電子書籍版《Oh,No!なんね~》のレイアウト本日、堂々の完成~~~~~!!!

やればできるじゃないか~~~ポルノ!
だましだまし使えば動くじゃないか~~《イラストレーター8.0》!

それにしても、見事なデキだ。
われながら、ホレボレする。
これなら、アップルの審査(しんさ)のほうも、楽勝、でしょ。

っていうか、
マジ売れるでしょ、これは。

あ~あ、なんで、オレって、なんでもできちゃうんだろう。

好き、ポルノ。チュ~~~。

ではでは、ゴトウくんにできたてホヤホヤ、
まだ湯気の出てるデータを渡しに行くとするかぁ。

「ゴトウく~~~ん、待ったぁ~~~。」

大仕事をおえて、気分はすっかり女子高生なポルノちゃん。

すごくかわいい。

「ハイ!これデータ!ど?すごいでしょ?ワ・タ・シ。」

ちょっと、得意そうな顔でゴトウくんを見る。

なのに、なのにゴトウくんたら~~~~~~。

「【わじ蟲】のほうも至急お願いいたします。」
だってさ~~~~~~!!!!!!!

しかも、会うたびにどんどん痩(や)せていくゴトウくん…。

「大丈夫?…」

聞くと、やっぱ色々と大変なことがあるらしい…、本を電子化して、
アメリカの会社で販売するのは。

「なるほどね…、よくわかったよ。すぐに上げるよ、【わじ蟲】も。」

「よろしく、お願いいたします…。ボクも死ぬ気でがんばります…。」

肩をたたき、経堂駅で、ゴトウくんに別れを告げる。

恋人同士から、すっかり戦友になってた、オレらふたり。

敵は、でかいな…。

















電子書籍のレイアウトに四苦八苦(しくはっく)してるところに
一本の電話。

ウム、知らない電話番号。
普段だったら100%無視だが、
このところ、ズ~っとスーチンさんなオレ。(軟禁状態ってことね)
人の声が恋しい。
出よう。たとえ借金取りでも。

『ザ・井上ですが。』

『お世話になっております。高円寺文庫センターですが。』

高円寺文庫センター?
って、オレが今夏(こんか)本を納品させてもらった書店ではないか。

なになになになによ…?
もしかして、返品???
やだな…、返品は。

よし!
ここは、重病人のプリテンド(ふり、ってことね)。
同情を買って、返品回避(かいひ)だ。

『ゲホゲホゲホ…あの~、…ご用件はなんでしょうか?…ゲホゲホ』

『ご本、引き取りに来てもらいたいんですけど。』

ウッゲ~~~~、予感的中~~~、案の定の返品(涙)~~~~。


が。
そう簡単には、引き下がれない!
なにせ、この高円寺文庫センター、
オレが納品した本屋さんの中でも一、二を争うほどの
お気に入りのところ。
とにかくセンスがいいのよ、ここは。

粘るしかない!
重病人から、熱い男に変身だ!

『できたらあと、一ヶ月…!
いえいえ、一週間!おいていただけないでしょうか?
お店の前でゲラゲラお色気パフォーマンスでもなんでもしますから~!
ぜ、ぜ、ぜ、ぜ、ひ、と、も~~~~!!』

『無理です。ウチ、閉店するんです。』

え。

閉店…。

予想外の答えが返って来た。

なんてこった…。
自分の本のこと、とやかくいってる場合じゃなかった。

『いつまで、やってらっしゃるんですか?』

『来月の初めまで、です。』

すぐに行かねば。
会って、礼を言おう。

お店が終わるまで、オレの本を売ってくれてるんだ
こんな幸せは、ない。

ああ。
高円寺から、文化の灯火(ともしび)が、ひとつ消えて行く。
色々あって、電子書籍本自分でレイアウトすることになった(汗)。

もちろん、一から十まで、自分ではやれないので
まず、デザインのフォーマットを
友人のグラフィックデザイナー・竜口くんに作ってもらい、
現在、それを基(もと)に1ページ、1ページレイアウトしてる。

が、しかし、
これが、想像以上に厄介(やっかい)…。

なにせ、アドビの《イラストレーター》というソフト使うのが、
ほぼ、初めて。

で、それだけでもアップアップなのだが、
オレのマック、超古い上に、メモリがメッチャ少ない。

おかげで、作業中、画面をでかくなんざすると…
コッチンコッチンに《固まる》!

もうこうなると、チョビリチョビリやるしか、手はなく、
作業がまるで、時限爆弾の線外しのよう。

「では、そ~っと、そ~っと、レイアウトをば…。」

ドッカ~~~~~ン!!!!!!!

ビンゴ。固まりました。

しかし人間ってよく出来てるものだ。
こんなレイアウト作業なんだが、なんだか、ちょっぴり
楽しくなって来た。

《固まる》high(ハイ)。

って、いうんだろうな、こういうのって。

「艦長、パソコン再起動します!」

「ラジャー!」