桜花賞トライアルのフィリーズレビューに出走した愛馬コートシャルマンは勝ち馬から1.5秒遅れてゴール板を駆け抜けた。上がりは出走馬の中で2番目に遅い37.5だった。
個人的には10Rで3連単52330円を軸でゲットして、頑張れ馬券20000円を購入し、よい流れでフィリーズレビューを迎えたのだが。。。

当日は、16着という結果が悔しくて悔しくて、2日が経って少し冷静になってきたので、レースを振り返ってみる。
※少し冷静になっただけで、まだまだ悔しさは残るので、矛盾等はご勘弁。
当日のパドックでは、いつも通り首を水平にし、外々を周回しながら落ち着いていたように見えた。しかし、悪い意味での「いつも通り」だった。
個人的には、もっと気合を表に出してグイグイ歩く姿を見れば「よしっ!」って思えたのだが。
これまでのパドックで、専門家も含めて「落ち着いてる」「牝馬離れしてる」などと評価されていたが、阪神JFが終わった後くらいから薄々気になってた。
「レースする状態ではない」のではないかと思うほど、気が抜けた状態なんじゃないかと思ってた。パドックを周回しながら時折周りを見渡すが、フィリーズレビューで見たときは、今思えばにはなるが、「今から何するの?」みたいにリラックスどころか完全に気が抜けたように見えた。
それに相変わらず、尻尾も上がった状態だった。

公式HPより
そして、騎手が騎乗すると少しチャカつく仕草を見せたとき、レースに行くのがわかって嫌がったのではないだろうか。
レースでは先頭から4列目くらいの6,7番手で進めていくが、直線に入る手前で早々に鞍上の手が激しく動く。まるで逃げ馬が4コーナー手前で下がって行くような感じだった。
直線ではもちろん、ずるずると下がる一方で既に勝負ありだった。
ただ、阪神JFやフェアリーSの時のように伸びているがもう一つパンチがない、といったような次走巻き返しを!と思えるような雰囲気ではなかった。実際、負けた2走は切れ負けしたが、差してきた馬でも併せる形になるとグイッと伸びて抜かせなかったり、くらいついて行ったりで負けはしたが、期待を次につなげるような敗戦だった。
それが今回は全く走っていない。能力云々もネット上では散々言われ放題だけど、現状は何も言い返せないのが本音で、それもまた悔しさを掻き立てるのだが・・・。
ただし、個人的には弱い以前の問題のような気がしていて、これは非常に深刻なことだと思っている。
今回の負け方は、競走馬としての本能とも言うべき「闘争心」が欠けているのではないかという疑念を抱かせた。さらには、レースが嫌いになりつつあるのはないかとさえ思ってしまう。
負けることに関しては仕方ない。展開、相手関係、馬場状態、風、雨などきりがないほど競馬には不確定要素があり、それがどのようにレースに影響するかで結果は変わってくる。まぁ、名馬といわれる馬はそんなこと関係ないもんだが。。。
走ることを嫌いにだけはならないでほしい。
以下は公式HPからの岩田騎手と松永調教師のコメントを抜粋した。
「無理に前に行ったわけではないのですが、前に行くとしまいの脚が甘くなるようで、直線では手応えをなくしてしまいました。レースの流れに乗せようとするよりも、後ろで脚を溜めた方が良いのかもしれません。調教で跨った時の感触とは違っていましたね」とコメントしており、松永調教師は「阪神コースがダメだとは思わないですが、あまりにも走らなさすぎですね。2勝馬では桜花賞への出走は厳しそうで、このあとは立て直しを図って一旦放牧に出すことも検討しています」と話していました。
岩田騎手のコメントを見て、2つ気になったことがある。
まずは、「前に行けば脚が溜まらない、後ろで溜めたほうがよいかもしれない」と言うコメント。ここ2回の敗戦でわかってたはずだが、陣営からは抑えて後方からの競馬をするような指示はなかったのか?スタート直後、確かに行かせてはないが、抑えようとする仕草もなかった。
これでは何のためにフェアリーSを使ったのかわからない。あそこで阪神JFの敗因が先行策だった可能性も見えたはず。なのに、なぜ後方待機の指示をしなかったのか。後方待機策でだめならその方があきらめもつく。これでは、溜める競馬をしてたら権利獲れたのでは?と悔いが残ってしまった。本当に残念だ。
そして、何よりそのあとのコメントだ。
「調教で跨った時の感触とは違っていましたね」というコメントは阪神JFのときの川田騎手と全く同じだ。要は、レースではちゃんと走ってない可能性がある。
これは、本当に心配だ。レースでは走ってくれないんだから。競争することを目的とするサラブレッドとしてその存在を否定するような状態かもしれないのだ。
これが幼さが成せるものであればいいのだが・・・。
このまま続戦しても、同じように負け続けるだけで、更にはコートシャルマンがレースで走ることが嫌いになってしまったら成長もなにも意味を成さなくなってしまう。
今回の負け方が非常に深刻だと思ったのは、今後、競走馬としてやっていけなくなる可能性が感じられたからだ。
これだけはなんとしてでも避けてもらいたい。だから、春はあきらめて一旦休養して、秋に備えるべきだと思う。休養と言ってもきちんと北海道へ返し、完全にリフレッシュさせてほしい。グリーンWなんて放牧とは言え、あくまでも外厩なので、本当のリフレッシュとは異なる。
社台RH及び陣営には英断を切に願う。
実際、フィリーズレビューでもチャンスはあると思ってたが、負けることも容易に想像できた。しかし、1400mが向かないとしても現時点で流れは向くと思ってた。
戦前のタイム予測では、1.21.9 - 35.6 、結果は、1.22.5 - 35.8 とほぼ想定通り。
前後半3Fは34.4 - 35.6 4Fは47.5のHペースと見ていたが、結果は、34.7 - 35.8 4Fが47.8とHペースだった。
ラップ想定は、12.2-10.8-11.4-11.9-11.5-11.8-12.2 に対し、12.2-11.0-11.5-12.0-11.7-11.8-12.3とほぼ想定通りだった。
数字上、この流れであれば、コートシャルマンもかなりの確率で好走してもいいはずだった。しかし、結果は1.5秒離されての16着。
いくらなんでもおかしすぎると思わないか?
ここで、2つの仮定を立てる。
1つ目は、松永調教師は否定しているが、阪神競馬場が全くダメという可能性。これは、あり得る話だ。どこどこの競馬場では好成績なのにそれ以外では全くだめという話をよく耳にする。
これは牧場時代からピックアップされていた力のいる馬場ではパフォーマンスが落ちるという弱点でもある。
坂云々よりも馬場に問題があるのではないだろうか。(坂路でのパフォーマンスはいいので、坂は苦手ではないと思われる。)
これまで勝った中京、京都はどちらかというと軽めの馬場で、好走した中山も改修以降は少し傾向が変わり、ディープインパクト産駒も好走できるような少し軽めの馬場になっている。そして、惨敗続きの阪神はやはり力を必要とする馬場だ。
こうなると、一目瞭然で力のいる馬場では全く好走できないことがわかる。あくまでも現時点ではね。
2つ目は、太目ではないかという可能性。これについては、以前にも触れたが、素人の意見として捉えてほしい。
りんどう賞で+14kgの448kgで勝ったが、相手が弱かったことが既に知られているように相手に恵まれたのだろう。その後は、阪神JFが446kgで10着、フェアリーSが440kgで4着、今回が442kgで16着となっている。
もちろん相手関係もあるのだが、今はまだ440kg切るくらいがいいのではないだろうか。
りんどう賞の時に陣営は成長分だと言っていたが、本当にそうなのかなぁ。兄妹や父の産駒を見ても、2歳時にそんなに成長するのかなぁ。血統面からはまだまだ先だと思うのだが。
実際、ストロングリターンやウィケットキーパーなんかは、4歳になってからやとお10kg程度増えたのにコートシャルマンが2歳で10kg増えたのが成長分とな考えづらい。また、ディープインパクト産駒で小柄なレッドオーヴァルはデビュー時こそ446kgだったが、桜花賞で2着した際は430kgだった。
これらを考えると、コートシャルマンも現段階では430kg位で走っててもなんら不思議ではない。来年あたりに450kg前後になっているくらいが血統的にも納得がいく。
色々と書いてきたことを纏めると、以下の通り。
・先行すれば全くダメで、典型的なハーツクライ産駒である後方で脚を溜めるタイプ。
・レースでの闘争心不足。(現状はまだまだ幼い)
・坂ではなく、力のいる馬場が苦手。(パワー不足)
・太目残り。(成長による馬体重増加はまだ先)
これらを解消するには、まずしっかり休養を取る事だろう。そして、夏頃に帰厩しきっちり仕上げる。この時の馬体重は440kgを切るくらいでいいと思もう。ここまで絞るにはしっかり併せ馬で闘争心を持たせて負荷をかけることが重要。
そして、個人的には背が伸びてほしい。前脚がもう少し伸びればストライドが伸びてもっと切れるようになると思う。
現状は前脚が短いことにより、ボリュームのあるトモのパワーを推進力に変えれてないと見ている。
トモには十分なパワーがあるのだから、前脚が伸びれば、1完歩が大きくなり推進力がアップし、楽にスピードを発揮できると睨んでいる。
人間で例えると、短い松葉杖で進むより、同じ力でも長めの松葉杖で進むほうが早くなるのと同じことを言いたいのだ。
いわゆる「もう一段階上のギア」を手に入れることができる。
成長に伴い、上記に挙げた問題点を解消し、背が伸びてくればもう一度GⅠの舞台を目指せるのではないだろうか。
あくまでも、希望的な成長ラインを基に考えているので、このまま条件戦でなんとか好走できるかどうかというような状態になる可能性も低くはないが、やはりコートシャルマンの素質を信じたい。出資者がそれをできなくなったらおしまいだ。
正直、出資が決まった段階ではなんとか1つ勝ってくれれば、後はコンスタントに条件戦でのんびり応援しようと思ってた。
それが、デビュー2連勝で阪神JF3番人気になり勝てるとまで思えた。そして、桜花賞トライアルでも3番人気でクラシックの舞台が見えるところまで行ってくれた。
初出資でこれだけ夢を見せてくれれば十分すぎるくらいでコートシャルマンには本当に感謝している。出資費用は決して安くはないが、ぶっちゃけ馬券で儲けて支払ったので当初よりないものとして考えている。月々の分だけ稼いでくれれば文句はないのだ。
それに、いくら出資してもここまで夢が見れることも多くはないだろう。
確かに、高い買い物かもしれないが、こんなに素敵な夢を見れて、まだ今後も期待できる部分があり、まだまだ楽しめることを考えると、ここまでコートシャルマンが見せてくれた、与えてくれたものはプライスレスなのだ。
今回の惨敗で過剰な人気も下がるだろう。本当にコートシャルマンを応援し、ファンでいてくれる人たちが残るだろうから、出資者もファンも関係なくこれからも変わらず声援を送って行こう。
とりあえず、今は何も考えずに休養してもらおう。そして、また夢や希望を見せてもらおう。
出来る限り、現地で声援を送るから、また頑張ろう。
今後、放牧に出るとすれば北海道かな?北海道は会いに行けるのかな?
コートシャルマンの競走生活はまだまだ序章に過ぎないが、できれば直接「ありがとう」と「お疲れ様」と伝えたい。
