さて、コートシャルマンが短期放牧に出て、阪神ジュベナイルフィリーズへの直行が有力となったんで、色々と考察してみよう。
まずはタイムを中心に考えてみる。
過去4年の勝ちタイム、上がり、ラップタイムでコートシャルマンが阪神ジュベナイルフィリーズで好走できるか考察しよう。
2013年 阪神ジュベナイルフィリーズ 勝ちタイム及び勝ち馬上り 1.33.9-34.1
ラップタイム
12.2-10.6-11.4-12.1-12.-11.7-11.6-12.2 4F47.6-3F35.5
2013年 りんどう賞 勝ちタイム及び勝ち馬上り 1.22.2-34.7
ラップタイム
12.2-10.8-11.9-12.4-12.2-11.4-11.3 4F47.3-3F34.9
2013年の阪神JFの勝ち馬はレッドリヴェールで札幌2歳S1着から。
同年りんどう賞の勝ち馬はエイシンオルドスは出走せず。りんどう賞では2番手から先頭に出て勝っているため、前残りの恩恵を受けたと考えられるが、ラップを見ると意外と勝負になったかもしれない。
2012年 阪神ジュベナイルフィリーズ 勝ちタイム及び勝ち馬上り 1.34.2-35.9
ラップタイム
12.4-10.5-11.2-11.8-11.9-12.2-11.5-12.7 4F48.3-3F36.4
2012年 りんどう賞 勝ちタイム及び勝ち馬上り 1.21.9-34.5
ラップタイム
12.2-11.1-12.1-12.0-11.8-11.1-11.6 4F46.5-3F34.5
2012年の阪神JFの勝ち馬はロブティサージュでファンタジーS2着から
同年りんどう賞の勝ち馬はクロフネサプライズでりんどう賞から直行した。結果は2着。りんどう賞では逃げきりだったので前残りの恩恵を受けているのは間違いない。ただし、4F3Fのタイムは2秒以上早いし、ラストまでしっかりしたラップだ。
2011年 阪神ジュベナイルフィリーズ 勝ちタイム及び勝ち馬上り 1.34.9-34.1
ラップタイム
12.6-11.1-12.1-12.2-12.2-11.7-11.0-12.0 4F46.9-3F34.7
2011年 りんどう賞 勝ちタイム及び勝ち馬上り 1.21.1-35.1
ラップタイム
12.2-10.8-11.3-11.7-12.0-11.4-11.7 4F46.8-3F35.1
2011年の阪神JFの勝ち馬はジョワドヴィーヴルで新馬勝ちからの勝利。
同年りんどう賞の勝ち馬はレディーメグネイトで結果は17着。この馬もりんどう賞では人気薄での逃げ切り勝ち。ラップタイムなどは優秀だが、やはり馬場の恩恵を受けたのだろう。
2010年 阪神ジュベナイルフィリーズ 勝ちタイム及び勝ち馬上り 1.35.7-33.9
ラップタイム
12.5-11.2-12.1-12.7-12.7-11.7-11.2-11.6 4F47.2-3F34.5
2010年 りんどう賞 勝ちタイム及び勝ち馬上り 1.23.9-36.4
ラップタイム
12.4-11.1-11.9-11.9-12.2-11.9-12.5 4F48.5-3F36.6
2010年の阪神JFの勝ち馬はレーヴディソールでデイリー杯1着からの勝利。
同年りんどう賞の勝ち馬はツルマルワンピースで結果は5着。りんどう賞では2番手からの押切りだった。
2006年の改修以降、阪神JFの勝ち馬の傾向としてはやはり差し馬のイメージか。上りをみてもわかるように、レース上りを勝ち馬は1秒前後上回っている。阪神の外回りということで、後ろからがいいというのはわかりきっている。
ただ、気になるのはりんどう賞から直行となると過去5頭ほどいるが、2006年以降となるとクロフネサプライズ1頭で結果は2着。その他は、りんどう賞の後ファンタジーSや500万下を使って本番に向い、敗退している。
そう考えると、コートシャルマンが直行するということはプラスと考えられる。
今年のりんどう賞のタイムを見てみると、勝ちタイムは 1.21.3 勝ち馬の上りが 34.4 だ。
ラップタイムは、 12.2-10.8-11.3-11.6-11.8-11.7-11.9 4F47.0-3F35.4 である。
まず、前半1000mの通過タイムは 57.7秒 で例年のりんどう賞と比べると今年はハイペースだったことがわかる。その関係でレースの上りは遅くなっている。しかし、遅くなっているとはいえ、過去4年の勝ち馬はみな逃げ若しくは2番手からの押切りでレースの上り=勝ち馬の上りとなっている。近年、差し馬の台頭はなかったのだ。
今年に限って言えば、ハイペースになったことも手伝って1~4着が後ろからの馬だった。
ということで、今年のレースの上りはあてにならず、勝ち馬の上りと比べると例年通りの上りと言える。
そして、前残りの展開ではないということと、例年のように揉まれずに勝ったわけではないため、これまでとは違った結果が出てもおかしくないだろう。
また、例年のりんどう賞と比べ3F~5Fのラップが速く、スタート直後の1Fを除くとすべて11秒台と締まった流れになっている。
そこで阪神JFのラップを見ると、5Fまではおよそ12秒程度の流れでL3Fでの加速を要求されている。そうなると、コートシャルマンは中盤にグッとラップが落ちた時に我慢してさらに脚を溜めることができるか、そして溜まった脚でL3Fの加速に対応できるかが勝利へのカギだろう。
ただし、クロフネサプライズがりんどう賞から直行で2着したときの阪神JFはハイペースになり上りのかかる消耗戦になっていた。このようなレースであれば、りんどう賞からも直結するのだろう。また、速いペースになっても末脚が鈍らないことがわかっているコートシャルマンにとっても好結果をもたらす可能性が高いだろう。
新馬戦、りんどう賞と見ても正直キレる脚とは思えない。以前にも書いたが、長くいい脚を使えるタイプと見ているだけにハイペースの消耗戦はもってこいだと思う。
だが、阪神ジュベナイルフィリーズは比較的落ち着いた中盤から4コーナーにかけて加速する流れが主流と判断できる。
となると、コートシャルマンの課題としては、4コーナーでどれだけ加速できるか、4コーナーでエンジンがかかるが結果を大きく左右させる。
ペースは落ち着くはずなので、追走は楽になるやろう。そして、スタート次第では、好位での競馬もありえる。そして、好位で競馬したとしても、自然体での位置取りなので、直線でこれまで通りの脚が使えるはず。
まぁ、コートシャルマンが短距離馬だったのなら伸びなくても仕方ないけどね。
と、このようにタイムを読みとくとまずまずチャンスはあるんじゃないかな。
そんなこと言いながら、期待を抑えるのに必死なんやえどね。だって、りんどう賞勝ったんやから、期待してしまうやん。
贔屓目や期待を押し殺して、なるべく冷静に考察しているつもりやけど、端から見れば違うんやろなぁ。笑
とにかく、時計面から見ると十分チャンスはあると思える。
結果はわからんけど、できれば1番人気になったら嬉しいな!
今のところライバルかとしては、ステラスターライトとか同厩のシャルールあたりはかなり手強そうやけど、重賞組やOP組、新馬戦を勝ったばかりの馬たちも当然脅威だ。
なんだかんだと混戦模様の阪神ジュベナイルフィリーズではないかな。
G1の出走権利を得て、チャンスがあると思わせてくれるコートシャルマンにほんま感謝してる。
とは言え、結果はついてくるんやから、どうか無事にレースを迎えてほしい。