『トランス・ヒマラヤ密教入門 第2巻 [生命としての地球]』を半年で読む講座で、「奉仕」についての文章を読みました。

 

 

 

エネルギーを浪費しない・させないように、ここはしっかり押さえておこうと個人的メモをまとめました。

 

(7)奉仕を行う上で重要な三つのことは――
 

1 奉仕の動機
その動機は三つあり、それらを重要な順に挙げると――

a 神の進化計画の認識、世界の悲惨な困窮の感受、世界の現在の達成点の理解、そしてその結果として、自らの力すべてをその促進のために投入すること。

b 明確な個人的達成目標、魂の最良の努力を呼び起こす大きな理想――例えば、性格を神聖なものにするといったような。

もしくは、知恵の大師方の実在性の認識と、すべてを犠牲にして彼らを愛し彼らに奉仕し彼らに到達しようという強い內的な決意。

神の計画を知的に把握し、さらに偉大なる方々に奉仕したいという強い願望があるとき、物質界での活動でそれは成就されるであろう。

c  次いで、自らの先天的もしくは後天的な能力の認識と、必要であると察知したことへのその能力の適応。

奉仕には多くの種類があり、それを賢明に実行し、独自の奉仕領域を見つけようと努める人間、そしてそれを見つけ出し、全体のために喜んで努力する人間は、着実に進歩する人間である。

しかしそれでも、個人的な進歩は二次的な目的でしかない。

 

(メモ)

奉仕を行う上で重要な3つのことは

まずは「奉仕の動機」、次に「奉仕の方法」、最後に「行動に伴う態度」

 

「奉仕の動機」は3つ挙げられている。自分の理解でまとめる。

a  神の計画を認識し、世界の情勢を見て、現状の計画の達成点を理解する。

 その認識と理解の上で、自分の力を神の計画の促進のために投入しよう、という動機。

 

b  明確な個人的達成目標・魂を奮い立たせるような大きな理想を奉仕の動機とする。

  知恵の大師方を愛し奉仕し、彼らに到達しようという内的な決意をする。

 

c  自分の先天的・後天的な能力を認識し、必要であると察知したことへその能力を適応させること。

 様々な種類の中から、自分独自の奉仕領域を見つけ出し、全体のために喜んで努力する。

 

 


2 奉仕の方法
 奉仕の方法は多くそして様々である。そのため、私は非常に重要なものしか示せない。
 

 最初のもの、最も重要なものは、私がしばしば説き聞かせてきたように、識別力である。
自分にはすべてのことを試すことができると考え、自らの道で起こるどのようなことにも躊躇せず、賢明な者なら拒絶するところにでも猛烈に突進し、起こることに対処する能力があると思い込み、熱心ではあるが、この奉仕という問題について考えない人間は、力を浪費するだけである。
このような者はしばしば破壊的な行動を起こし、その善意に満ちた間違いを正すためにより賢明でより偉大な人々の時間を消費させることになる。

このような人間は目的に奉仕しているのではなく、自らの欲求に奉仕しているのである。
善意の報酬は彼のものになるであろうが、それはしばしば馬鹿げた行動の結果によって相殺されてしまう。
識別力をもって奉仕する人間は、全体的な計画での自分自身の適所――それが大きいか小さいかにかかわらず――を認識している。
このような人は、自らのメンタル的知的な能力、自らの情緒的な度量、自らの肉体的な資質を落ち着いて計算し、そのすべてをもって適所での役割を果たすことに専心する。

識別力をもって奉仕する人間は、解決すべき問題の性質と大きさを高位我と大師の助けを借りて判断し、同僚の奉仕者たちの善意ではあるがしばしば間違った判断に基づく提案、要求、要請に左右されることはない。
識別力をもって奉仕する人間は、行動での時間を認識し、一日が二十四時間しかなく、自らの能力に見合った力しか出せず、それ以上は無理なことを理解して、自らの能力と使える時間を賢明に調整する。

 

 

 

(メモ)

「奉仕の方法」において、最も重要なものは「識別力」

奉仕という問題について考えなければ力を浪費するだけであり、しばしば善意に満ちた間違いを正すために、先輩方の時間を消費させる。

識別力をもった奉仕とは、大計画における自分自身の適所を認識して奉仕をすること。

自分の「メンタル的知的能力」「情緒的な度量」「肉体的な資質」を計算し、そのすべてをもって適所での役割を果たす。

「解決すべき問題の性質と大きさ」を高位我と大師の助けを借りて判断し(熟考・瞑想し)、他者の提案や要求に左右されない。

行動にかかる時間を認識し、能力に見合わない無理なことは理解して、自分の能力と使える時間を賢明に調整する。

 

 

 

次に来るのは、肉体の賢明な統御である。

よい奉仕者は、肉体的な原因からくる心配を大師にかけることはなく、大師の要求をいつでも実行できるよう肉体の強さを守り節制するものと信頼される。彼が肉体的な無力のために失敗することはない。
十分な休養と十分な睡眠に気をつける。早寝早起きをし、適当な時間に就寝する。
いつでもできるだけリラックスする。健康によい適切な食物を摂取し、大食を慎む。
食物を適切に選択しよく咀嚼することは大食よりも遥かによい。人類は今日一般的に、欲するがままに一日四回食事をしている。
彼は……肉体が行動に抵抗を示し、何らかの処置が必要なときには仕事を休む。そのようなときには、休息し、睡眠をとり、食事に注意し、必要な医療的な手当てに努める。そして、あらゆる賢明な指示に従い、回復のために時間を割く。

次の段階は、しっかりとした情緒体の管理と統御である。情緒体は、よく知られているように、諸体のうち最も管理しがたい体である。
生命あるすべてのものに愛の強い流れを注ぐのはかまわないが、過度の感情は慎むべきである。
この太陽系の法則である愛は建設的であり、安定させるものであり、すべてのものを法則に沿って進展させる。
あらゆるものに熱心に奉仕する者の情緒体は恐怖や心配や懸念に揺さぶられることはない。
彼は平静、安定、神の法則に対する確固とした信頼感を培っている。そのため、喜びに満ちた自信が彼のいつもの態度である。
嫉妬を抱かず、どんよりと陰気な憂欝に陥ることもなく、強欲や自己憐憫を抱くこともない。
彼は――すべての人々が兄弟であり、存在するすべてのものがすべてのために存在することを認識しているため――自らの道を穏やかに進む。

次に来るのはメンタル体の発達である。情緒体の統御において奉仕者は除去の態度をとる。
彼が目指すのは、情緒体を訓練して、無色にし、波動を落ち着け、澄んだ汚れなきものにし、穏やかな夏の日のプールのように透明にすることである。
メンタル体を奉仕に適したものにするためには、実践者は除去とは正反対の努力をする。情報を組み入れ、知識と事実を供給し、メンタル体を知的かつ科学的に訓練するよう努める。
その結果として、メンタル体は、時とともに、神聖な知恵のためのしっかりとした基礎になるであろう。
知識はいずれ知恵に取って代わられるが、予備段階として知識は必要である。
奉仕者は知恵の殿堂に入る前に学びの殿堂を通過することを覚えておかなければならない。
したがって、マインド体を訓練する上で努力すべきことは、知識の秩序立った獲得、欠けているものの補充、以前の生涯で蓄積した生来のメンタル能力の継続的な把握、最後に低位マインドの安定である。
その結果として、高位マインドが優勢になり、創造的な思考能力がその静けさを通して投影されるであろう。
……情緒体の受動的な静けさは上方からの印象づけの感受を可能にし、メンタル体の能動的な静けさはより高位のインスピレーションに繋がる。

 パーソナリティーの三つの部分をコントロールし賢明に活用しようと努めたとき、人類を愛する者は行動における完璧さを目指すようになる。
壮大な殉教の夢や輝かしいが束の間の壮大な奉仕の妄想に注目を奪われることなく、次なる義務に自らのすべての能力を即座に適用するよう努力する。
人生の前景、そして彼を取り巻く仕事の詳細を完璧に描くことで背景も的確なものになり、絵全体が妙なる美しいものになることを彼は知っている。
人生は少しずつ前進するが、的確なときに踏み出した一歩一歩が、そして賢明に費やした瞬間瞬間が長い距離を踏破することを可能にし、人生を有意義なものにする。
人間家族を導く方々は、奉仕することを志願するすべての人々を日常生活の些細なことで試験する。
重要ではないように見えることに誠意をもって行動する人がより重要な領域へと導かれるであろう。
日常のことをだらしなく無思慮に扱う人を、偉大なる方々は緊急時つまり危機のときにどうして頼りにできるであろうか。

 さらに別の奉仕方法は適応性に示される。

これは、自らが行っている役割を行うためにより有能な人々が送られたときにその役割から退く覚悟、もしくは(その反対に)、自分よりも有能ではないが、同程度の手腕で正しく判断して働くことができる働き手が現われたときに、その役職から退いてより重要な仕事に就く能力を意味する。
自分自身をあまりにも高く、もしくは低く評価しないことは、奉仕するすべての人々にとって知恵あることである。
不十分な人が役職に就いたとき、仕事はうまくいかないが、熟達した働き手が、その熟達した才能を十分に発揮できず、それほど能力のない人々でもできる地位に就いていることは同様に時間と能力の浪費である。
したがって、奉仕するあなた方すべては、華々しくなく重要には見えない役職を生涯続けていく覚悟をしなさい。
なぜなら、それがあなたの宿命であり、あなたが最も奉仕できる場所であるかもしれないからである。
しかし同様に、大師の言葉が発せられ、状況が――奉仕者の計画ではなく――その時が訪れたことを示すとき、明らかにより価値のある仕事に就く用意もしておきなさい。
この最後の文章を熟考しなさい。

(箇条書きメモ)

肉体の賢明な統御

・大師の要求をいつでも実行できるよう肉体の強さを守り節制する。
・十分な休養と十分な睡眠に気をつける。早寝早起き。
・いつでもできるだけリラックス。

・健康によい適切な食物を選択し、よく咀嚼して摂取し、大食を慎む。
・処置が必要なときには仕事を休み、休息し、睡眠をとり、食事に注意し、必要な医療的な手当てに努め、回復のために時間を割く。

 

情緒体の管理と統御

・情緒欲求性質。諸体のうち最も管理しがたい体だと認識する。
・生命あるすべてのものに愛の強い流れを注ぐのはかまわないが、過度の感情は慎む。
・この太陽系の法則である愛は建設的であり、安定させるものであり、すべてのものを法則に沿って進展させると認識する。
・あらゆるものに熱心に奉仕する者の情緒体は、恐怖や心配や懸念に揺さぶられない。
・平静、安定、神の法則に対する確固とした信頼感を培い、喜びに満ちた自信をいつもの態度とする。

・嫉妬を抱かず、どんよりと陰気な憂欝に陥ることもなく、強欲や自己憐憫を抱くこともない。
・すべての人々が兄弟であり、存在するすべてのものがすべてのために存在することを認識し、自らの道を穏やかに進む。

 

メンタル体の発達
・情緒体を訓練して、無色にし、波動を落ち着け、澄んだ汚れなきものにし、穏やかな夏の日のプールのように透明にする。
・メンタル体を奉仕に適したものにするためには、除去とは正反対の努力が必要。

・情報を組み入れ、知識と事実を供給し、メンタル体を知的かつ科学的に訓練するよう努める。
・その結果として、メンタル体は神聖な知恵のためのしっかりとした基礎になる。
・奉仕者は知恵の殿堂に入る前に学びの殿堂を通過する。
・マインド体を訓練する上で努力すべきことは、知識の秩序立った獲得、欠けているものの補充、以前の生涯で蓄積した生来のメンタル能力の継続的な把握、最後に低位マインドの安定。
・その結果として、高位マインドが優勢になり、創造的な思考能力がその静けさを通して投影される。
・情緒体の受動的な静けさは上方からの印象づけの感受を可能にし、メンタル体の能動的な静けさはより高位のインスピレーションに繋がる。

 

パーソナリティの統御

・パーソナリティーの三つの部分をコントロールし賢明に活用しようと努めたとき、行動における完璧さを目指すようになる。
・壮大な奉仕の妄想に注目を奪われることなく、次の義務に自らのすべての能力を即座に適用するよう努力する。
・人間家族を導く方々は、奉仕することを志願するすべての人々を日常生活の些細なことで試験する。
・重要ではないように見えることに誠意をもって行動する人がより重要な領域へと導かれる。
・日常のことをだらしなく無思慮に扱う人を、偉大なる方々は緊急時つまり危機のときに頼りにしない。

 

適応性
・自らが行っている役割を行うためにより有能な人々が送られたときにその役割から退く覚悟。

・適切な働き手が現われたときに、その役職から退いてより重要な仕事に就く能力。
・自分をあまりにも高く、もしくは低く評価しない。
・適切な働き手が適切な地位に就かないことは、時間と能力の浪費。
・華々しくなく重要には見えない役職を生涯続けていく覚悟をする。
・その時が訪れたことを示すとき、明らかにより価値のある仕事に就く用意もしておく。

 


3 行動に伴う態度
 この態度はどのようなものであるべきか。

完全な冷静、完全な忘我、次なるステップへの完全な没頭である。
完璧な奉仕者とは、大師の意志であると自らが信じることに、そして神の計画との協力において自らが行うべき仕事に全力を尽くす者である。
彼は、自らの役割を果たし終えたならば、次の仕事へと進み、自らの行動の結果には捉われない。
自分よりも賢明な方々の目が初めから結末を見ていること、自分よりも深く愛に満ちた洞察力をもつ方々が奉仕の成果を測っていること、自分よりも深遠な判断力をもつ方々が自分が発する波動のフォースと程度を試験し、そのフォースを動機に応じて調整していることを、彼は知っている。
彼は、自分が行ったことへの誇りや達成できなかったことによる過度の意気消沈に苦しむことはない。
彼は終始最善を尽くし、後向きの黙想に時間を浪費せずに、次なる義務の達成に向けて着実に前進する。
過去の行いをくよくよ考えたり、かつての業績に思いを巡らせたりすることは退化であり、奉仕者は進化の法則に関わるよう努めるべきである。
これは注目すべき重要なことである。

賢明な奉仕者は、行動した後、もし自分の上司(転生している人々であれ、偉大な方々自身であれ)が満足し、もしくは沈黙しているならば、同僚の奉仕者が言うことに気を煩わさない。
自分が知っている限りの最良のことを誠意をもって行ったのであれば、結果が予期したものでなかったとしても気にすることはない。

内なる自己が平静なまま責めることがないならば、非難を浴びせられたとしても気にすることはない。
導く方々との内なる接触の感覚が損なわれないならば、友人、親戚、子供、かつて喜ばせてくれた評判、周囲の仲間の賛同を失ったとしても気にすることはない。
内なる光が増大し、自らの良心が何も言わないならば、闇で働いているように思えたり、自らの働きによる結果をほとんど意識することができなかったりしても気にすることはない。(2-343/9)

 

(箇条書きメモ)

行動に伴うあるべき態度は、

・完全な冷静、完全な忘我、次なるステップへの完全な没頭。
・大師の意志であると自らが信じること・神の計画との協力において自らが行うべき仕事、に全力を尽くす。
・自らの役割を果たし終えたならば、次の仕事へと進み、自らの行動の結果には捉われない。
・賢明な方々の目が初めから結末を見ていること、深く愛に満ちた洞察力をもつ方々が奉仕の成果を測っていること、深遠な判断力をもつ方々が自分が発する波動のフォースと程度を試験し、そのフォースを動機に応じて調整していることを知る。
・自分が行ったことへの誇りや、達成できなかったことによる過度の意気消沈に苦しまない。
・終始最善を尽くし、後向きの黙想に時間を浪費せず、次なる義務の達成に向けて着実に前進する。
・過去の行いをくよくよ考えたり、業績に思いを巡らせたりしない。進化の法則に関わるよう努める。

・行動した後、自分の上司が満足し、もしくは沈黙しているならば、同僚の奉仕者が言うことに気を煩わさない。
・知っている限りの最良のことを誠意をもって行ったのであれば、結果が予期したものでなかったとしても気にしない。

・内なる自己が平静なまま責めることがないならば、非難を浴びせられたとしても気にしない。
・導く方々との内なる接触の感覚が損なわれないならば、友人、親戚、子供、かつて喜ばせてくれた評判、周囲の仲間の賛同を失ったとしても気にしない。
・内なる光が増大し、自らの良心が何も言わないならば、闇で働いているように思えても気にしない。

 

 

 

 

この書籍を半年で読むエソテリック・サイエンススクールの講座が先日終了しました。

次は7月から、第3巻[意識の進化]。

「入門者にもっとも易しく優しい秘教講座」です。

どの巻からでも参加できますのでおすすめです。

 

 

 

6月5日(日)の午前中は「本気で魂とのつながりをめざす会」という企画で、

馬喰町アクエリアスにて、毎週日曜日、8:00から行っている「伝導瞑想」に続けて、

アートマ・クリヤ・ヨガの「オームチャンティング」、

その後フリータイムで各自、作業や読書、瞑想、治療家の方は施術などを行いました。

秘教の「人間の構造」の図で言うと、瞑想で意識を引き上げて、アンターカラナを構築し、
魂(高位我)とのつながりを強めた上で、各自ワークをするとどうなるのか、という実験的な企画でもありました。

image

 

他の参加者の方のシェアタイムでは、
ヨガ・瞑想をされた方は、普段よりも深く瞑想に入れた、
施術をされた方は、治療家・受け手ともに意識を高めていたからか、普段よりも治療の効果・スピードが上がった、
といった声がありました。


個人的には、計画を立てて明確な意志を持って瞑想〜ワークをやった方がよかった、と思いました。




『秘教瞑想に関する手紙』の最初に、人間の構造と瞑想の目的について、このように書かれています。



「人間の構造は基本的に三重である。つまりーー

Ⅰ モナド 、つまり、純粋霊、在天の父
この様相は神の三つの様相を反映している。

1 意志と力・・・父
2 愛と知恵・・・子
3 活動知性・・・精霊

人間がこれに接触するのは、旅の終末に近づき、完成する最後のいくつかのイニシエーションにおいてだけである。


モナドもまた次のものに反映される。

Ⅱ 魂、つまり、高位我、個人性
この様相は潜在的にーー

1 霊的意志・・・アートマ
2 直観・・・ブッディ、愛と知恵、キリスト原理
3 高位マインドつまり抽象マインド・・・高位マナス

魂のパワーは進歩した人々において感じられ始め、見習いの道においてますます強く感じられるようになる。
そして、第三イニシエーションまでには、高位我による低位我の統御が完成し、最高様相のエネルギーが感じられ始める。


魂は次のものに反映される。

Ⅲ パーソナリティー、つまり、低位我、物質界の人間
この様相もまた三重である。

1 メンタル体・・・低位マナス
2 情緒体・・・アストラル体
3 肉体・・・濃密な肉体とエーテル体

したがって瞑想の目的は、人間が魂の様相を認識し、低位性質を統御できるようにすることである。」




「瞑想の目的」が、

「魂の様相」1、霊的意志、アートマ
      2、直観、ブッディ・愛と知恵
      3、高位抽象マインド     を認識し、

「低位性質」1、低位具体マインド
      2、アストラル体
      3、肉体・エーテル体     を統御できるようにすること、


であるならば、秘教瞑想をするのであれば、

魂の様相を認識し、思考のエネルギーによって低位我を統御することを目指す必要がある。


「ピンときた!」や「直感で〜」ではなく、
マインド(=思考し想念形態を形成する能力)を抑制して、想念形態を形成することによって、


低位性質の1、低位具体マインド で形成した想念形態に反映された、
魂の1、霊的意志 の様相を知ることができるようになり、
「その活動を通して、ロゴス(神)自身の目的を認識するようになる」(『魂の光』p26)。



よって、瞑想〜秘教研究〜自身の生活も、計画を立てて意志を持って進めていこうと、改めて考える機会になりました。



午後は、神尾学先生の誕生日前日(6月6日66歳)ということで、
『神尾学の「秘教研究史」』をお話しいただき、お祝いを。

 

秘教研究の道を切り開いてきた神尾先生の研究史をお聞きできたのは、
大変ありがたいことで、今はそれを元に自分の計画を立てています。

 

 

 

 

 

こちらの記事はnoteにもアップしています。

この講座を軸に、秘教をベースとした天才研究を進めていく予定です。

お読みいただけると嬉しいです^^

 

 

 

4.29に神尾学先生の秘教講座、
「天才とそのメカニズム 1日集中講座」を受講してきました。
この「天才」シリーズは4回講座。今年の1月から4月まで、毎月開催されていました。


僕は正直、講座を受ける前は「天才」という言葉に魅力を感じませんでした。
「天才」と聞いても、自分には関係ないと感じたり、ピンとこない人が多いのではないか?とも思います。
ただ講座を受講して、今の行き詰まった日本・世界には、ほんとに「天才」が必要だと思いました。


今のコロナやウクライナ危機で問題が表出している社会を、良い方向に反転させる可能性のある講座だと考えています。


経営者や研究者、教育関係者、分野を問わずクリエイティブな仕事を求められている方、

あとはこれまで神智学・秘教を学んだことのある方、にぜひとも聞いてほしいです。

4回の講座を前編・後編に分けて振り返っていきます。


【1、人間の可能性を開花させる真の天才論の必要性(前編)】

講座は「天才って何だろう?」という問いかけから始まりました。皆さんは何を思い浮かべますか?
僕が最初に思い浮かべたのは、
「難解な情報を理解し、それを人に分かりやすく伝えることのできる、知性と創造性がある人」
「仕事の生産性とスピードがめちゃくちゃ高くて速い人」
「世界にインパクトを与える創造(講和や文章・芸術・新しいシステムなど)をする人」
でした。こういう時、今の自分の理想像が思い浮かぶのでしょうか。


次に、一般的な「天才」という言葉の意味を見ていきます。
まずは「天才」Wikipediaから引用。*1


「天才は、人の努力では至らないレベルの才能を秘めた人物を指す。」
「天才は、同じ事項をマスターしたときの理解の深さでは、秀才タイプを圧倒的に凌駕する才能を発揮する。」

「エジソンの言葉として知られている「天才とは1%の霊感(ないし閃き)と99%の努力」だが、この霊感とも呼べる「ひらめき(閃き:inspiration)」が一般に軽視される傾向もままある。99%までもの弛まぬ努力(原文ではperspiration-「流汗」で韻を踏んでいる)も確かに必須なのではあるが、1%のひらめきを大切にし、これを生かす事が出来なければ天才ではなく、エジソンは自身を指して自然界のメッセージを受け取る受信機に例えるほどひらめきを重視していた。」


エジソンの真意は、「インスピレーション・閃き・霊感」を生かすことができなければ天才ではない、ということだったんですね。
彼は神智学協会の会員で、ブラヴァツキー夫人の「シークレット・ドクトリン」を愛読していました。

エジソンについては講座の2回目に取り上げられます。

その他「天才」を考える上で参考になったのが、茂木健一郎氏が「知性」について「典型的知性」と「非典型的知性」という分類で語っている動画、「知性とは何か」。*2
「典型的知性」はIQ・ペーパーテストで測れるような知性で、これからはAIでいくらでも代替可能。
「非典型的知性」の育み方は科学的な議論がまだされていない。これこそがこれからの社会に求められている。

いわゆる「天才」と呼ばれる人の知性だと。

茂木氏は「天才」について、「天才はIQや身長のように個人に帰する属性ではなく、ネットワークの中での結節点」*3 だと書いたりしています。

(茂木さんに天才講座の内容を伝えたい。)



一転して現在の世界に目を向けると、人類は大きな分岐点に立たされています。
コロナ・ワクチンをきっかけとする健康被害と人口減少、それに対する世界各国の政府の対応、

メディアの報道がおかしいと思う人は、さすがの日本人でも少しずつ増えているのではないでしょうか。


また、陰謀論だと言われることが多いのですが、内閣府が発表している「ムーンショット目標」には

「2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現」することが掲げられています。*4
これは一部の人たちからは、人間をテクノロジーで進化させ、不老・不死・不労の社会を実現していこうとする考え方・動きである「トランスヒューマニズム」につながるのではないかと危惧されています。*5
ロシア・ウクライナ問題をきっかけに、食糧危機~暴動・紛争の問題も起こるのではないかとも言われています。


この人類の分岐点(アーヴィン・ラズロ *6 の言う「カオスポイント」)をブレイクスルーするためには、
まずは物質・コンピューターではなく、魂とのつながりを目指すこと。
そして人類がひとつになること、分離したパーソナリティ意識を超えて、魂・グループ意識へ転換し、競争・分離の社会から協力・分かち合いの社会に変革する必要があります。


そのためのヒントが秘教では語られており、「天才」ともつながってきます。


この講座で語られている「天才」は、

「無執着で人類に奉仕する意識をもって努力した結果として得られる『啓示』を地上におろし世界を変えていく人」のことです。*7


秘教文献は「天才」に関わる記述に溢れています。後編からはその内容にも触れていきます。



*1: 「天才」Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E6%89%8D
*2: 茂木健一郎氏「知性とは何か」/GLOBIS知見録  https://globis.jp/article/2408
*3:「天才はネットワーク事象である。」/ 茂木健一郎氏note https://note.com/kenmogi/n/n2bd50a575b9c
*4:「ムーンショット目標1 2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現」/内閣府HP https://www8.cao.go.jp/cstp/moonshot/sub1.html
*5:「今のうちに知っておきたい!トランスヒューマニズムとは何か徹底解説」/AIZINE~AI(人工知能)についてもっと知りたくなるメディア~ https://aizine.ai/transhumanism-1107/
*6:アーヴィン・ラズロ博士のメッセージ/赤坂サガス https://206.jp/social-issues/ervin-laszlos-message
*7【2022年4月29日】天才とそのメカニズム 1日集中講座 ~成人発達理論の次なるステージを切り開く~/エソテリック・サイエンス・スクールHP https://aquarius-g.com/2022/02/05/es-2022genius-2/

 

2023年はピカソ没後50年。
ピカソを軸に画家とその生まれた国の光線構造・時代背景を整理して、どのようにしてインスピレーションが起こるのかを明らかにしたい。(時間を作らねば。)
 
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■ピカソ没後50周年の2023年、フランスとスペインが記念展を共同開催 より
 
「The Picasso 1973-2023 Celebration(ピカソ没後50年を記念する 1973-2023)」と名付けられたこのイベントのため、フランスとスペインは合同委員会を設立した。
・・・
フランス文化省の声明によると、一連の国際イベントを担当する委員会の設置は、ピカソを「民主主義、人権擁護、表現の自由といった欧州の基本理念を体現する」アーティストとして広く知ってもらうことを目的としている。
 
この声明ではまた、ピカソが1937年に描いた《ゲルニカ》を、重要な「反戦の象徴」として挙げている。現在、同作品を所蔵しているのは、マドリードのソフィア王妃芸術センターだ。
 
2月には、欧州連合(EU)加盟27カ国の国連大使らが、ニューヨークの国連本部に飾られているゲルニカのタペストリーの前に集まった。ロシアによるウクライナ侵攻終結への支持を表明するため、ウクライナの国旗を掲げて写真撮影が行われている。
 
フランスとスペイン両国の文化省・外務省の報道官は「このピカソ・プロジェクトは『今後数年間の欧州内および国際的な主要文化イベントの1つ』となることを目指す」と声明で述べている。
 
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■【教養を深める】なぜパブロ・ピカソは代表作『ゲルニカ』を描いたのか より
 
ピカソはフランコ将軍を批判するテーマを主題にしようと考えていました。しかし、1937年4月26日にドイツ空軍の助力を得たフランコの反乱軍が、バスク地方の小さな街ゲルニカを無差別爆撃して、一般市民を多数殺害し、町が全滅したことがニュースになりました。当時、戦争は軍と軍との間で行うものでした。一般市民への空爆は史上初の惨事でした。この事件を受け、ピカソは一転してこの事件をテーマに絵を描くことにしました。
 
内戦による暴力や混沌に巻き込まれて苦しむ人々の姿を描いたゲルニカは、美術史において最も力強い反戦絵画芸術の1つとして多数の美術批評家から評価されています。作品で際立っているのは、血相を変えた馬、牛、火の表現。絵画全体は白と黒と灰色のみとなっています。
 
1937年のパリ万国博覧会で飾られたあと、世界中の会場で設置されました。しかし、ゲルニカはあまり注目を集めませんでした。また、依頼主のスペイン政府の一部の政治家から「反社会的で馬鹿げた絵画である」と非難も浴びることになりました。
 
ゲルニカが本格的に注目をあつめるようになったのは第2次世界大戦以降でした。ゲルニカは世界中から喝采を浴び、結果として世界中へスペイン市民戦争に対して注目を集める貢献を果たしました。20世紀を象徴する絵画であるとされ、その準備と製作に関してもっとも完全に記録されている絵画です。やがて反戦や抵抗のシンボルとなり、ピカソの死後にも保管場所をめぐる論争が繰り広げられました。
 
ピカソ本人は「完全な民主主義国家となるまでゲルニカはスペインには送らない」という信念がありました。そのため、ゲルニカは長い間、ヨーロッパを巡回していました。そして、スペインが完全な民主主義になるまでゲルニカはニューヨークに保管され、ゲルニカ誕生から約40年、ついに完全民主化を果たした1981年にスペインに返還されました。
 
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■脳科学で分析する絵画の歴史―絵は5つの段階で進化してきた より
 
続く絵画の革命は、アインシュタインが相対性理論によって、時間と空間の絶対的地位を打ち砕いたころ、パブロ・ピカソやジョルジュ・ブラックによってキュビスムが開発されたことで生じました。
 
空間を省いた絵
 
写真はある瞬間の特定の空間を取り出すものですが、ピカソは、空間も時間も絶対的なものではないと考えました。それで、意図的に空間の情報を欠落させた絵を描きます。これは、脳の視覚情報を処理する部分のうち、形を認識する腹側経路のみを強調し、空間を認識する背側経路を省いたものと言われています。(p56)
 
ピカソの「3人の学士たち」などの絵は、形はしっかりと描かれていますが、空間的な位置関係がわかりません。ピカソの描いた肖像画は、視点が固定されているのではなく、一つの絵にさまざまな視点が組み込まれています。どの方向から見ているか、という空間的な向きがはっきりしていないのです。
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興味深いことに、絵画の歴史は、科学の進展と常に関係してきました、数学が幾何学的な遠近法を構築するとともに、見たままを描くリアルな絵が生まれ、カメラの登場とともに、一方では映像美術が、一方では印象派をはじめとする脳の絵画がうまれます。そして相対性理論の発見とほぼ同時にキュビスムが生まれ、デジタル機器の発明とともにCGが登場しました。
科学と芸術は一見まったく別のものであるかのように思えますが、実際には、互いに影響を及ぼしあってきた文化であり、ときには芸術家が科学者に先行することさえありました。
 
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「マイトレーヤーの使命 第3巻-第5章 画家と彼らの光線構造」ベンジャミン・クレーム p412 より
 
ジュワル・クール覚者は(アリス・ベイリーを通して)、芸術家はすべての光線上に見いだされるが、第七光線と第四光線の組み合わせは最高の芸術家を生み出す、と書いています。巻末に掲載された世界のイニシエートのリストを勉強した人は、すべての画家の光線構造には、第四光線と第七光線がほとんど例外なく際立っていることに気付かれたでしょう。
 
また、これらの画家を見るとき、彼らが生まれた国の光線が彼らの作品に与えている影響に注目することも興味深いです。国家の光線は常に、個人の光線が何であれ、その国の画家や音楽家の作品に影響を与えます。また、光線そのものが人を偉大にしたり、しなかったりということはないことを覚えておいて下さい。関係するのはその個人の進化段階であり、それから光線の使い方です。
 
ピカソ(2.4)
7-4-1-6-3(1881-1973)
 

 

アリス・ベイリー「人類の問題」の輪読会スタートは明日4.4 20:00-21:00。無料で行われます。

 

このテキストは第二次世界大戦の時に書かれたものですが、ロシアについての文章があります。

 

西側メディアの報道からは分かりませんが、

さまざまな情報を集めると、ロシアから「新しい惑星表現」が徐々に作り出される、という流れも見えてきます。

 

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「何にもまして、ロシアの前にある問題は、賢明な統治、個人の目的の自由な表現、包括的で健全な教育の実施、これらの模範を世界の国々に示すことである。

 

そうすることで、他の国々はロシアが示したことを手本にしながらも、彼ら自身の文化的アプローチ、自ら選択した統治形態、同胞愛を表現する自らの方法を維持できるであろう。

 

ロシアは生得的に新しい世界意識の代表であり、ロシアを通して、新しい惑星表現が実験と経験の苦しみの中で徐々に作り出されるであろう。

 

残虐行為や個人の自由意志の侵害を行うことなく、ロシアが発達させつつあるがまだ表現されていない理想の恩恵に完全に自信を持てるようになった上で、(東洋と西洋の統合である)この偉大な国は統治できるようにならなければならない。」

(「人類の問題」p29)

 

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【2022年4月~6月】Zoom無料輪読会『人類の問題』

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