『トランス・ヒマラヤ密教入門 第2巻 [生命としての地球]』を半年で読む講座で、「奉仕」についての文章を読みました。
エネルギーを浪費しない・させないように、ここはしっかり押さえておこうと個人的メモをまとめました。
(7)奉仕を行う上で重要な三つのことは――
1 奉仕の動機
その動機は三つあり、それらを重要な順に挙げると――
a 神の進化計画の認識、世界の悲惨な困窮の感受、世界の現在の達成点の理解、そしてその結果として、自らの力すべてをその促進のために投入すること。
b 明確な個人的達成目標、魂の最良の努力を呼び起こす大きな理想――例えば、性格を神聖なものにするといったような。もしくは、知恵の大師方の実在性の認識と、すべてを犠牲にして彼らを愛し彼らに奉仕し彼らに到達しようという強い內的な決意。
神の計画を知的に把握し、さらに偉大なる方々に奉仕したいという強い願望があるとき、物質界での活動でそれは成就されるであろう。
c 次いで、自らの先天的もしくは後天的な能力の認識と、必要であると察知したことへのその能力の適応。奉仕には多くの種類があり、それを賢明に実行し、独自の奉仕領域を見つけようと努める人間、そしてそれを見つけ出し、全体のために喜んで努力する人間は、着実に進歩する人間である。
しかしそれでも、個人的な進歩は二次的な目的でしかない。
(メモ)
奉仕を行う上で重要な3つのことは
まずは「奉仕の動機」、次に「奉仕の方法」、最後に「行動に伴う態度」。
「奉仕の動機」は3つ挙げられている。自分の理解でまとめる。
a 神の計画を認識し、世界の情勢を見て、現状の計画の達成点を理解する。
その認識と理解の上で、自分の力を神の計画の促進のために投入しよう、という動機。
b 明確な個人的達成目標・魂を奮い立たせるような大きな理想を奉仕の動機とする。
知恵の大師方を愛し奉仕し、彼らに到達しようという内的な決意をする。
c 自分の先天的・後天的な能力を認識し、必要であると察知したことへその能力を適応させること。
様々な種類の中から、自分独自の奉仕領域を見つけ出し、全体のために喜んで努力する。
2 奉仕の方法
奉仕の方法は多くそして様々である。そのため、私は非常に重要なものしか示せない。
最初のもの、最も重要なものは、私がしばしば説き聞かせてきたように、識別力である。
自分にはすべてのことを試すことができると考え、自らの道で起こるどのようなことにも躊躇せず、賢明な者なら拒絶するところにでも猛烈に突進し、起こることに対処する能力があると思い込み、熱心ではあるが、この奉仕という問題について考えない人間は、力を浪費するだけである。
このような者はしばしば破壊的な行動を起こし、その善意に満ちた間違いを正すためにより賢明でより偉大な人々の時間を消費させることになる。このような人間は目的に奉仕しているのではなく、自らの欲求に奉仕しているのである。
善意の報酬は彼のものになるであろうが、それはしばしば馬鹿げた行動の結果によって相殺されてしまう。
識別力をもって奉仕する人間は、全体的な計画での自分自身の適所――それが大きいか小さいかにかかわらず――を認識している。
このような人は、自らのメンタル的知的な能力、自らの情緒的な度量、自らの肉体的な資質を落ち着いて計算し、そのすべてをもって適所での役割を果たすことに専心する。識別力をもって奉仕する人間は、解決すべき問題の性質と大きさを高位我と大師の助けを借りて判断し、同僚の奉仕者たちの善意ではあるがしばしば間違った判断に基づく提案、要求、要請に左右されることはない。
識別力をもって奉仕する人間は、行動での時間を認識し、一日が二十四時間しかなく、自らの能力に見合った力しか出せず、それ以上は無理なことを理解して、自らの能力と使える時間を賢明に調整する。
(メモ)
「奉仕の方法」において、最も重要なものは「識別力」。
奉仕という問題について考えなければ力を浪費するだけであり、しばしば善意に満ちた間違いを正すために、先輩方の時間を消費させる。
識別力をもった奉仕とは、大計画における自分自身の適所を認識して奉仕をすること。
自分の「メンタル的知的能力」「情緒的な度量」「肉体的な資質」を計算し、そのすべてをもって適所での役割を果たす。
「解決すべき問題の性質と大きさ」を高位我と大師の助けを借りて判断し(熟考・瞑想し)、他者の提案や要求に左右されない。
行動にかかる時間を認識し、能力に見合わない無理なことは理解して、自分の能力と使える時間を賢明に調整する。
次に来るのは、肉体の賢明な統御である。
よい奉仕者は、肉体的な原因からくる心配を大師にかけることはなく、大師の要求をいつでも実行できるよう肉体の強さを守り節制するものと信頼される。彼が肉体的な無力のために失敗することはない。
十分な休養と十分な睡眠に気をつける。早寝早起きをし、適当な時間に就寝する。
いつでもできるだけリラックスする。健康によい適切な食物を摂取し、大食を慎む。
食物を適切に選択しよく咀嚼することは大食よりも遥かによい。人類は今日一般的に、欲するがままに一日四回食事をしている。
彼は……肉体が行動に抵抗を示し、何らかの処置が必要なときには仕事を休む。そのようなときには、休息し、睡眠をとり、食事に注意し、必要な医療的な手当てに努める。そして、あらゆる賢明な指示に従い、回復のために時間を割く。
次の段階は、しっかりとした情緒体の管理と統御である。情緒体は、よく知られているように、諸体のうち最も管理しがたい体である。
生命あるすべてのものに愛の強い流れを注ぐのはかまわないが、過度の感情は慎むべきである。
この太陽系の法則である愛は建設的であり、安定させるものであり、すべてのものを法則に沿って進展させる。
あらゆるものに熱心に奉仕する者の情緒体は恐怖や心配や懸念に揺さぶられることはない。
彼は平静、安定、神の法則に対する確固とした信頼感を培っている。そのため、喜びに満ちた自信が彼のいつもの態度である。
嫉妬を抱かず、どんよりと陰気な憂欝に陥ることもなく、強欲や自己憐憫を抱くこともない。
彼は――すべての人々が兄弟であり、存在するすべてのものがすべてのために存在することを認識しているため――自らの道を穏やかに進む。
次に来るのはメンタル体の発達である。情緒体の統御において奉仕者は除去の態度をとる。
彼が目指すのは、情緒体を訓練して、無色にし、波動を落ち着け、澄んだ汚れなきものにし、穏やかな夏の日のプールのように透明にすることである。
メンタル体を奉仕に適したものにするためには、実践者は除去とは正反対の努力をする。情報を組み入れ、知識と事実を供給し、メンタル体を知的かつ科学的に訓練するよう努める。
その結果として、メンタル体は、時とともに、神聖な知恵のためのしっかりとした基礎になるであろう。
知識はいずれ知恵に取って代わられるが、予備段階として知識は必要である。
奉仕者は知恵の殿堂に入る前に学びの殿堂を通過することを覚えておかなければならない。
したがって、マインド体を訓練する上で努力すべきことは、知識の秩序立った獲得、欠けているものの補充、以前の生涯で蓄積した生来のメンタル能力の継続的な把握、最後に低位マインドの安定である。
その結果として、高位マインドが優勢になり、創造的な思考能力がその静けさを通して投影されるであろう。
……情緒体の受動的な静けさは上方からの印象づけの感受を可能にし、メンタル体の能動的な静けさはより高位のインスピレーションに繋がる。
パーソナリティーの三つの部分をコントロールし賢明に活用しようと努めたとき、人類を愛する者は行動における完璧さを目指すようになる。
壮大な殉教の夢や輝かしいが束の間の壮大な奉仕の妄想に注目を奪われることなく、次なる義務に自らのすべての能力を即座に適用するよう努力する。
人生の前景、そして彼を取り巻く仕事の詳細を完璧に描くことで背景も的確なものになり、絵全体が妙なる美しいものになることを彼は知っている。
人生は少しずつ前進するが、的確なときに踏み出した一歩一歩が、そして賢明に費やした瞬間瞬間が長い距離を踏破することを可能にし、人生を有意義なものにする。
人間家族を導く方々は、奉仕することを志願するすべての人々を日常生活の些細なことで試験する。
重要ではないように見えることに誠意をもって行動する人がより重要な領域へと導かれるであろう。
日常のことをだらしなく無思慮に扱う人を、偉大なる方々は緊急時つまり危機のときにどうして頼りにできるであろうか。
さらに別の奉仕方法は適応性に示される。これは、自らが行っている役割を行うためにより有能な人々が送られたときにその役割から退く覚悟、もしくは(その反対に)、自分よりも有能ではないが、同程度の手腕で正しく判断して働くことができる働き手が現われたときに、その役職から退いてより重要な仕事に就く能力を意味する。
自分自身をあまりにも高く、もしくは低く評価しないことは、奉仕するすべての人々にとって知恵あることである。
不十分な人が役職に就いたとき、仕事はうまくいかないが、熟達した働き手が、その熟達した才能を十分に発揮できず、それほど能力のない人々でもできる地位に就いていることは同様に時間と能力の浪費である。
したがって、奉仕するあなた方すべては、華々しくなく重要には見えない役職を生涯続けていく覚悟をしなさい。
なぜなら、それがあなたの宿命であり、あなたが最も奉仕できる場所であるかもしれないからである。
しかし同様に、大師の言葉が発せられ、状況が――奉仕者の計画ではなく――その時が訪れたことを示すとき、明らかにより価値のある仕事に就く用意もしておきなさい。
この最後の文章を熟考しなさい。
(箇条書きメモ)
肉体の賢明な統御
・大師の要求をいつでも実行できるよう肉体の強さを守り節制する。
・十分な休養と十分な睡眠に気をつける。早寝早起き。
・いつでもできるだけリラックス。
・健康によい適切な食物を選択し、よく咀嚼して摂取し、大食を慎む。
・処置が必要なときには仕事を休み、休息し、睡眠をとり、食事に注意し、必要な医療的な手当てに努め、回復のために時間を割く。
情緒体の管理と統御
・情緒欲求性質。諸体のうち最も管理しがたい体だと認識する。
・生命あるすべてのものに愛の強い流れを注ぐのはかまわないが、過度の感情は慎む。
・この太陽系の法則である愛は建設的であり、安定させるものであり、すべてのものを法則に沿って進展させると認識する。
・あらゆるものに熱心に奉仕する者の情緒体は、恐怖や心配や懸念に揺さぶられない。
・平静、安定、神の法則に対する確固とした信頼感を培い、喜びに満ちた自信をいつもの態度とする。
・嫉妬を抱かず、どんよりと陰気な憂欝に陥ることもなく、強欲や自己憐憫を抱くこともない。
・すべての人々が兄弟であり、存在するすべてのものがすべてのために存在することを認識し、自らの道を穏やかに進む。
メンタル体の発達
・情緒体を訓練して、無色にし、波動を落ち着け、澄んだ汚れなきものにし、穏やかな夏の日のプールのように透明にする。
・メンタル体を奉仕に適したものにするためには、除去とは正反対の努力が必要。
・情報を組み入れ、知識と事実を供給し、メンタル体を知的かつ科学的に訓練するよう努める。
・その結果として、メンタル体は神聖な知恵のためのしっかりとした基礎になる。
・奉仕者は知恵の殿堂に入る前に学びの殿堂を通過する。
・マインド体を訓練する上で努力すべきことは、知識の秩序立った獲得、欠けているものの補充、以前の生涯で蓄積した生来のメンタル能力の継続的な把握、最後に低位マインドの安定。
・その結果として、高位マインドが優勢になり、創造的な思考能力がその静けさを通して投影される。
・情緒体の受動的な静けさは上方からの印象づけの感受を可能にし、メンタル体の能動的な静けさはより高位のインスピレーションに繋がる。
パーソナリティの統御
・パーソナリティーの三つの部分をコントロールし賢明に活用しようと努めたとき、行動における完璧さを目指すようになる。
・壮大な奉仕の妄想に注目を奪われることなく、次の義務に自らのすべての能力を即座に適用するよう努力する。
・人間家族を導く方々は、奉仕することを志願するすべての人々を日常生活の些細なことで試験する。
・重要ではないように見えることに誠意をもって行動する人がより重要な領域へと導かれる。
・日常のことをだらしなく無思慮に扱う人を、偉大なる方々は緊急時つまり危機のときに頼りにしない。
適応性
・自らが行っている役割を行うためにより有能な人々が送られたときにその役割から退く覚悟。
・適切な働き手が現われたときに、その役職から退いてより重要な仕事に就く能力。
・自分をあまりにも高く、もしくは低く評価しない。
・適切な働き手が適切な地位に就かないことは、時間と能力の浪費。
・華々しくなく重要には見えない役職を生涯続けていく覚悟をする。
・その時が訪れたことを示すとき、明らかにより価値のある仕事に就く用意もしておく。
3 行動に伴う態度
この態度はどのようなものであるべきか。完全な冷静、完全な忘我、次なるステップへの完全な没頭である。
完璧な奉仕者とは、大師の意志であると自らが信じることに、そして神の計画との協力において自らが行うべき仕事に全力を尽くす者である。
彼は、自らの役割を果たし終えたならば、次の仕事へと進み、自らの行動の結果には捉われない。
自分よりも賢明な方々の目が初めから結末を見ていること、自分よりも深く愛に満ちた洞察力をもつ方々が奉仕の成果を測っていること、自分よりも深遠な判断力をもつ方々が自分が発する波動のフォースと程度を試験し、そのフォースを動機に応じて調整していることを、彼は知っている。
彼は、自分が行ったことへの誇りや達成できなかったことによる過度の意気消沈に苦しむことはない。
彼は終始最善を尽くし、後向きの黙想に時間を浪費せずに、次なる義務の達成に向けて着実に前進する。
過去の行いをくよくよ考えたり、かつての業績に思いを巡らせたりすることは退化であり、奉仕者は進化の法則に関わるよう努めるべきである。
これは注目すべき重要なことである。賢明な奉仕者は、行動した後、もし自分の上司(転生している人々であれ、偉大な方々自身であれ)が満足し、もしくは沈黙しているならば、同僚の奉仕者が言うことに気を煩わさない。
自分が知っている限りの最良のことを誠意をもって行ったのであれば、結果が予期したものでなかったとしても気にすることはない。内なる自己が平静なまま責めることがないならば、非難を浴びせられたとしても気にすることはない。
導く方々との内なる接触の感覚が損なわれないならば、友人、親戚、子供、かつて喜ばせてくれた評判、周囲の仲間の賛同を失ったとしても気にすることはない。
内なる光が増大し、自らの良心が何も言わないならば、闇で働いているように思えたり、自らの働きによる結果をほとんど意識することができなかったりしても気にすることはない。(2-343/9)
(箇条書きメモ)
行動に伴うあるべき態度は、
・完全な冷静、完全な忘我、次なるステップへの完全な没頭。
・大師の意志であると自らが信じること・神の計画との協力において自らが行うべき仕事、に全力を尽くす。
・自らの役割を果たし終えたならば、次の仕事へと進み、自らの行動の結果には捉われない。
・賢明な方々の目が初めから結末を見ていること、深く愛に満ちた洞察力をもつ方々が奉仕の成果を測っていること、深遠な判断力をもつ方々が自分が発する波動のフォースと程度を試験し、そのフォースを動機に応じて調整していることを知る。
・自分が行ったことへの誇りや、達成できなかったことによる過度の意気消沈に苦しまない。
・終始最善を尽くし、後向きの黙想に時間を浪費せず、次なる義務の達成に向けて着実に前進する。
・過去の行いをくよくよ考えたり、業績に思いを巡らせたりしない。進化の法則に関わるよう努める。
・行動した後、自分の上司が満足し、もしくは沈黙しているならば、同僚の奉仕者が言うことに気を煩わさない。
・知っている限りの最良のことを誠意をもって行ったのであれば、結果が予期したものでなかったとしても気にしない。
・内なる自己が平静なまま責めることがないならば、非難を浴びせられたとしても気にしない。
・導く方々との内なる接触の感覚が損なわれないならば、友人、親戚、子供、かつて喜ばせてくれた評判、周囲の仲間の賛同を失ったとしても気にしない。
・内なる光が増大し、自らの良心が何も言わないならば、闇で働いているように思えても気にしない。
この書籍を半年で読むエソテリック・サイエンススクールの講座が先日終了しました。
次は7月から、第3巻[意識の進化]。
「入門者にもっとも易しく優しい秘教講座」です。
どの巻からでも参加できますのでおすすめです。










