◎ 「幸せに気づきましょう」で幸せになれない理由
巷の本だとか、
意識高い系の方たちだとか、
コンサルや自己啓発系の方々がよく言う言葉があります。
「自分が幸せだと気づきましょう」
とか、
「あなたはもう、いろいろ手に入れていることに気づきましょう」
とか。
たしかに、言っていることは分かります。
健康がある。
住む場所がある。
ご飯が食べられる。
仕事がある。
家族や友人がいる。
そう考えたら、
「すでに持っているものに目を向けましょう」
という話になるのも分かります。
でもさ・・・
正直、そう思えないときってありませんか?
「いや、それができたら苦労してないんですけど?」
って。
そう思えないから悩むんです。
そう思えないから苦しくなるんです。
なのに、
「幸せに気づきましょう」
「感謝しましょう」
と言われると、逆に
「幸せに気づけない私はダメなのかな」
「感謝できない私はわがままなのかな」
と、自分を責めてしまうこともあります。
本来は心を軽くするための言葉なのに、逆に苦しくなってしまう。
なんなのいったい、ですよね( ̄▽ ̄;)
でも、じゃあなぜ多くの人が
「幸せに気づきましょう」
と言うのか。
そこには、心理学的な理由があります。
「人は現実そのものに反応しているのではなく、
現実をどう受け取ったかに反応している」
これです。
有名な話ですが、たとえば、コップに水が半分入っている。
これが現実です。
でも、それを見て
「まだ半分もある」
と思う人もいれば、
「もう半分しかない」
と思う人もいる。
現実は同じです。
水の量も同じです。
でも、心の反応は違います。
これを「解釈」と言います。
つまり、私たちは出来事そのものではなく、
その出来事につけた意味によって感情を動かしているんです。
恋愛で言うと分かりやすいです。
彼からLINEの返信が遅い。
これは事実です。
でも、それを
「仕事が忙しいのかな」
と受け取る人もいれば、
「私への気持ちが冷めたのかな」
と受け取る人もいます。
さらに、
「他の女の人といるのかな」
「私は大事にされていないのかな」
と受け取る人もいるでしょう。
同じ「返信が遅い」という出来事でも、
解釈によって感情が変わります。
感情が変われば、行動も変わります。
「忙しいのかな」と受け取れば、少し待てるかもしれない。
でも、
「冷めたのかな」と受け取れば、不安になって追いLINEをしたくなるかもしれない。
「大事にされていない」と受け取れば、責めたくなるかもしれない。
つまり、解釈はその後の行動に大きく影響します。
だから心理学やカウンセリングでは、
この「受け取り方」や「解釈」がとても大事にされるんです。
ただし、ここで勘違いしてはいけないことがあります。
なんでもかんでもポジティブに考えればいいわけではありません。
コップの水の話でも、
砂漠のど真ん中にいて水筒の水が半分しかないなら、
「まだ半分もある!大丈夫!」
とガブガブ飲んでいたら危ないです。
逆に、
「もう半分しかない。終わりだ」
と絶望して動けなくなるのも危ない。
大事なのは、
無理やりポジティブになることではありません。
現実に合った受け取り方を取り戻すことです。
「幸せに気づきましょう」という言葉も、
本来は
「あなたは幸せなんだから文句を言うな」
という意味ではないはずです。
本来は、
「苦しみに視野を奪われすぎていませんか?」
「失ったものや足りないものだけでなく、残っているものにも目を向けてみませんか?」
ということなんだと思います。
苦しいとき、人の心は「ないもの探し」を始めます。
愛されていない。
連絡がない。
安心できない。
自信がない。
理解してくれる人がいない。
ない。
ない。
ない。
心の中で「ないもの探し大会」が始まるんです。
しかもこの大会、開催頻度が高いです。
朝起きた瞬間から開幕することもあります。
でも、不安なときの心は、
自分を守るために危険を探そうとします。
だから、足りないもの、失いそうなもの、傷つきそうなものに敏感になる。
これは性格が悪いからではありません。
弱いからでもありません。
ただ、その状態が続くと、
今あるものが見えにくくなってしまうんです。
彼がしてくれたこと。
自分が積み上げてきたこと。
周りにある支え。
今まで乗り越えてきた経験。
自分の中にある力。
そういうものが、視界から消えてしまう。
だから必要なのは、
苦しみを否定することではなく、
視野を少し広げることなんです。
「私は幸せです!」と無理やり言い聞かせる必要はありません。
寂しいなら寂しい。
不安なら不安。
苦しいなら苦しい。
それはそれで大事なサインです。
でも同時に、
「本当に全部ないのかな?」
「失ったものだけを見ていないかな?」
「まだ残っているものはないかな?」
と、少しだけ心のピントを戻していく。
これが本当の意味での
「幸せに気づく」
だと思います。
心の歪みというのは、
間違っているという意味ではありません。
これまでの経験の中で身についた
「受け取り方のクセ」
のようなものです。
過去に裏切られた人は、
相手の少しの変化に敏感になります。
大切にされなかった経験がある人は、
「私は後回しにされる」と感じやすくなることもあります。
何度も傷ついてきた人は、
幸せな瞬間ほど怖くなることもあります。
それは、昔の自分を守るために必要だった見方かもしれません。
でも、今の自分を苦しめているなら、
少し整えてあげる必要があります。
身体が歪むと肩がこったり腰が痛くなったりするように、
心の受け取り方にも歪みがあります。
しかも心の歪みは、自分ではなかなか気づきにくい。
なぜなら、自分にとってはそれが
「普通の見え方」
だからです。
だからこそ、カウンセリングやコンサルティングでは、その見え方のクセを一緒に確認していきます。
あなたが悪いと言いたいわけではありません。
その受け取り方によって、本当は選べるはずの行動が狭くなっていないか。
そこを見るんです。
幸せに気づくとは、
苦しみをなかったことにすることではありません。
不安なのに、
「感謝しなきゃ」と自分を責めることでもありません。
本当の意味で幸せに気づくとは、
苦しみの中に飲み込まれすぎず、
今あるものにも目を向けられるようになることです。
失ったものを見る目も必要です。
足りないものを見る目も必要です。
でも、それだけでは苦しくなる。
だから、残っているものを見る目も必要なんです。
身体だけじゃなくて、
心にも歪みはあります。
そしてその歪みは、
ちゃんと整えることができます。
あなたが弱いから苦しいのではありません。
今のあなたの心が、
少しだけ偏った見え方をしているのかもしれない。
だったら責めるのではなく、
整えればいい。
幸せに気づくとは、
無理やり笑うことではなく、
心のピントを少し戻してあげることですからね!
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