体の種で、上半分が白、下半分が赤。
 この中には「極微な意識(一切空の意識)」、「極微な気」が入っていて、通常は眠っている状態だが、これが輪廻の主体となる。

・「白い(化作の)心滴」:頭頂のチャクラの位置にあり、父親から由来する。
 これを融解したものを「菩提心」、「甘露」、「精液」と呼ぶ。

・「赤い(秘密の)心滴」:へそのチャクラの位置にあり、母親から由来する。
 これを融解したものを「チャンダリーの火」、「智恵の火」、「経血」と呼ぶ。

(引用終わり)







 

Facebookより移植記事。

2021.10.24「ブルース・リプトンの気づきを通して秘教を考える」第2回のレポート、というより

見つけた記事紹介。


【東京秘教ライフ】
神尾先生の瞑想講座、「ブルース・リプトンの気づきを通して秘教を考える」の第2回を受講してきました。
今回は理学博士の根元先生の解説も交えて、生物学・エピジェネティクスについての知識も学びました。


ラマルクやダーヴィンの進化論 → 進化と「意志」の関わり、について調べながら考えていたら、

「シークレット・ドクトリン」の人類発生論について、の神尾先生の記事を見つけました。


人類の発生にこのような神の意志が働き、今は人類の自由意志に委ねられていると考えると、
物質主義の誘惑に負けずに、魂との繋がりを強めていくことが求められているのだと思いました。


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東條氏による【第Ⅱ巻の概要】(P154)には、


「本論は、第四環(周期)に入った地球が太陽神(宇宙意識)に願うところからはじまる。太陽神は、時が来たら火を分け与えることを約束する。地球は自力で生命を進化させようとするが、奇怪な生き物しか生まれず、太陽神が送り込んだ主たちは、これらが太陽神の火の受け皿にならないと判断してこれを拒否し、絶滅させる。そこで、地球は自力で生命を進化させることをあきらめ、月の主たちと水星から来た叡智の主たちの助けを借りることにする。


 彼らの助けを得て第一根幹人種がハイパーボリア大陸の上に誕生する。第一根幹人類から第二根幹人類が生まれ、第二根幹人類から第三根幹人類(レムリア人)が生まれる。レムリア中期になってメンタル体の基礎ができたとき、動物となるべき部分が分離し、残りは男女両性に分かれ、第四根幹人類(アトランティス人)になる。・・・第四根幹人類の《モナド》(ルシファーまたはアシュラ)が降下する。


 ルシファーは人間に自由意志をもたらすが、人間の中で二つに分裂し、倫理的な葛藤を引き起こす。大師たちの指導で多くの者たちが神性を獲得するが、さらに多くの者たちが自由意志に従って不法な知識を手に入れ、黒魔術の誘惑に負ける。やがて周期が満ちて、アトランティス大陸が水中に没し、黒魔術に染まった者たちを滅ぼす。


 生き残ったアトランティス人は第五根幹人類(現在の人類、[*アーリア人] )の先祖になる。しかし歪んだかたちで潜在的な記憶が残ったために、キリスト教を含む一部の宗教は歪み、自分の内にあって自由意志を育てるルシファーとそれを導く智慧の大師たちを悪魔視して抑圧するようになる。」


と、人類発生論(人類がこの地球上にいかにして誕生して現在に至ったか)について描かれています。
同書には、「もし、真に秘教的な意味で聖書を読むならば、進化のこのような順番を旧約聖書の『創世記』一と二にも見つけることができる。」(P231・232)と書かれています。・・・

 

 
 

 

東京に出てきた2021年、Facebookに書いていた記事を移植。

11月、馬喰町アクエリアス3周年イベントの記事。

 

2021.11.3は秘教講座、伝導瞑想、アートマクリヤヨガ、エネルギー医学の講座、、などいつもお世話になっている「ホリスティックスペース・アクエリアス」が創立3周年。

神尾先生おめでとうございます🎉㊗️

 

ヌーソロジーの半田広宣さんと、神尾学先生・根本先生のトークイベントに参加してきました。

 

朝は7人でオームチャンティングをしまして、

 

まず神尾先生から神智学・秘教の全体像紹介

(ヌーソロジー・シュタイナーとの関わりを中心にした紹介で、神智学、人智学の時系列など新たな側面を知れました。)

 

半田さんからヌーソロジーの全体像紹介

(ケイブユニバースや観察子について、直接聞けて、あと自分で書いてみて、理解が深まりました。やはり難しいけど。)

 

最後は根本先生も交えて対話。

 

僕が個人的に学びたいと思っていたのは、

ヌーソロジー(と半田さん)の「物質中心主義を霊性中心の世界観に反転させる考え方を提供する」その方法や、

 

様々な分野とコラボしながら広めていくやり方、

だったのでいろいろとヒントを得られました。

 

懇親会では貴重な話・おもしろ裏話も沢山聞けました。😁

 

プラニックヒーリングのツインハート瞑想だけでなく、ドランヴァロの「ハートの聖なる空間へ」の誘導瞑想の声も根本先生だったとは、驚きでございました!

 

今回は兄貴の竹谷さんがいなかったので、報告多めに。写真は撮り忘れてしまいました🙇

 

(竹谷さんに日本酒、荒川院長に白ワイン、池迫さんに赤ワイン、いただきました。ありがとうございます🙏)

 

 

アクエリアスでさらに、新しい時代に向けた企画や交流が生まれるよう、僕もお手伝いできたらと思います💡

 

 

 

 

 

半田広宣氏とヌーソロジーに関する事前インタヴュー ~アクエリアス創立3周年記念イベントに向けて

 

 

 

 

 

オームチャンティング(日本語字幕あり)

 

 

ハートの聖なる空間へ ドランヴァロ・メルキゼデク

 

 

 

 

 

 

アグニ・ヨーガ
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用
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アグニヨガ
創設者ヘレナ・ロエリッチとニコラス・ロエリッチ
練習の強調点
日常生活における意識的な努力
関連学校
神智学(ブラヴァツキー派)

文化保護のシンボルとしてのロエリッチの「平和の旗」[1]。
人間の形を創造することは、宇宙の最高の仕事とみなされている。

 -無限大第一部、§387[2]。
教えを知りながらそれを適用しないのは、最も凶悪な反逆である。

 - アグニ・ヨーガ、§98[3]。
アグニ・ヨーガ(ロシア語:А́гни Йо́гая Э́тика)または生の倫理(ロシア語:Уче́ние Жи́зни)、あるいは生命の教えは、1920年からヘレナ・ローリヒとニコラス・ローリヒが伝えた新神道主義の宗教教義である。アグニ・ヨーガとは、「神火との融合」または「神火との融合への道」を意味する言葉である。この言葉は、ロエリッチ夫妻によって紹介された。アグニ・ヨーガの信奉者は、この教えが、ロエリッチ家の教祖であり、現代の神智学運動と神智学協会の創設者の一人であるヘレナ ブラヴァツキーが、モーリャ師からロエリッチ家とその仲間に授けたものだと考えている。

アグニ・ヨーガは、日常生活における実践の道である。それは、燃えるようなエネルギーのヨガであり、意識のヨガであり、責任ある、方向づけられた思考のヨガである。アグニ・ヨーガは、地球の意識の進化が緊急に必要であり、個人の努力によって、それが人類にとって達成可能な願望であることを教えている。ヘレナ・ロエリッチによれば、アグニ・ヨーガはすべてのヨーガの統合である。古代ヒンズー教の聖典には、火の時代の到来が予言されていた。程度の差こそあれ、すべてのヨガの中心にあるアグニ・ファイアは、私たちの惑星の大気を飽和させ、ヨガのすべての分野が火のような統合に融合されるだろう。アグニヨガは火の洗礼である。

アグニヨガの最も重要な特徴は、宇宙論と普遍主義である。それらは、人間存在のあらゆる現象を、その宇宙的な意義と宇宙の存在との相互関係の観点から解釈することに表れている。

アグニ・ヨーガは、アジアの宗教の知識を西洋の世界にもたらす上で重要な役割を果たしました。リビング・エシックスは国際的な支持を得ており、数千人の信奉者がいます。生命の教えの思想は、ニューエイジやトランスヒューマニズムなど、他の秘教的な運動や哲学に影響を及ぼしている[4]。

 

目次
1 新宗教の誕生
1.1 語源とコンセプト
1.2 アグニ・ヨーガの前身となった人々
1.2.1 神智学
1.2.2 ロシア哲学とロシア宇宙論
2 歴史的展開
2.1 ニューヨーク州のアグニ・ヨーガ協会
2.2 リガにあるラトビア・ロエリッチ協会
2.3 ニューヨークのマスター・インスティテュート・オブ・ユナイテッド・アーツ
2.4 インドのウルスバティという名のヒマラヤ研究所
2.5 ニューヨークのニコラス・ローリッチ美術館
2.6 国際NGO "ロエリヒ夫妻の国際センター"
2.7 世界保健文化機関(The World Organisation of Culture of Health
3 アグニ・ヨーガの聖典
3.1 続きを読む
4 ギャラリー
5 参照
6 参考文献
7 外部リンク
8 ビデオ

 

新宗教の誕生
語源とコンセプト
アグニ・ヨーガとは、「神火との融合」または「神火との融合への道」という意味である。この言葉はニコラス・ローリッチとヘレナ・ローリッチによって西洋の人々に紹介された[5]。

アグニ(サンスクリット語:अग्नि)は、ヴェーダや生活倫理学の「火の神」で、不死を示し、生命の象徴とされる存在である。アグニはリグヴェーダにおける最高神の一人である。アグニ・ヨーガでは、宇宙の創造的な火であり、「宇宙の火」の根源であり、「心的エネルギー」、人間の心とパワーのうち、特に愛、思考、創造性において発現するものである[6] インドヨーロッパ文化の多くで見られるオリジナルの神話では、アグニとは神から人類に火をもたらす鳥のような存在であった。あるいは、この使者は天から地へ不老不死の霊薬をもたらす。初期のヴェーダ文献では、アグニは主に神としての火を意味し、消費、変換、伝達の原初的な力を反映する[7]。

ヨーガ(Sanskrit: योग、audio speaker iconpronunciation)は、ヒンドゥー哲学の正統な6つの流派の1つである。ヒンドゥー教、仏教、ジャイナ教の中で、ヨガの流派、修行法、目的は多種多様である。ヨガは、古代インドで生まれた精神的、精神的、身体的な修行や鍛錬のグループである。ヨガという言葉は、様々な修行や手法に適用されています。ヒンズー教では、ジュニャーナ・ヨガ、バクティ・ヨガ、カルマ・ヨガ、ラヤ・ヨガ、ハタ・ヨガなどがあります。ラーヤヨガという言葉は、もともとヨガの究極の目的であるサマディ(サンスクリット語:समाधि、ヒンディー語発音:[sˈmaːdʱi] )を指していたが、スワミ・ヴィヴェーカナンダによってアシュタンガヨガの一般名称として普及させられたものである。アシュタンガヨガの伝統では、サマディはパタンジャリのヨガスートラで確認された8番目で最後の肢体である[8][9]。

 

アグニ・ヨーガの創始に強い影響を与えた2人の女性、セロフによるヘレナ・ロエリッチ(左)とシュミーチェンによるヘレナ・ブラヴァツキーの肖像画

 

アグニ・ヨガは、すべてのヨーガの統合体です。すべての古代ヒンドゥー教の聖典の中で、火の時代の到来が予言されている。アグニ - すべてのヨガの基礎に様々な程度で見られる火 - は、私たちの惑星の大気を途方もなく飽和させ、ヨガのすべての枝は、火のような合成に融合されると言われています。本当に、アグニ ヨガは火の洗礼である。

 - ヘレナ・ロエリッチ[10]。

 

オーム、Oṃ(デーヴァナーガリー:ॐ)は、ヒンドゥー教、仏教、ジャイナ教における聖音、霊的シンボルである。この単語はa、u、mの3つの音素を持つが、古語か翻訳の結果であるにもかかわらず、しばしば三音節と表現される[11][12] 究極の現実、意識またはアートマンの本質を意味する。オームは、この本が言うように、ソナントの努力の合成物であった。祈りと内なる集中は、精神の状態を健全にする優れた達成である。音楽、歌、踊りに解決策を求めたにせよ、各人がそれぞれの方法で精神集中に役立つ表現に貢献した。人間は特に高尚な精神状態を作り、より高いエネルギーの受容を促進しようと努力していたのである[14]。

ウルまたはアディティ(サンスクリット語:अदिति「無限の」)は、ヴェーダと『生の倫理』において、神々とすべての十二宮の霊の母であり、天体は宇宙の母体から誕生した[15]。現存するあらゆる形態と存在の天の母、万物の統合者として、彼女は宇宙と神秘的な言霊と結びつけられている。ダクシャはアディティから生まれ、アディティはダクシャから生まれた」という詩は、神智学者によれば、「同じ神の本質の永遠なる循環的再生」と神の知恵への言及とみなされている[16]。「ウルは火の光の根源」とアグニヨガの聖典に記されている[17]。

 

シャンバラ(サンスクリット語:शम्भलः, チベット語:བདེ་འབྱུང;)は新しい時代-サティアユガを先導するヴィシュヌの最後の化身であるカルキが生まれた場所である。シャンバラは弥勒菩薩によって支配されている[18]。カラチャクラ・タントラでは、すべてが失われた時、カルキがシャンバラから現れ、「闇の力」を打ち負かし、世界規模の黄金時代を導くと予言されている。シャムバラはシャングリラとも呼ばれる[19]。


ヘルマン・シュミーチェン作「マスター・モーリャ」1884年[20]。
モーリャは現代神智学の信念の中で古代の叡智のマスターの一人である[21]。 神智学とアグニ・ヨーガの創設に影響を与えたマハトマの一人である[22]。彼は人類を昇華し新しい時代をもたらす目的で手紙を書き、口述した[23]。マスターモーリャは新しい根源民族のマヌ(「子孫」)となるため物理的に化身するだろう。[24][25]。



タラ・ウルシュヴァティ(朝の星の光)は、アグニ・ヨーガとローリヒ派におけるヘレナ・ローリヒ(1879-1955)の霊名である[26]。 彼女は教師でありヒーラーであり、また、「生きる倫理」とローリヒ家とそのグルとの関係についての最初の英語の書物、「Agni Yoga series」のインスピレーションに満ちた共著者であった。 [27]書籍「Supermundane」の935の各段落は「Urusvati」という言葉で始まる[28]。書籍「Agni Yoga」のエピローグでは、彼女はAgni Yogaの母と呼ばれている[29]。

冨山は、アグニ・ヨーガとローリヒ主義におけるニコラス・ローリヒ(1874-1947)の霊名である。彼は国際的に高く評価された芸術家、自然保護主義者、考古学者、人道主義者、平和主義者であった[30]。ニコラス・ローリッチは彼の創作においてウルヴァティを「導く女」と呼んだ[31]。

カルマ(/ˈkɑːrmə/; サンスクリット語:कर्म、ローマ字表記:karma、IPA.JP)。[ˈkɐlɽmɐ] (audio speaker iconlisten))は、行動、仕事、行いを意味する。また、個人の意図と行動が彼の将来に影響を与える原因と結果の精神的な原則を指します。良い意図と良い行いは、良いカルマと将来の幸福に貢献し、悪い意図と悪い行いは、悪いカルマと将来の苦しみに貢献します。古代インドのヴェーダ文明を起源とするカルマの哲学は、ヒンドゥー教、仏教、ジャイナ教、シーク教を中心とするインド宗教の多くの流派において、再生の思想と密接に関連している[32]。カルマは宇宙活動の大きな原理の一つとして働いている。人間がカルマの力を悟り、最高の願望を表現しようと努力するとき、その道は普遍的なエネルギーと並行している。普遍的なエネルギーは、創造的な努力を引き寄せる。未来と無限はこうして築かれると、アグニ・ヨーガの聖典に記されている[33]。

霊的進化とは、自然や人間や人間の文化は、確立された宇宙論的パターンから伸びる(上昇する)か、あるいはあらかじめ確立されたある潜在能力に従って進化するという哲学的、神学的、秘教的、霊的思想のことである。精神的進化」というフレーズは、心理的、精神的、または霊的進化を「低次の進化」または物理的形態の生物学的進化から区別するために用いられる用語である「高次の進化」の文脈で生じることがある[34]。

また、精神的進化の概念は、エピジェネシスと呼ばれる人間の創造的衝動という考えによって補完されている[35]。

アグニ・ヨーガは、一般的には1920年からヘレナ&ニコラス・ローリヒ夫妻が伝えた新神智学系の宗教教義[36]である。生きている倫理」の信奉者は、この教えが、ロエリヒ夫妻の教祖であるモーリヤ師と、近代神智学運動と神智学協会の創設者の一人であるヘレナ ブラヴァツキーによって、ロエリヒ夫妻の家族[37]とその仲間に与えられたと考えている[38] 「人生の教え」は日常生活における修行の道筋である。それは燃えるようなエネルギー、意識、責任ある、方向づけられた思考のヨーガである。それは、惑星の意識の進化が差し迫った必要性であり、個人の努力によって、それが人類にとって達成可能な願望であることを教えている[39]。

アグニ・ヨーガの最も重要な特徴は、宇宙論と普遍論である。それらは、人間存在のあらゆる現象を、その宇宙的な意義と宇宙の存在との相互関係の観点から解釈することで表現される[40]。

 

アグニ・ヨガの前身


ヘレナ・ブラヴァツキーがレオ・トルストイに贈った「沈黙の声」(作家の故郷ヤスナヤ・ポリャナ)

神智学
主な記事 神智学(ブラヴァツクス派)
神智学協会は、1875年11月17日にニューヨークでヘレナ・ブラヴァツキー、ヘンリー・スチール・オルコット、ウィリアム・クワン・ジャッジらによって正式に結成された。この協会は、「真理を求める無教会の団体で、同胞愛を促進し、人類に奉仕するよう努力する」と自称していた。数年後、オルコットとブラヴァツキーはインドに移住し、マドラスのアディヤールに国際本部を設立した[42]。

ブラヴァツキー夫人(ウパシカ:この霊名は女性の平弟子という意味。そのため、「教師たち」は彼女をこう呼んだ[43])が、神智学は宗教ではないと主張したが、彼女はそれを、人類の過去に深く存在していたと主張する「かつて普遍的だった宗教」の現代における伝達であると言及した。神智学運動のモットーは、次の通りである。「真理より高い宗教は存在しない」[44]。

神智学の組織は、宗教、哲学、科学の根底にある「本質的な真理」と見なすものを受け入れるシステムであるとみなしている。神智学グループはメンバーが他の宗教的忠誠を持つことを認めており、その結果、キリスト教徒、仏教徒、ヒンズー教徒としても認識する神智学者もいる[45]。

ネオ神智学という言葉は、1912年頃、フェルディナンド・T・ブルックスによって作られたものである。ヘレナ・ブラヴァツキーの信奉者が、1891年のブラヴァツキーの死後、神智学の思想体系を表すために使った言葉である。この教材はブラヴァツキーのオリジナルの提示とは主要な点で異なっていたが、世界中の多くの神智学者に純粋に神智学的なものとして受け入れられている[46]。 ダリル S. ポールソンは「ネオ神智」をアリス・ベイリーと関連付けている[47]。彼女はニューエイジ - 水瓶座の時代という言葉を導入した[48]。

他の新神学者には、ルドルフ・シュタイナーと同時代のピーター・ドゥノフ、サマエル・アウン・ウェオールなどがいます。ディオン・フォーチュンやアレイスター・クロウリーも神智学運動の最先端に影響を与えた人物である。今日のネオ神智学の例としては、ベンジャミン・クレーム[49]やヴィクター・スクミンなどがいる。そこで1990年にスクミンは、神智学の精神進化の概念に基づいて、第6の根源的人種であるホモ・スピリタリス(ラテン語で「霊的人間」)の分類を提案し、8つの亜人種(亜種):HS-0 Anabiosis spiritalis, HS-1 Scientella spiritalis, HS-2 Aurora spiritalis, HS-3 Ascensus spiritalis, HS-4 Vocatus spiritalis, HS-5 Illuminatio spiritalis, НS-6 Creatio spiritalis, そして HS-7 Servitus spiritalisから成っていることを明らかにした[50]。

 

ロシア哲学とロシア宇宙論
主な記事 ロシアの哲学者一覧、ロシア宇宙論



ニコライ・ヤロシェンコによるウラジーミル・ソロヴィヨフ、1892年


レオニード・パステルナークによるニコライ・フョードロフ


19世紀、ロシア哲学は、ロシアが西欧の政治・経済モデルに従うことを主張する西欧主義者と、ロシア独自の文明の発展を主張するスラブ主義者の対立によって、独立した存在として発展し始めた。後者には、ユーラシア主義の初期の創始者であるニコライ・ダニレフスキーやコンスタンチン・レオンティエフが含まれていた。「スラブ主義」とは、ロシア帝国を自国の歴史に由来する価値観や制度に基づいて発展させようとする、19世紀に始まった知的運動である。ブルガリア、クロアチア、チェコスロバキア、ポーランド、セルビアにも同様の動きがあった。歴史的文脈によっては、その反対はスラブフォビア、スラブ文化に対する恐怖と呼ばれることがある[51]。

その後、世界におけるロシアの位置づけの議論は、ロシア哲学の最も特徴的なものとなっている。19世紀末から20世紀初頭にかけての著名な哲学者には、ウラジーミル・ソロヴィエフ、ヴァシリー・ロザーノフ、レフ・シェストフ、レオ・トルストイ、セルゲイ・ブルガーコフ、パーヴェル・フロレンスキー、ピティリム・ソローキンが含まれる。そのさらなる発展において、ロシアの哲学は文学との深い結びつきと創造性、社会、宗教、ロシアの宇宙論への関心によっても特徴づけられていた[52]。

ウラジーミル・ソロヴィヨフは、『三つの出会い』や『神性についての講義』などの著作の中で、ソフィアという存在との出会いを描いている。彼の融合は、ロシアのスラブ主義者のソボルノストの概念の様々な反復を正教と和解させ、あるいは融合させたいという願望によって推進されたものであった。彼のロシア宗教哲学は、同時代のロシア象徴主義芸術運動に非常に強い影響を与えた。ヘブライ語のシェキナや様々な女神の伝統に匹敵する神の慈悲深い統一された女性の知恵として考えられた彼のソフィアに関する教えは、ロシア外のロシア正教会では異端と見なされ、モスクワ総主教庁では健全でない異端として扱われている[53]。



ツィオルコフスキー著「宇宙の意志;未知の知性的力」の表紙(1928年)。


ニコライ・フョードルは、ロシア正教会のキリスト教哲学者で、ロシアの宇宙主義運動の一翼を担い、トランスヒューマニズムの先駆者である。フェドロフは、人類は進化の集大成であると同時に、その創造者であり監督者であると主張した。そのため、人間は理性と道徳が命じるところに進化を導かなければならない。フェドロフは、死との闘いは、国籍、人種、市民権、貧富の差に関係なく、すべての人々を結びつける最も自然な大義になりうると述べた。彼はこれを「共通の原因」と呼んだ。フェドロフは死と死後の存在を包括的な科学的探究の対象とすべきであり、不死と復活を達成することが科学の最大の目標であると考えた[54]。

20世紀初頭、ジュール・ヴェルヌやハーバート・ウェルズといった小説家たちや、ロシア宇宙論などの哲学的な動きによって、惑星間移動に関する科学的な調査が盛んに行われた。1903年、コンスタンチン・ツィオルコフスキーが、宇宙旅行に関する最初の本格的な科学的研究を発表した。彼の研究はロシア帝国外では基本的に知られていなかったが、ロシア帝国内ではさらなる研究、実験、そして惑星間宇宙飛行研究協会の設立を促した[55]。ツィオルコフスキーは『宇宙の意志;未知の知的な力』という本を書き、汎心論という哲学を提唱している。彼は、人類がいずれ天の川銀河を植民地化すると信じていた。彼の思想は、宇宙時代より数十年先行しており、彼が想像していたことのいくつかは、彼の死後、実現されている。ツィオルコフスキーは伝統的な宗教的宇宙論を信じていなかったが、その代わりに人間を支配する宇宙的存在を信じていた[56]。

ロシアの哲学者や宇宙論者の思想は、後にトランスヒューマニズム運動やロエリヒズムの人々によって発展した[57][58]。 例えば、ロシアの科学者ヴィクトル・スクミンは、健康文化が太陽系への人類の精神社会の創造に重要な役割を果たすと論じている[59][60]。

 

歴史的展開

ニコラス・ローリッチ生誕140周年記念[61]。


ニューヨークのマスタービルディング、1929年の風景。


ヴェーダンタと仏教に関する情報は、20世紀の最初の10年間に西洋諸国で広まりました。1920年代のアメリカでは、宗教における声が原理主義やモダニズムを唯一の選択肢として議論していた頃、そしてシャングリ・ラが一般に受け入れられる神話となるずっと前に、前衛的な運動が東洋世界の知恵という選択肢を広めていた[62]。

神智学は、グレート・ホワイト・ブラザーフッドと呼ばれる秘密首長の社会の存在を提唱した。神智学やニューエイジに似た信念体系では、この一揆のメンバーは、選ばれた人間を通じて霊的な教えを広める、大きな力を持った完成された存在とされている。同胞団のメンバーは、「古代の叡智のマスター」または「アセンデッド・マスター」として知られることもある。彼らは神智学者に、人類の長兄、アデプト、マハートマー、または単にマスターズと呼ばれている。西洋で最初に彼らについて話したのはヘレナ・ブラヴァツキーで、彼女や他の人々が彼らからメッセージを受け取ったと主張した後でした。この中にはニコラス・ローリッチやヘレナ・ローリッチも含まれていた[63]。彼女は、知識はすべての偉大な教師の導く道であることを強調した。知識は偉大な物質そのものと同様に極めて現実的な、偉大な教えへの自由で活力あるアプローチを可能にする[64]。

ニコラス・レーリヒが亡くなったとき、彼の妻は、マスター・モーリャの定めた仕事を引き継いだとされる。「私が存在するのは、最高のコズミック・サインのもとで働く私の代わりは誰もいないから、私が残ることが必要であり、この世紀は私の達成を必要としているという大師の光線によるのである」。ヘレナ・ロエリッチの主な目的は、アグニ・ヨーガのメッセージを広めることであった[65]。

 

ニューヨーク州におけるアグニ・ヨガ・ソサエティ
アグニ・ヨーガ・ソサエティは、1920年にヘレナ&ニコラス・ローリッチ夫妻によって設立されました。1946年にニューヨーク州の法律に基づいて法人化された非営利の教育機関であり、すべて自発的な寄付と会費によって支えられています。同組織は、マスター・アパートという建物の中にあった。この協会の目的は、その名前の由来となった哲学-アグニ・ヨーガ-に具現化されており、協会が出版した「アグニ・ヨーガ・シリーズ」の本に収められています。その中には、古代東洋の信仰と近代西洋の思想の合成と、精神と科学の間の橋渡しが見出される[66]。

これまでのヨーガとは異なり、アグニ・ヨーガは日常生活の中で実践する道である。それは、燃えるようなエネルギー、意識、責任ある指向性のある思考のヨーガである。地球の意識の進化は急務であり、個人の努力によって、それは人類にとって達成可能な願望であることを教えている。通常の意味で体系化されたものではありませんが、この教えは、生徒が自分の人生を律するための道徳的・精神的指針を発見し、それによって共通の利益に貢献できるようにするためのものです。このため、アグニ・ヨーガは「生きた倫理学」と呼ばれている。人類の精神的進化における人格の役割について、ヘレナ・ロエリッチは次のように書いている[67][68]。

私たちが貢献できる最大の利益は、意識を広げ、思考を改善し、豊かにすることであり、心の浄化とともに、私たちの発露を強化することである。こうして私たちの波動を高めることによって、私たちを取り巻くすべてのものの健康を回復させる。しかし、私たちのハートがオープンで、浄化されており、私たちの組織がそれを許すならば、教師は自分自身を現すことに躊躇することはないでしょう。

 

ラトビア・ロエリッチ協会(リガ
ラトビア・ロえりチ・ソサエティは、ロえりチ一族が設立した最も古いソサエティの一つである。1920年、ロンドンに滞在していたウラジーミル・シバエフはニコラスとヘレナ・ロエリッチに出会いました。彼らはリガで、アグニ・ヨーガやその他の神智学文献を研究するグループを作りました。1928年、シバエフはインドに行き、ロエリッチの秘書となった[69]。

リガでは、ラトビア・ロえりチ協会のリーダーの座は、医師であるフェリックス・ルキンに譲られた。彼と彼の息子ハラルド・ルキンは臨床試験を行い、ウルスバティと名付けられたヒマラヤ研究所のスヴェトスラフ・ロエリッチから受け取った多くの自然療法を実施した[70]。

1936年、リチャード・ルジテスは正式にラトビア協会の会長に就任した。彼の指揮の下、『生きた倫理学』、ロエリヒ夫妻の著作、ヘレナ・ブラヴァツキーの著作、ルジティス自身の著作が出版された。1937年、バルト海のロエリッチ協会の最初の会議が開催されました。ラトビア協会は1988年にソビエト連邦で更新された。ハラルド・ルキンがロエリヒの平和の旗を掲げた。リハルト・ルジテスの娘である新会長グンタ・ルジテは、アグニ・ヨーガの思想に関心を持つソ連の多くの共和国の人々と連絡を取り合うようになった。2005年、ロエリッチ協会はラトビア共和国において社会的に有益な地位を獲得した[69]。

ニューヨークのマスター・インスティテュート・オブ・ユナイテッド・アーツ
ニコラス・ローリチは、思想家、生活構築家として知られている。彼の芸術と著作は、美、知識、文化への喚起である。彼のビジョンは、1921年にニューヨークで設立されたマスター・インスティテュート・オブ・ユナイテッド・アーツの哲学的なステートメントに集約されている[71]。

芸術は全人類を統一する。芸術は一つであり、不可分である。芸術には多くの分派があるが、しかしすべては一つである。芸術は来るべき総合の顕現である。芸術はすべての人のためにある。

ルイス・L・ホーチとネッティ・S・ホーチは、美術と演劇を教えるマスター・インスティテュートに資金を提供し、指導しました。マスター・インスティテュートは、1929年にハーヴェイ・ワイリー・コルベットがロエリッチのために設計し、ニューヨーク市のリバーサイド・ドクター310番地の旧ホーチ邸の敷地に建てられたマスター・アパートメントにその存在の大半を収容していた[72]。

ロエリッチは、この研究所で教育理念を実現することを計画した。ジョージ・ベローズ、クロード・ファイエット・ブラグドン、ノーマン・ベル・ゲデス、スターク・ヤング、ディームズ・テイラー、ロバート・エドモンド・ジョーンズ、リー・シモンソンなどの著名人を教師として招いた[73] ロえりちの直接監督のもと、集中作業が進められることになった。ニコラスは講演を行い、新しいクラス、たとえば盲人のための音楽と彫刻のクラスなどを組織した。アメリカの科学と文化の多くの代表者たちは、提案されたカリキュラムに従って学生を教育することに意欲を示した。フェリックス・サルモンド、エルネスト・ブロッホ、ミヒャエル・フォーキンなどがそうであった。ニューヨークのインスティテュート・オブ・ユナイテッド・アーツでも、ロックウェル・ケント、クロード・ブラグドン、ジョージ・ベローズ、ノーマン・ベル・ゲッデスが教壇に立った[74]。

同時代の人々の中には、ニコラス・ローリッヒの精神的使命に懐疑的な人もいた。しかし、彼の哲学を受け入れた人々は、彼のキャンバスの中に何か変容するものを経験したのである。ロエリッチの名は、筆の名手としてだけでなく、思想家、人生構築家としても広く知られている。彼の作品は、美、知識、文化への喚起である[75]。

 

インドにあるヒマラヤ研究所の名称は「ウルヴァティ


ナガル(インド、ヒマーチャル・プラデーシュ州)のウルスバティという名前のヒマラヤ研究所[76]。


1923年12月、ロエリッチ一家はインドに移住した。インドの西ベンガル州にある町、ダージリンに居を構えた。標高6,700フィート(2,042.2メートル)のヒマラヤ山脈の下流に位置する[77]。

1925年から1928年にかけて、ロエリッチは中央アジア探検隊に参加し、インド、中国、ソ連、モンゴル、チベットの到達困難な地域や調査されていない地域を旅して回った。シッキムはその出発点であった。この探検では、歴史、考古学、民俗学、哲学史、芸術・宗教史、地理学などの研究が行われた。貴重な写本が発見され、豊富な言語資料が収集された。特に、さまざまな民族の文化の歴史的統一性の問題に関心が払われた。1925年、ヘレナ・ロイリッチは『A.P.シネットへのマハトマ・レターズ』からの抜粋を翻訳しはじめた。また、「東洋の聖杯」という本を書き、「イスカンダル・カヌム」というペンネームで出版した。ヘレナ・レーリヒの原稿「仏教の基礎」は、1926年、当時彼女の遠征隊が滞在していたウルガで出版された。この本では、ブッダの教えの基本的な哲学的概念が解釈された[78]。



ヒマラヤ研究所の所長であるジョージ・デ・レーリヒ教授がウルヴァティと命名した[79]。


中央アジア探検で集めた膨大な資料は、1928年、ダージリンにウルスバティという名のヒマラヤ研究所を設立する礎となった。数ヶ月後、研究所はクルー谷のナグガルに移転した[80]。

世界285の研究所、大学、博物館、図書館と学術交流を行っていた。ジョージ・デ・レーリヒは世界的に有名な科学者であり、東洋学者であり、教祖であった。 [青報』(チベット語:དེབ་ཐེར་སྔོན་པོ)と11巻の『チベット・ロシア・英語辞書(サンスクリット並記)』が1934年に出版されている[82]。

彼がセンターで最も重視していたことのひとつは、センターで研究されている文化を実践し、生活している人々を研究所に呼び寄せることだった。ジョージ・ロエリッチはウルスバティと名付けられたヒマラヤ研究所の所長を10年間務めた[84]。



スヴェトスラフ・ローリッチ ロシアの郵便切手


スヴェトスラフ・レーリヒは自然科学部の仕事を担当した。自然科学の各分野でユニークな研究を行った。彼の科学的研究の根底にあるのは、自然を宇宙の法則と不可分に結びついた一つの全体として理解することであった。彼の興味の範囲は、文化研究、比較宗教学と哲学、植物学、鉱物学、チベット薬局方、化学とその錬金術の源であった[85]。

ヒマラヤ研究所の活動は幅広い国際協力に基づいており、ソ連の学者ニコライ・ヴァヴィロフ、生物学者・生物物理学者ジャガディッシュ・チャンドラ・ボース、ベンガルの博学者ラビンドラナス・タゴール、インドジャーナリズムの父ラマナンダ・チャタジー、インドの哲学者・政治家サルヴェパリ・ラダクリシュナン、スウェーデンの地理学者・探検家スヴェン・ヘディンら主要科学者や文化人らがウルヴァティ研究所に共同して参加していました[86]。

ウルヴァティ・ヒマラヤ研究所のジャーナル(U.J.)は、科学と文化のさまざまな側面に関する記事を掲載した。出版物は、アグニ・ヨーガの主流に異なる文化モデルを新たに統合することを求めていた著者たちの多層的な認識を示していた[88]。

 

ニューヨークのニコラス・ローリッチ美術館

ニコラス・ローリッチ美術館(ニューヨーク市
主な記事 ニコラス・ロエリッチ美術館、ニューヨーク


ニューヨークのニコラス・ロエリッチ美術館は、もともと1929年にロエリッチのために特別に建てられた103丁目とリバーサイド・ドライブ(マンハッタン)のマスター・アパートメントにあった。現在は、マンハッタンのアッパー・ウエストサイド、319 West 107th Streetにあるブラウン・ストーンの中にあります。この美術館は、1920年代に一時期アッパー・ウエストサイドに住んでいたニコラス・ローリッヒの作品を集めたもので、マンハッタンの美術館の中でも最も人里離れた場所にある美術館の一つです。このブラウンストーンには、画家が20年の生涯を過ごしたヒマラヤの自然の風景が描かれています。ロエリッチは通常、オレンジ色の空や深い青色の山々を、荒々しいテンペラで描いていた[89]。

現在、100~200点のロエリッチ作品と資料が展示されており、現在でも世界中から巡礼者が訪れている。ニコライ・ロえりち美術館の使命は、ロえりちの業績のすべてを一般に公開することである。芸術、科学、精神性、平和創造などの領域をカバーしている[90]。

この博物館は、世界の進化と人間の意識の進化における文化の役割に関するアグニ・ヨーガの考えを実現しようとしています。こうしたロエリッチの思想に関する情報は、いつでも入手することができます。また、若い音楽家が自発的かつ無償で聴衆の前で演奏する機会も提供している[91]。

ニューヨークのニコラス・ロエリッチ博物館は、ロシア連邦以外のロエリッチ関連活動の最大の中心地である[92]。

 

国際NGO "インターナショナル・センター・オブ・ザ・ロエリヒス"


2014年に国際センター・オブ・ザ・ロエリヒス(生きた倫理の殿堂
国際ロエリヒセンター(ロシア語:Междунаро́дный це́нтр Ре́рихов)は、ロエリヒ家の遺産の研究、保存、普及の大義に共通の関心に基づいて設立された市民と公的団体の非政府公共団体[37]。 センターは国連広報局の非政府組織連合の関連メンバーである。この国際的な公的組織は、その活動を行うにあたり、その構造部門が活動する国の法律、国連憲章、国際法の規範、センターの活動範囲に関連する国際的な法律行為を適用することによって進めている[93]。

ニコラス・ローリッチにちなんだ博物館(ロシア語:Музе́й и́мени Н. К. Ре́риха Междунаро́дного це́нтра Ре́рихов)には、1990年にスヴェトスラフ・ロエリッチからソビエト・ロエリッチ財団(現ロエリッチ国際センター)に引き継がれたロエリッチ家の文化遺産が収められています。それ自体が新しい宇宙的世界観を担っている。ロエリヒズムの中核は宇宙的現実の哲学であるアグニ・ヨーガであり、人類と宇宙との密接な関係の思想を展開し、人類の発展の新しい進化段階に特有の特徴を理解する助けとなる知識を含んでいる[94]。


健康文化の世界組織

スクミン72歳
健康文化世界機構(WOCH) - 国際社会運動「文化を通じた健康へ」(ロシア語。Междунаро́дное обще́ственное Движе́ние "К Здоро́вью че́рез Культу́ру" )は、1994年に設立されました。ビクター・スクミンは、この組織の会長兼創設者のポストに選ばれています。WOCHはロシア連邦の法務省に登録された憲章に従って運営されている[95]。

アグニ・ヨーガでは、健康に大きな関心が払われている。そのため、『Supermundane』(段落525)には、ウルヴァティに宛てられたマスター・モーリヤの言葉が記録されている[96]。

ウルヴァティは、人々は健康の3つの側面に対して責任があることを知っています。第一に、自分自身の健康、第二に、地球の健康、そして最後に、超文明世界の健康です...。人は自分のためだけでなく、周りの人たちのためにも自分の健康を守らなければなりません。人間という生物は、一見小さく見えるが、強力なエネルギーの宝庫であり、まさに地球環境を支配している。

アグニ・ヨーガの聖典にあるように、医師は精神の高揚において人類の真の援助者となりうるのである[97]。医師の知性は、彼の心によって強化されなければならない。医師は心理学者でなければならないし、不思議な精神的エネルギーを無視してはならない[98]。

トムスク国立教育大学のヴェルホルボワ教授とロバノワ教授は(2012年)、スクミンの提唱する健康文化の概念に従って、文化-精神、精神、身体-が人間の健康状態を決定すると論じている。そして、健康-精神的、精神的、身体的-は、より高いレベルの文化を達成するための前提条件である[99]。

健康文化世界機構は、国際的な関係を促進するために、国際仏教瞑想センターとの連携を確立している。WOCH(To Health via Culture)の国歌は、4つのスタンザからなる。4つのスタンザのそれぞれの大文字がAgniという言葉を形成している[100][101]。スクミンの別の賛歌は「Urusvati」と呼ばれている。ヘレナ・ローリッヒはアグニ・ヨーガとローリッヒ主義におけるタラ・ウルシュヴァティとして知られている。このアンセムは「心の火がウルスヴァティに点火し、彼女は精神が恩寵の翼で離陸することを教える」というフレーズで始まっている。さらに6つの賛美歌には名前がついている。「ハート」、「シャンバラ」、「モーリャ」、「ウル」、「アグニ」、「サン」[101]。

ロシア正教会はアグニヨガをニューエイジと批判している:[102][103]。

ニューエイジのイデオロギーは、優れた現代の哲学者たちに奉仕している。グレゴリー・ベイトソン、ケン・ウィルバー、ポール・ファイヤベンド。大規模なのは、ニューエイジのイデオロギーに含まれる国際組織の創設と支援である。ロシアとウクライナでは、アグニ・ヨーガの教えに基づく「文化を通じて健康に」という国際的な運動が展開され、大規模な出版活動も行われています。

WOCHは独自の出版社("To Health via Culture")を持っており、国際標準図書番号(ISBN)付きの書籍を出版する権利を持っています。世界保健文化機構(″World Health Culture Organization″)のジャーナルはノボチェボクサルスクに拠点を置いています。この雑誌は国際標準逐次刊行物番号(ISSN)0204-3440を取得している[104]。雑誌の主なテーマは、健康文化、ホリスティック医学、ローリヒズム、アグニヨガの考え方の普及である[105]。

 

The Holy Scripture of Agni Yoga

The beginning of the religious and philosophical book series of Agni Yoga was delivered on 24 March 1920.[108] These records eventually became the holy scripture, consisting of a series of books with a total volume of about five thousand pages.[109]

"Leaves of Morya's Garden Book One The Call". agniyoga.org. 1924. Archived from the original on 3 April 2017. Transmitted from 1920 to 1923. First published in Paris in 1923.
"Leaves of Morya's Garden Book Two Illumination". agniyoga.org. 1925. Archived from the original on 21 October 2018. Transmitted from May 1923 to June 1925.
"New Era Community". agniyoga.org. 1926. Archived from the original on 20 September 2018.
"Agni Yoga". agniyoga.org. 1929. Archived from the original on 6 October 2018.
"Infinity Part I". agniyoga.org. 1930. Archived from the original on 16 August 2020.
"Infinity Part II". agniyoga.org. 1930. Archived from the original on 17 January 2020.
"Hierarchy". agniyoga.org. 1931. Archived from the original on 28 September 2018.
"Heart". agniyoga.org. 1932. Archived from the original on 7 October 2018.
"Fiery World I". agniyoga.org. 1933. Archived from the original on 18 October 2018.
"Fiery World II". agniyoga.org. 1934. Archived from the original on 18 September 2018.
"Fiery World III". agniyoga.org. 1935. Archived from the original on 21 October 2018.
"Aum". agniyoga.org. 1936. Archived from the original on 28 September 2018.
"Brotherhood". agniyoga.org. 1937. Archived from the original on 28 September 2018.
"Supermundane". agniyoga.org. 1938. Archived from the original on 3 October 2018.
Further reading
Roerich, Helena (1929–1935). "Letters of Helena Roerich I". agniyoga.org. Archived from the original on 18 March 2017. Retrieved 9 September 2018.
Roerich, Helena (1935–1939). "Letters of Helena Roerich II". agniyoga.org. Archived from the original on 24 February 2017.
Roerich, Helena. "Foundations of Buddhism". agniyoga.org. Archived from the original on 28 September 2018.
Roerich, Helena (1992). "On Eastern Crossroads Legends and Prophecies of Asia". Agni Yoga Society, New York.
Roerich, Nicolas (2017). Realm of Light. New York: Nicholas Roerich Museum. Archived from the original on 12 October 2018.
Roerich, Nicolas (1990). Shambhala: In Search of the New Era. Rochester, VT, United States: Inner Traditions Bear and Company. ISBN 9780892813056. OCLC 21332745.
Roerich, George (2012). По тропам Срединной Азии [On the paths of the Middle Asia] (in Russian). Moscow: International Center of the Roerichs. p. 780. Archived from the original on 24 September 2018.
Roerich, Svetoslav (2004). Creative Thought / Articles by Svetoslav Roerich. Moscow: International Center of the Roerichs. p. 780. ISBN 978-5-86988-132-8. Archived from the original on 21 October 2018.
Skumin, V. A. (1997). Учение Жизни: Хрестоматия Т. 1 [The Teaching of Life: Reader] (in Russian). Vol. 1. Novocheboksarsk: Teros. ISBN 978-5-88167-009-2. Archived from the original on 19 May 2021.
Skumin, V. A. (1998). Учение Жизни: Хрестоматия Т. 2 [The Teaching of Life: Reader] (in Russian). Vol. 2. Novocheboksarsk: Teros. ISBN 978-5-88167-019-1. Archived from the original on 19 May 2021.
Skumin, V. A. (1995). Легенды, притчи, сказания Агни Йоги [Legends, parables, and stories of Agni Yoga] (in Russian). Novocheboksarsk: Teros. ISBN 978-5-88167-008-5. Archived from the original on 27 June 2021.
Skumin, Victor. Agni Yoga. Sunny Path. ISBN 5-88167-046-9. Archived from the original on 16 August 2020.
Shubin, Daniel H. (2013). Helena Roerich: Living Ethics and the Teaching for a New Epoch [A biography and English translation of selections]. ISBN 978-0966275742.

 

 

 

 

 

 

 

 

アリス・ベイリーのWikipediaをDeepL 翻訳で。

低位マインドが下心、になっていたりするが読める。

ヒーリング、文化への影響などについてははまた改めて調べたい。

 

 

 

 

アリス・ベイリー
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用
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アメリカの児童書作家、定期刊行物への寄稿者については、アリス・クーパー・ベイリーを参照。
アリス・ベイリーと混同しないように。

この記事にはオリジナルの研究が含まれている可能性があります。主張を検証し、インライン引用を追加することによって、それを改善してください。オリジナル研究のみからなる記述は削除してください。(2019年12月)(このテンプレートメッセージを削除する方法とタイミングを学ぶ)
アリス・アン・ベイリー
Алиса Анна Бейли.jpeg
アリス・ベイリー
アリス・ラ・トローブ・ベイトマン生まれ
1880年6月16日
イギリス マンチェスター
1949年12月15日逝去(享年69歳)
アメリカ、ニューヨーク
国籍 イギリス、アメリカ
職業 エソテリック作家
配偶者 (1) ウォルター・エヴァンス(離婚)。
(2) フォスター・ベイリー 1921年没
子供 3人

 

アリス・アン・ベイリー(1880年6月16日 - 1949年12月15日)は、哲学的なテーマで24冊以上の本を書いた作家であり、ニューエイジという言葉を最初に使った作家の一人であった。ベイリーはイギリスのマンチェスターでアリス・ラ・トローブ・ベイトマンとして生まれた[1]。 1907年にアメリカに移住し、作家、教師として人生の大半を過ごした。

1919年から1949年にかけて書かれたベイリーの著作は、霊性と太陽系の関係、瞑想、癒し、霊的心理、国家の運命、社会一般への処方箋など、幅広い新神智学的思想体系を記述している。当初は「チベット人」または「D.K.」(後にジュワル・クール)と呼ばれた叡智の師からテレパシーで口述筆記されたと述べている[2]。ベイリーが書いたものは、ブラヴァツキー夫人の神智学とは異なる部分もあるが、共通する部分も多い。また、キリスト教を含む宗教的なテーマで執筆しているが、キリスト教や他の正統派宗教の多くの側面とは根本的に異なっている。統一社会に関する彼女のビジョンには、伝統的な宗教形態とは異なる世界的な「宗教の精神」が含まれており、水瓶座の時代の概念も含まれている[3][4]。


目次
1 経歴
1.1 幼少期と初期生活
1.2 神智学協会とともに
1.3 ルシス・トラスト
2 主な考え方
2.1 7つのエネルギー線
2.2 密教占星術
2.3 エソテリック・ヒーリング
2.4 人間の体質
2.5 大いなる呼びかけ
2.6 弟子入り、奉仕活動
2.7 国家や集団の統一と神性
2.8 神智学との比較
2.9 人種と進化についての考え方
2.9.1 人種に関する彼女の考えへの批判
2.10 組織宗教について
3 影響力
3.1 ベイリーまたはその信奉者が設立したグループ
3.2 ニューエイジ・ムーブメントへの影響
3.3 ネオペイガニズムへの影響
3.4 宗教における女性への影響
3.5 心理療法やヒーリングへの影響
3.6 UFOグループへの影響
4 大衆文化における
5 書誌事項
5.1 アリス・ベイリーに拠るもの
5.2 アリス・A・ベイリー単独でのクレジット表記
5.3 バイオグラフィー
6 関連項目
7 ノート
8 参考文献
9 更なる読み物
10 外部リンク
略歴
幼少期と初期生活
ベイリーが生まれたのはイギリスの裕福な中流家庭で、英国国教会の信者として徹底したキリスト教教育を受けていた[5]。

彼女の自伝によると、15歳の時、1895年6月30日にベイリーは見知らぬ男、「...ヨーロッパの服を着てターバンを巻いた背の高い男」の訪問を受け、彼が計画したある仕事に備えるために自制心を養う必要があると告げた[6][7] これは結果的に、「実質的に世界のすべての国々」まで届く教育・瞑想活動と共に19冊の本を作り出し出版した[8]...。

22歳のとき、ベイリーがYMCAとイギリス軍に関連して行った伝道活動[9]によってインドに渡り、1907年に後の夫ウォルター・エヴァンスに出会う。二人はアメリカに渡り、エバンスはエピスコパリアンの司祭となった[10]。結婚生活は長くは続かず、ベイリーが離婚を要求し、離婚が成立した。1915年に正式に別居した後、3人の子供を連れて家を出る。その後、彼女は自分と子供たちを養うためにイワシ工場で働くという困難な時期が続く[6][11]。

 

神智学協会と

ベイリーが発見したのは、神智学協会とヘレナ・ペトロブナ・ブラヴァツキーの仕事だった。神智学協会によれば、ベイリーは1917年に関与するようになった[12]。神智学者ジョイ・ミルズは、1918年に彼女は同協会の秘教部の会員になったと述べている[13]。神智学者ブルース・F・キャンベルは、「彼女はすぐにアディア協会のアメリカ支部で影響力のある地位に上り、ハリウッドのクロトナの本部に移動している」と記している。1919年、2番目の夫となるフォスター・ベイリー(1888-1977)が神智学協会の全国書記に就任した[14]。二人は1921年に結婚した[15]。

Theosophist』誌は彼女の最初の著作『Initiation, Human and Solar』の最初の数章を掲載したが[16][17] (762頁)、ベイリーは「神智学の嫉妬と反動的態度」と呼ぶ理由のためにその後停止した。 18] ベイリーは「アニー・ベサントの『新神智学』に対して異議を申し立て」、アメリカ支部でより権力を得るためにフォスター・ベイリーと協力した。 [神智学者ジョセフィン・マリア・デイヴィス・ランサムによれば、彼女は「主にフォスター・ベイリー夫妻が主導するブラヴァツキー回帰運動」の進歩的な一員となった[19]。 彼女は神智学会の秘教部に対する自分の構想をまとめたが、学会に影響を及ぼす努力は失敗し、夫とともにその地位から解任された[20]。

宗教史家のオラフ・ハマーによれば、チベット人との交信に関するベイリーの初期の著作は学会内で好評だったが、学会会長のアニー・ベサントは「チベット人」との交信というベイリーの主張に疑問を持ち、ベイリーの組織からの追放を許した[21]。 ベイリーによれば、彼女は学会を権威主義と「下層心霊現象」との関わりとみなすようになったという[6]。

ルーシス・トラスト
主な記事 ルシス・トラスト
アリスとフォスター・ベイリー夫妻は1922年にルシス・トラストを設立した。その活動には、アーケイン・スクール、世界親善、トライアングル、ビーコンという季刊誌、そしてベイリーの多くの著書を出版することを主目的とした出版社などがある。アーケイン・スクールは、ベイリーの著書の思想に基づき、通信教育によって瞑想の指導を行う。世界親善は、親善を「行動する愛」と定義し、より良い人間関係を促進することを目的としている。その「行動」には、国連への支援も含まれている。トライアングル」は3人のグループで、毎日思考を結び、正しい人間関係について瞑想し、人間の心とハートに光と愛が注がれることをイメージし、その後「グレート・インヴォケーション」を使用することに同意している人たちです。一人一人が毎日同じ時間に思考をリンクさせる必要はなく、ほんの少しの時間でかまいません。アリスとフォスター・ベイリーが「ルシファー出版社」を設立。("「ルシファー」と「ルシス」は同じ語源で、ルシスはラテン語の主格で光の意味",[22] 最初の2、3年の後、社名を「ルシス出版社」に変更[23](神智学協会も初期の雑誌に「ルシファー」の名前を使った。) 1923年、アリス・ベイリーがフォスター・ベイリーの協力を得て、ルシス・トラストの一部である「アーケイン・スクール」を設立した。この学校は、彼女の著作に基づいた教育的な通信教育、瞑想の指導、ガイド付き学習を提供する[24]。

ベイリーは1949年に亡くなるまで活動を続けていた[25]。

 

主な考え方
7つのエネルギー線
ベイリーの著作には、「7つの光線」についての詳細な解説が含まれており、これは、すべての顕在化の背後にあり、全体に存在する基本的なエネルギーとして提示されている。この光線は、宇宙の基本的な創造力であり、万物の進化の根底にある神性の発露と見なされている[26]。キャンベルは、ベイリーが「...7つの光線のアイデアを最初に開発したが、それは以前の神智学の著作の中で萌芽的に見つけることができる」と書いている[28] 7つの光線はまたヒンドゥー教の宗教哲学に現れる[29][30]。

エソテリック占星術
密教占星術は、アリス・ベイリーがチベットの師であるDjwhal Khulから伝授されたという「エイジレス・ウィズダム」の教えの一部である[31][32]。

ベイリーの教えに従う秘教占星術師は、通常、彼女の5巻の『七曜論』、特に占星術に焦点を当てた3巻を基に研究を行う。彼女の秘教占星術は、魂の意識の進化とその進化を阻むものを扱っている[33]。

エソテリック・ヒーリング
ベイリーのヒーリングに関する教えは、主に魂と人格の関係、霊的なものと物質的なものとの関係にかかわるものである。彼女の考えでは、すべての病気は、ある種のブロックされた、あるいは抑制された魂の生命に究極的な根源を持っている。したがって、癒しとは魂を解放すること、つまり魂と人格の間に正しい関係を築くことであり、人格は魂の表現の道具と定義される。病気の主な原因である障害物や鬱滞を取り除くこと。ヒーリングの全過程は、病気の原因を抑制するために、思考、ヒーラーの心、時には感情の相乗効果によって方向づけられます。ヒーリングは、施術者がもはや焦点の一つの領域としてナディを含むエネルギー、電流、センターによって指示されない自動になり、抽象は適切な場合には練習に関連しますが、治癒は努力せずに指示されます[34][35]。

人間の体質
これまでの神智学の教えと同様に[36]、ベイリーも人間は以下のものから構成されると教えています。

モナド(神の閃光、真の自己)
魂(高次の心、愛性、高次の意識)
3つの側面からなる人格
下心(知性)
感情またはアストラル性
肉体・エーテル体
低次元の性質の3つの側面は、それぞれ「身体」またはエネルギーのオーラとして表現され、本当の自己または魂の部分的な表現であると見なされる。魂は、人格の3つの側面を通じて働くか、または使用する本当の自己の反射として見なされる[37][38]。 彼女はまた、これらを「乗り物」または「鞘」として話し、交互に「精神体」「アストラル体」または「肉体」として話す[39] 「エーテル」体は肉体の健康に最も直接関係していて、肉体の転生中に個人のための活力源として見られる[40][自著資料?](P172)[41](P33)も参照のこと。サブトルボディ 心と感情の性質はオーラ[42]、または脳の活動が二次的な効果であるエネルギーフィールドとして見られる[43](p.411)。

大いなる呼びかけ
グレート・インヴォケーションは、1937年にベイリーが授けたマントラである。このマントラは、「神の心の中の光の点から、人の心に光を流せ・・・」で始まり、残りの部分は、愛、キリスト(マイトレーヤ)の帰還、神の計画に従って行動する人々の考えを表現しています。

ニューエイジ運動の一部の信奉者にはよく知られており、特にグループで瞑想の一部として広く使われている[44]。例えば、フィンドホーン財団のコミュニティでは1970年代からこの呼びかけが使われている。9.11テロ(2001年)に対応して、「平和のための光のネットワーク瞑想」として知られるフィンドホーンの新しい毎日のプログラムの中心的要素として、「大いなる呼びかけ」が使用された。 [45] ローズマリー・ケラーは大招喚を「キリストが地球に戻ってくる」ための呼びかけと表現し、ベイリーの関連団体がラジオやテレビの時間を購入して、その使命の一部として召喚を放送し、しばしば召喚がケラーの言う「光のグループ」で唱えられ、ベイリーの弟子が考える「地球に利益をもたらす霊的エネルギー」を引き寄せ、集中することを実現したと記した[6]。

アリス・ベイリーの著作には、一般に古いものを新しいものに置き換えることを提唱するテーマがあり、これは大招福に関連して次のように発生する。「この新しい呼びかけは、もし広く配布されれば、主の祈りがキリスト教に、詩篇23編が霊的な心を持つユダヤ人にそうであったように、新しい世界宗教になることができる」[46]と述べている。

 

弟子入り・奉仕活動
ベイリーの著作は、霊的生活の伝統的な献身的・宗教的側面を軽視し、瞑想、人類への奉仕、「ヒエラルキーの計画」との協力の生活を支持した[47]。 彼女の考えでは、奉仕は「・・・魂の本能であり、魂の解脱に生得的・特有なものである。それは、ちょうど欲望が低次の性質の顕著な特徴であるように、魂の顕著な特徴である......」[48]。

 

国家や集団の統一と神性
ロスはベイリーの教えを「すべての生命体の根本的な統一」と「すべての宗教、すべての科学部門、すべての哲学の本質的な一体性」を強調するものとして説明している[49]。 キャンベルは、ニューグループオブワールドサーバーが「・・・国際理解、経済共有、宗教的統一の促進」のために設立されたと記している[28]。

神智学との比較

神智学者たちの間では、アリス・ベイリーの著作に対する評価は分かれている。例えば、現代の神智学作家として知られるジェフリー・ホドソンは、彼女の著書について「アリス・ベイリーが再びオカルト学習者に借りを作った」と非常に好ましい批評を書いた[50]。オラフ・ハマーは、「彼女の最初の著書『人間と太陽の入門』は、最初は仲間の神智学者に好ましく受け入れられた。しかし、すぐに、マスターたちから永遠の知恵を受け取ったという彼女の主張は反対に遭った」[51]。彼女の著作には神智学の批判が含まれており、断絶の時に彼女は神智学のリーダーへの忠誠の誓約を要求されることに疑問を持ちつつ、協会内の教条的構造と見たものへの批判を声に出したのでその衝突は理解できる。「1920年のシカゴでの年次大会では、ベサントと密教部に忠実な勢力と、密教部が強力になりすぎたと考える他の勢力との間で権力闘争が行われた。水面下では、アリスとチベット人の仕事に関する論争が隠されていた」[10] ベイリー/神智学の分裂に関するより新しい例として、『スカンジナビアにおける神智学』を参照。

キャンベルは、ベイリーの著書は神智学の主要なテーマの焼き直しで、いくつかの特徴的な強調点があり、現代の社会的・政治的発展を認識した秘教科学とオカルト哲学の包括的な体系を提示していると書いている[52]。スティーブン・J・サトクリフは、ベイリーとブラヴァツキーの著作がともにマスターの霊的故郷としてのチベットを思い起こさせると指摘しており、ベイリーはブラヴァツキーにほぼ直接血脈があるとしている。彼はベイリーを「ポスト神智学」の理論家として記述し、ベイリーは「ブラヴァツキーのかつての個人的な弟子」から指導を受けていたと報告し、彼女の3冊目の本(『宇宙の火についての論考』)がブラヴァツキーのアポクリファルの『スタンザス・オブ・ディジャン』を再現するだけではなく、ブラヴァツキーにも捧げられていると指摘している[53]。

神智学とベイリーとの類似点は多く、例えば神智学の原理の一つである「引き寄せの法則」は、ブラヴァツキー[54]、アニー・ベサント[55]、ウィリアム・クアン・ジャッジ[56]などによる密教の著作で論じられており[57][58]、アリス・ベイリーによる著作でも、彼女の本の1章全体を使って議論されている。 [59][60][61] この用語は、現代のニューエイジ運動によって簡略化された形で受け入れられており、2006年の映画『ザ・シークレット』で一般化された。

ジョン・クリモは『超常的な情報源から情報を受け取ることに関する調査』の中で、「ブラヴァツキー/神智学の資料や、他の情報源からの最近の現代のチャネリング資料と同様に、ベイリー作品には、物理的、エーテル的、アストラル、精神、因果関係、より高い居住レベルの存在、という同じオカルト宇宙論の階層が見られる」と書いている[62] オラブ・ハマーは、『知の主張』の中で、次のように語っている。オラフ・ハマーは『Claiming Knowledge: Strategies of Epistemology from Theosophy to the New Age』という本の中で、ベイリーと神智学の類似性を強調し、同時に彼が考える両者の相違点についても言及している。ベイリーの教えは、『秘密の教典』の神智学を再掲し、増幅したものである。ベイリーがブラヴァツキーとリードビーターから受け継いだのは、膨大な量の詳細と複雑な分類のスキームへの傾倒であった。... 彼女の著書はまた、新しい教義的要素だけでなく、強調のシフトを導入している」[63]。

神智学の批評家の中には、ベイリーの思想とブラヴァツキーの神智学との間には、ベイリーがいくつかの神秘的なキリスト教用語や概念を受け入れていることや、チャールズ・ウェブスター・リードビーターを受け入れていることなど、大きな相違点があると主張している者もいる[28][64]。

1997年に神智学雑誌『Fohat』に寄稿したニコラス・ウィークスは、「...彼女の教えはHPBとそのグルたちによって生きられ教えられた神智学に基礎を置き、いかなる根本的な点においても反対していない」というベイリーによる主張は誤りであると感じたという。彼女の本は、実際には「C. W. リードビーターによって開拓された疑似神智学に根ざしている」のである。彼は、ベイリーはリードビーターのキリストの再来という「幻想」を受け入れたと述べ、ベイリーのグレート・インヴォケーションは、アクエリアン時代を導くために「キリストとそのマスターたちが隠れたアシュラムを出て(そして)主要都市に入るよう誘導する」とされる祈りだと軽蔑している。これは、「各人の中にあるクリストスの原理」への信頼を強調するブラヴァツキーの神智学と対照的であるという[64]。

 

人種と進化に関する考え方


ベイリーが提唱した人種分化の概念は、人類を「進化の階梯」の異なるレベルにある人種に分けるというものであった。これらの「人種」は国民性や身体的なタイプを表すものではなく、進化の段階を表すものである。例えば、アーリア人の根源的な人種(あるいは「第5の人種」)は、「出現しつつある新しい人種」であり、相対的に新しい進化的現象であると述べている。この新しいタイプはあらゆる土地で形成されているが、主にコーカサス民族のいる土地で、思考や知性が支配的な文化を示していると述べている。彼女は、進化が進むにつれて事態は加速され、人類はまもなくアーリア人の意識によって優勢に区別されるようになると述べている。「私は、今日一般的に理解されているアーリア人種やその北欧的な意味合いから話しているのではありません」[65]と述べている。

ベイリーは著書『ニューエイジの教育』の中で、この難解な人種概念が未来の学校で使われること、そしてこれらの学校には「根源的人種」という考え方が取り入れられるであろうことを予言している。これらの「人種」は、先史時代の膨大な時間の中で、人類が身体(レムリア人)、感情(アトランティス人)、精神(アーリア人)を発達させていく間に起こる進化を概念化したものである。彼女は現在、「集団の資質と意識と理想主義的なビジョン」として表現される精神的次元を持つ「新しい人種」が開発されていると述べている[66]。彼女は、この新しい発展は何千年もかかるかもしれないし、それゆえニューエイジの信者の一部が望むような早い進歩にはならないかもしれないと述べている。ベイリーにとって、人類の進化はこの霊的階層との関係性と密接に結びついたものであった。彼女は、宗教、哲学、科学、教育運動、そして人間の文化全般の影響は、この関係の結果であると信じていた[68]。

 

人種に関する彼女の考えへの批判
ベイリーの人種に関する考え方は、文化人類学者で民族誌学者であるヴィクター・シュニレルマンによって批判され、彼はロシアにおける現代のネオペイガニズムの調査において、"...多文化主義を極めて否定的に捉え、種類の「混合」に反対し、孤立主義や移民の禁止を支持しているグループ" に特に注意を促した。シュニールマンは人種に関するベイリーの考えのいくつかをジュリウス・エヴォラの著作に感じられた人種差別に類似していると見ており、「...人種差別と反ユダヤ主義の傾向は、例えば、キリスト教の「ユダヤ教の継承」を浄化し、「ユダヤ教の聖書」を拒否することを望むアリス・ベイリーとその信奉者のオカルト教において明示されており、水瓶座の時代に入るための前提である」と語っている[69]。

シュニレルマンの考えは、アイザック・ルベルスキーも同様で、ベイリーだけでなく、ブラヴァツキーやシュタイナーなども批判している。ルベルスキーの見解では、人種差別的な思想は「神智学ファミリー」全体に共通するものであった[70]。

スウェーデンの画家、作家、急進的なアナコ/エコ・フェミニストであるモニカ・シェオは、ベイリーが出版した教えを通じて、「ニューエイジ運動全体に反動的で人種差別的な影響を及ぼした」と書いている。 また彼女は、ベイリーの(そして神智学の)「親ファシスト的な宗教観」と呼ばれるもの、たとえば、オカルト的手段によって世界の出来事や人間の心に影響を与え、アーリア人種の進化をもたらそうとする「マスター」たちの秘密のエリートへの信仰(ただしこれは彼女の教えに対する理解しやすい現代の誤解である-ベイリーの使った「アーリアン」は現代の用語と容易に混同される)にも言及している。マスター」はエリートではなく、もともと神智学で紹介された、人間または「第四の王国」を超えて第五または「魂の王国」へと進化した「覚醒した」個人であり、彼女の見解では、人類全体を導く者である)。 [72]

ナショナリズム、アメリカの孤立主義、ソ連の全体主義、ファシズム、シオニズム、ナチズム、人種関係、アフリカ人、ユダヤ人、ユダヤ教とキリスト教の宗教に関するベイリーのいくつかの発言をめぐって論争が起こっている。ヨナサン・ゲルショムらは、彼女の著作には人種差別的な内容が含まれていると主張している[73][74][75][76][77][78][79]。

アメリカのシャシード派の作家ヨナサン・ゲルショムは、ベイリーが新世界秩序を計画し、「正統派ユダヤ教の信仰を徐々に解消していく」ことを求めていることから、「彼女の目標はユダヤ教自体の破壊にほかならない」と書いている。ゲルショムはまた、「このステレオタイプ化されたユダヤ人の描写は、19世紀のプロテスタンティズムの「怒れるエホバ」神学に基づく、聖書のヘブライ人に対する陳腐な戯言に続いている」とも書いている。ユダヤ人は怒りに満ちた復讐の神を崇拝していないし、したこともないし、われわれユダヤ人は神を決して『エホバ』と呼ばない」[74]。

研究者のハンナ・ニューマンは、大召集令の中に反ユダヤ的な要素があることを見出したと述べている。ニューマンによれば、大召喚文に記された「計画」とは「ヒエラルキー」によって作成された計画を指し、ニューマンは「人間の意識からユダヤ人の存在と影響をすべて取り除くことを最優先し、ユダヤ教を排除することによって達成すべき目標」であるとしている[73][a]。

 

組織化された宗教について
ベイリーが説いたのは、宗派を超えた普遍的な霊性であり、「人間のあらゆる階級は兄弟の集団である」と考えている。カトリックもユダヤも異邦人もオクシデンタルもオリエンタルもみな神の子である "と。彼女は、すべての宗教は同じ霊的源泉に由来し、人類はやがてこれを悟るようになり、そうすることによって、結果として普遍的な世界宗教と「新しい世界秩序」が出現すると述べている[81][82]。

作家のスティーブン・サトクリフは、ベイリーの「世界親善」組織が、ベイリーの言葉を引用するように、「計画、人類、階層、キリストに仕える」「世界奉仕者」のグループを推進していると書いている[83]。

宗教の統一に焦点を当てたにもかかわらず、ブロムリーとハモンドは、ベイリーと他の「オカルティスト」が「...東洋は霊的知識とオカルト的知恵の真の故郷である」という中心的な考えを打ち出していることを指摘する[84]。

 

影響力
ベイリーまたはその信奉者が設立したグループ
アリスとフォスター・ベイリーが精神的な教えを広めるために設立したアーケイン・スクールは、世界各地で「トライアングル」プログラムを組織し、人々を3人のグループに分けて、毎日の瞑想と勉強に励んでいる。彼らの信念は、瞑想を通して神聖なエネルギーを受け取り、このエネルギーが人類に伝わり、霊的な意識を高めることである[85] ジョン・マイケル・グリアの『新オカルト百科事典』は、スクールについて「その長であるキリストの指導のもと、マスターの階層の仕事を達成するための新しい世界奉仕者のグループを開発しようとしている」と述べる[86] トゥエルヴはトライアンズを現代に継承し、ルシス信頼や他の尊敬すべき組織の多くのメンバーが今日メンバーとなっている。

ニューエイジ運動への影響
ベイリーが著書の中で「ニューエイジ」という言葉を多用したため、彼女をニューエイジ運動の創始者と評する作家もいるが[4][69][87]、ニューエイジはベイリーが言葉を使うより早く、1894年にはキリスト教自由主義・社会主義の雑誌のタイトルとして出版されていた[88][89]。

ジェームズ・R・ルイスとJ・ゴードン・メルトンは『ニューエイジの展望』の中で、「この変革のメタファーと「ニューエイジ」という言葉の最も重要な-確かにそれだけではないが-源は神智学であり、特に神智学の視点がアリス・ベイリーの著作によってこの運動に媒介された」と書いています[90]。

ジョン・シンクレア卿は、著書『アリス・ベイリー継承』の中で、アリス・ベイリーが与えた決定的な影響についてコメントし、それが20世紀における意識成長運動の根底にあると述べている[91]。

ネオペイガニズムへの影響
何人かの作家は、ベイリーの概念のいくつかとペイガニズムの現代的な表現との親和性について言及している[92][93]。

1960年代から1970年代にかけて、ネオペイガン作家で儀式魔術師のキャロル・ポーク・ラニヨンは「The Seventh Ray」という雑誌を発行したが、その名前はアリス・ベイリーの著作から取られたものである。この雑誌の記事を集めた3冊の本が、『The Seventh Ray Book I, The Blue Ray』『The Seventh Ray Book II, the Red Ray』『The Seventh Ray Book III, the Green Ray』として出版されている。

これに対し、ダレン・ケンプは『Handbook to the New Age』でネオペイガニズムとニューエイジ運動の間に決定的な違いがあるとし、それらを混同するのは誤りであると指摘している[94]。

 

宗教における女性への影響
作家のキャサリン・ウェッシンジャーは、ベイリーは「...それが流行する60年前に」解放された女性であり、ベイリーの著書はアニー・ベサントの著作と同様の「千年王国観」を表現していると書いている。ウェッシンジャーは、それらが「現代のニューエイジ運動の重要な源流」であると述べている[95]。

Encyclopedia of Women And Religion in North Americaによると、ニューエイジ哲学の指導者の中には、JZナイト(ラムサという名前で知られる実体をチャネリングする)、ヘレン・シュークマン(彼女が「スクライビング」と呼ぶテレパシーの口述筆記プロセスを通じて「奇跡のコース」の著者)、およびエリザベスクレアプロフェット(彼女が「アセンデッドマスターからの口述」と呼ぶものを出版)などが、ベイリーが教えた内容をさらに発展させてきたとされている。これらの展開は他の資料では「スピンオフ」や「分派」と呼ばれている」[96] (p.65)[97] (p.557) 神智学、ベイリー、エリザベス・クレア・プロフェットの違いは、エリザベス・クレア・プロフェットの大災害の変化と落下シェルターの建設を含む生存主義の過激な概念に関連して指摘できる [98] (p.81) Elizabeth Clare Prophetの著作の有効性は「・・・神智学の作家たちに論争された」 [citation needed].


例えば、「アセンダントマスター」という言葉や意味については、マークとエリザベス・プロフェットは採用したが、神智学やアリス・ベイリーが採用しないという混乱が広がっているようだ[99][100](自費出版資料? 111頁)概念や言葉が大衆の中で混同されているのである[101]。

心理療法・ヒーリングへの影響
1930年、ベイリーは英蘭の霊能者、神智学者、学者であるオルガ・フローブ・カプテインの後援を受け、スイスにあるオーブ・カプテインの屋敷、カサ・ガブリエラに短期間の「霊的研究学校」を設立した。(1932年、この学校はベイリーとフローベ・カプテインの個人的な対立から閉鎖され、フローベ・カプテインはこの学校をエラノス・グループに置き換えた)。

精神総合学の創始者であるロベルト・アサギオリは、スクール・オブ・スピリチュアル・リサーチの講師であった[102]。彼は1930年代もベイリーと密接な関係を保ち、彼の著作のいくつかはベイリーが発行する雑誌『ビーコン』に掲載され、ベイリーが設立したルシス信託の理事を務めている。 [しかし、ジョン・ファーマンとアン・ギラは、アサギオリが精神総合と宗教や形而上学の領域の間に「沈黙の壁」と呼ぶものを維持し、それらが互いに混同されないように主張したと書いている[109]。

ロジャー・J・ウールジャーは、1999年にケンブリッジ大学で開催された「脳を超えて」会議で発表した論文で、「タンズレーにもブレナンにも、肉体を取り巻くエーテル、感情、精神、霊体と呼ばれる微細体の階層についての記述が見られる。(タンスリーは、彼のモデルの源を、ヒンドゥー教の教えの古典である『パタンジャリのヨガスートラ』に対するアリス・ベイリーによる神智学的解説に求めている)」[110]。

ベイリーの影響は、ヒューマン・ポテンシャル・ムーブメントのような、彼女が直接関与していなかった治療共同体にも見られる[6]。 また、彼女はシャロン・フィッシュによる『THERAPEUTIC TOUCH: Healing Science or Psychic Midwife?

 

UFOグループへの影響
アリス・ベイリーは未確認飛行物体について言及していない[112]。 アリス・ベイリーの著書は1919年から1949年の間に書かれており[113]、「UFOに特に焦点を当てた宗教の出現は1947年以降の現象」であるからこれは驚くことではない。[114] しかし彼女はマスターズが人間のレベルを超えて進化したと語り、惑星や星でさえも生きていると見なされる宇宙論について説いていた。これらの考えは、ベイリーや神智学諸派の他の人々とUFOの間のある人々の心の中の関連性を部分的に説明することができる。例えば、クリストファー・パートリッジはこの関連性を「容易に伝わる」と書いている[115]。アリス・ベイリーや神智学を引用するいくつかの本がUFOを引用しているという事実が示すように、秘教的著作とUFOの両方に興味を持ち、それらを結びつける人々のサブセットが存在するという意味で、関連性は確かに存在しているのである[116]。

クリストファー・パートリッジは、ベイリー、ルドルフ・シュタイナー、そして神智学の著作はすべて、彼が「UFO宗教」と呼ぶものに影響を与えたと書いている[117]。 彼は、「... 神智学にはいくつかの著名な支部があり、厳密に言えば、UFO宗教に最も重要な影響を与えたのはアリス・ベイリーによって発展した支部である」と説明した。 "118]パートリッジはまた、最初のUFO宗教はガイ・バラードの「アイ・アム」活動であると示唆したゴードン・メルトンを引用した[117](ベイリーが「安いコメディ」であると評した[119])。

南カリフォルニア大学のロバート・S・エルウッド教授は、1970年代にアメリカで宗教的、精神的なグループを幅広く調査した。その中には、ダニエル・フライというコンタクティが設立したUnderstanding, Inc.というUFO信者の全国的グループも含まれていた。彼は「アリス・ベイリーの著作から派生した『ニューエイジの祈り』が呼びかけとして使われるが、この会合に関連した特定の宗教的実践はない」と報告している[120]。

ウォルバーハンプトン大学のジョージ・D・クリシデスは、太陽神殿騎士団の思想や関連するUFO組織にベイリーが影響を及ぼしたことを挙げている[121]。

大衆文化において
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのルー・リードはベイリーの作品の熱心な読者であり、特に彼女の著書『白魔術論』は、他の人にも勧めていた。作家のライアン・H・ウォルシュは、その本がヴェルヴェットのセカンド・アルバム『ホワイト・ライト/ホワイト・ヒート』に影響を与えたと示唆している[122]。

1975年、トッド・ラングレンは『Initiation』というタイトルのアルバムを発表し、そのサイド1に「Initiation」という曲が収録されている。このアルバムのタイトルは、アリス・A・ベイリーとC・W・リードビーターによって教えられた神智学の概念である「イニシエーション」に基づいているようだ。アルバムの第2面はすべて「A Treatise on Cosmic Fire」という曲で占められており、その3つのパートが挙げられています。「I. 内なる火、あるいは摩擦による火、II. 精神の火、または電気の火、心の火、または太陽の火"。この3つのフレーズの後半部分は、アリス・A・ベイリー著『A Treatise on Cosmic Fire』からそのまま引用されている。また、1975年には、ラングレンは自身のサイドプロジェクトであるユートピアのアルバム「アナザーライブ」をリリースしている。このアルバムには「The Seven Rays」というタイトルの曲が収録されている(上記参考文献参照)。最後に、1977年、ラングレンは、ユートピアのアルバム『Oops!』から「Love in Action」というタイトルの曲で、ベイリーに言及した。Wrong Planet」と題した曲で、ベイリーに言及した。ラブ・イン・アクションは、ベイリーとフォスター・ベイリーの「世界親善」組織が推進するコンセプトであった[original research?]。

1982年、ベイリーの影響はポップカルチャーにも現れ、ヴァン・モリソンのアルバム『ビューティフル・ヴィジョン』がリリースされ、その中で彼は「Dweller on the Threshold」や「Aryan Mist」の歌詞で直接その教えとチベットに言及した[123]。 またモリソンはベイリーのグラマーを思わせる「グラマーの世界」というフレーズを使用した。アイボリー・タワー」と「グリーン・マンション」という曲の中で、「A World Problem」というフレーズを使っている。1984年のアルバム『センス・オブ・ワンダー』に収録された曲「エンシェント・オブ・デイズ」は、『ヒエラルキーの外部化』などの本に見られるベイリーのコンセプトへの言及と思われる。アリス・A・ベイリーとチベットのグラマー。A World Problem』もモリソンのアルバム『Inarticulate Speech of the Heart』のライナーノーツに直接引用されている[original research?]

アルゼンチンのペロニスト政権時代の社会福祉大臣José López RegaのWikipediaの記事には、秘教的な研究への興味が挙げられている。どうやらこれらにはアリス・ベイリーの著作が含まれていたようだ。「また彼の自宅からはテレパシーと宇宙の火に関するアリス・ベイリーの12巻が発見された...」[124]。

 

Bibliography
The Lucis Trust Publishing Company and the Lucis Press Limited are the official publishers of Alice Bailey's books.

Credited to Alice Bailey
Works containing the prefatory Extract from a Statement by the Tibetan, generally taken to indicate the book was a "received" work.

Bailey, Alice (1922). Initiation, Human and Solar. ISBN 978-0-85330-110-3.
Bailey, Alice (1922). Letters on Occult Meditation. ISBN 978-0-85330-111-0.
Bailey, Alice A. (1925). A Treatise on Cosmic Fire. ISBN 978-0-85330-117-2.
Bailey, Alice (1997) [1927]. The Light of the Soul: Its Science and Effect : a paraphrase of the Yoga Sutras of Patanjali. ISBN 978-0-85330-112-7.
Bailey, Alice (1987) [1934]. A Treatise on White Magic, or, The Way of the Disciple (5 ed.). ISBN 978-0-85330-123-3.
Bailey, Alice A.; Khul, Djwhal (1944). Discipleship in the New Age I. ISBN 978-0-85330-103-5.
Bailey, Alice A.; Khul, Djwhal (1955). Discipleship in the New Age II. ISBN 978-0-85330-104-2.
Bailey, Alice (1944). The Problems of Humanity. ISBN 978-0-85330-113-4.
Bailey, Alice (1947). The Reappearance of the Christ. ISBN 978-0-85330-114-1.
Bailey, Alice (1949). The Destiny of the Nations. ISBN 978-0-85330-102-8.
Bailey, Alice (1950). Glamour: A World Problem. ISBN 978-0-85330-109-7.
Bailey, Alice; Khul, Djwhal (1950). Telepathy and the Etheric Vehicle. ISBN 978-0-85330-116-5.
Bailey, Alice (1954). Education in the New Age. ISBN 978-0-85330-105-9.
Bailey, Alice A.; Khul, Djwhal (1957). The Externalisation of the Hierarchy. ISBN 978-0-85330-106-6.
Bailey, Alice A. (2003). Ponder on This (compilation). ISBN 978-0-85330-131-8.

 

A Treatise on the Seven Rays:
Bailey, Alice A.; Khul, Djwhal (1936). Volume 1: Esoteric Psychology I. ISBN 978-0-85330-118-9.
Volume 2: Esoteric Psychology II. 1942. ISBN 978-0-85330-119-6.
Volume 3: Esoteric Astrology. 1951. ISBN 978-0-85330-120-2.
Bailey, Alice Anne (1953). Volume 4: Esoteric Healing. ISBN 978-0-85330-121-9.
Bailey, Alice A.; Khul, Djwhal (1960). Volume 5: The Rays and the Initiations. ISBN 978-0-85330-122-6.

 

Credited to Alice A. Bailey alone
Works in which Bailey claimed sole authorship of the material.

Bailey, Alice (1922). The Consciousness of the Atom. ISBN 978-0-85330-101-1.
Bailey, Alice (1930). The Soul and Its Mechanism. ISBN 978-0-85330-115-8.
Bailey, Alice A. (1932). From Intellect to Intuition. ISBN 978-0-85330-108-0.
Bailey, Alice A. (1937). From Bethlehem to Calvary. ISBN 978-0-85330-107-3.
Between War and Peace. 1942. (No ISBN. Published by Lucis Publishing Company)
Bailey, Alice A. (1951). The Unfinished Autobiography. ISBN 978-0-85330-124-0.
Bailey, Alice A. (1974). The Labours of Hercules. ISBN 978-0-85330-137-0.
Biography
Blackthorn, Isobel (2020). Alice A. Bailey: Life and Legacy. ISBN 979-8-63575-990-5.