なんだこりゃ? 外伝4 | my name is kerokichi

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ケロキチです。
仲良し家族3人と暮らしています。
お父さん(ヒゲメガネ)お母さん(猫の化身ピー)おねいちゃん。
基本は僕の観察記録で ヒゲメガネの独り言もあります。

お前がキクで 俺がハシ。
お前がトウジで 俺がゼロ。

そんなこたぁどうでもいい。
どっちにしても「アネモネ」も「フルーツ」もこの世に存在しねぇ。

「必ず必ずお前を探し出し、お前の探している者も探し出し
  お前の言うサンクチュアリとやらを奪回してみせる」

この言葉に嘘はねぇ。「ブレインバスターズ」って奴等に会って
聴き出して見せるさ。しかし寂しいとこだ。誰一人歩いてねぇ。

なんだあの黄色い玉みたいなのは?なんだか薄笑い浮かべてるけど。

「訊きたいことがあるんだが…。このあたりにブレインバスターズって危険な
 ネーミングな奴等がいるって聞いてきたんだが、あんたたち知らねーか?」

「・・・・・・・・・」

「(聞こえねーのかな?)あのさぁ、ちょっと訊きたいことがあるんだ・け・ど・・・」

「・・・・・・・・・」

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「言葉通じねーのか?この玉野郎は?」

「玉野郎じゃないよ。そんで聞こえてるし。あのさ、人にモノを尋ねる態度じゃないよね。
 まず自分が何者か話すんじゃないの?生年月日とか、星座とか、血液型とか。
 できるモノマネとか、出身地とか、資格とか。ほんと何処の馬の骨よ。」


「そうだそうだ!」

「あっ、すまねえ。そうだよな、俺が悪かった。俺はゲコク・ジョー。誕生日は・・・
 忘れちまった。で、星座やら血液型もわかんねぇ。モノマネなんかしたこともねぇし・・・
 あっ 1個だけある。スターウォーズに出てくる『ジャバ』がハン・ソロを・・・」

「冗談だよ。からかっただけさ。あんたのことは何でも知ってるよ。仲間探してる
 青色の爆弾野朗。あと見た目で変な風に名前とか付けないでね。玉野郎とか。
 私達があんたが会いたがってる『ブレインバスターズ』だよ。何驚いてんの?」


「えっ あんた達が!いや名前からしてもっと恐そうな、なんていうかタトゥーとかアイパッチとか
 顔中ピアスとか、ナイフ舐めてるとか・・・」

「あーあ。私達の名前がプロレス技だからってワイルド、ヴァイオレンス?そんな
 発想しかできないのかい?情けないね。私達は何も傷つけない、壊さない、外側からはね」


「すまねぇ。謝ってばっかだな。俺なんていうか『空気読めない』ってケロキチからも
 よく言われてて、天然とかも。悪気はねぇんだ。何て言うか・・・」

「いいんだよ。ピュアなんだろうね。すぐ鵜呑み、いや蛙呑みするんだね。でも蛙って
 いやなもん飲み込んでも胃袋口から出して洗うらしいね。ハハハ。ゴメンゴメン。
 で、ケロキチって仲間探してんでしょ?このあたりにはいないね。このあたりというか
 『この世界には』って言った方が正確かな。心配しないで。生きてるのは確か」


「どういうことだ?わからねぇ。この世界以外にどの世界があるって言うんだ?
 何処に消えたんだ?誰にやられたんだ?頼む。教えてくれ。ケロキチが無事って
 なぜわかるんだ?早くしねーと取り返しがつかなくなる。ケロキチの場所へ行けないのか?」

「ハイヤーセルフって知ってる?」

「なんだ?自分でタクシー呼ぶことか?」

「マーベラス!ハハハ。予想通りだ。あなたは選ばれました。私達と共に来るのです。
 新しい世界へ案内して差し上げましょう。言いましたよね?ブレインバスターズは
 外側からでなく内側から傷つけ、破壊すると」


「止めてくれ!離せ!こんなとこで終わるわけにはいかねーんだ!ケロキチー!聞こえるか?
 俺はお前を救い出す。そして取り戻す。俺たちの世界を!」

「静かにして下さい。誰も取って食おうなんて思ってませんよ。ケロキチさんに
 会いたいんでしょう?なら騒がないことです。敵とか味方とかそんなのどうでもいいんです。
 お互いに得るものがあれば・・・。お互いに利用し合えば。今の世界は結局そんなもんです」


この世界ではなく、あの世界?その世界?おい、どの世界にケロキチはいるんだ?
頭の中がシェイクされて上も下も右も左もわからねー。

遠のく意識。微かに笑い声と鼻歌が聞こえてくる。

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「♪へルタースケルター♪・・・」

ゲコク・ジョーまでもが「サンクチュアリ奪回」を成し遂げられず
この混乱の中、闇の塵として葬られてしまうのか?

そして苦境を乗り越えケロキチと再会できる日が訪れるのか?



to be continuedナゾの人