先週の2歳戦の結果とコートシャルマンについて。
9/27(土)
新潟5R芝1600mに社台RHのブラックデイルが2番人気(3.1倍)で出走し、2着(複勝140円)。
このレースでは1番人気に支持されたステラスターライトが勝利したが、直線に向いても馬群に包まれてそれを2~3度こじ開けるという内容。2着のブラックデイルでさえ大外を回してのレースで強い内容だったが、やはり行き場を無くしながら自らこじ開けてさらに余裕を持ってゴールするという2歳牝馬離れしたなんとも恐ろしい強さだった。レースのダメージは心配だが、コートシャルマンにとってかなりの強敵が出現した。
阪神6Rダ1800mに社台RHのバンペイユが3番人気(4.9倍)で出走し、3着(複勝170円)。
このレースで1番人気で勝利したクロスクリーガーは相当強いと感じた。勝ち時計は1.54.7と平凡だが、直線向くまで2,3番手で我慢し、残り200mくらいで抜け出してからが圧巻。なんとそこから2.1秒もちぎるという強烈な内容。相手が弱かったとしてもなかなかできる芸当ではない。勝ち上がりはダートだが、父はアドマイヤオーラで芝でも楽しみな血統だ。
いづれGⅠで目にする可能性の高い馬なので覚えておいて損はないだろう。
続いて9/27(土)に行われた阪神9RききょうS。当初、コートシャルマンが出走を想定していたレースだ。
結果は、1着ナヴィオン2着ブリクリストという新潟2歳Sの6着5着のワンツーだった。
勝ちタイムは1.21.6-34.1でハロンごとのラップタイムはまとまっていて平均的な流れ。
1,2着馬は後方待機で4角から外目を進出し、差し切る内容。レースを見た率直な感想はコートシャルマンが出てれば互角以上のパフォーマンスができたんじゃないかと思った。
当然、りんどう賞の京都1400mより阪神1400mのほうが条件はいいはずやし、牡馬混合でも勝つところまで容易に想像できる。
まぁ、焦ることはないので夏にのんびり成長を促せたほうが今後大きな意味を持つはずだから「ちなみに出走してたら」という感じで見てた。
9/28(日)に行われた神戸新聞杯では、ダービー馬ワンアンドオンリーが1番人気に答えて秋初戦を勝利した。
スタートは少し悪く後方からとなったが、4角から大外を一気に押し上げて直線でサトノアラジンを交わすとさらに大外から差してくるサウンズオブアースに抜かせない根性を見せゴール。見た目には完全に差される勢いだったが、ゴール直前にもう一伸びして抜かせない強い内容。着差は首差だがそれ以上に強さが際立つレースだった。
さすがに負けるのかと思ってみてたところでさらに一伸びしたのを見たときに、安田記念で同様に負けたと思ったところから一伸びして買ったジャスタウェイを思い出した。
もしかすると最後の一伸びができるのってハーツクライ産駒の特徴なんじゃないかと思う。思えば、コートシャルマンの新馬戦でも負けたと思ったところからもう一伸びして差し切ったんだから同じ特徴を持っていると思う。
気になったので、神戸新聞杯と安田記念、新馬戦のレースの上りラップを調べてみた。
神戸新聞杯 11.3-11.6-12.4
安田記念 11.8-12.1-13.8
新馬戦 11.7-11.7-12.7
馬場等の違いはあるが、それもラップは右肩下がりという共通点がある。
これはレースの上りラップが右肩下がりでもハーツクライ産駒は伸び続けることができる(最後に一伸びしたように見える)ことが強さの秘訣となっているのではないだろうか。
ただし、先週のローズSを勝ったヌーヴォレコルトは 11.4-11.1-11.7 というまとまった上りラップだった。
当然だが、こういった通常の流れでも十分勝負できるのは何とも頼もしいことや。
ハーツクライ産駒はキレというよりも厳しい流れになっても伸びを欠かないという特徴があるように思える。ハーツクライ産駒で活躍する馬は、長くかなりいい脚を使うタイプが多いのではないだろうか。
逆に上りのラップが一気に加速するときは負けることが多いように思える。(僅差の2着も含むが)要は、極上のキレを求められると厳しいということ。
これらを見ると、1戦しかしていないが、そのレースでコートシャルマンは活躍するハーツクライ産駒の特徴を持っているのではと思う。
そこで、次走のりんどう賞の過去5年のレースの勝ちタイムと上がりラップを調べてみよう。
2009年 1.20.8-35.1 11.6-11.6-11.9
2010年 1.23.9-36.6 12.2-11.9-12.5
2011年 1.21.1-35.1 12.0-11.9-12.5
2012年 1.21.9-34.5 11.8-11.1-11.6
2013年 1.22.2-34.9 12.2-11.4-11.3
馬場は向かないということはわかっているが、2009年と2011年の上りラップであればなんとか好勝負できそうだ。そのほかの年でも、どうしようもないほどのキレを求められたことはないみたいなので不向きな条件であることには間違いないが、始まる前から白旗あげるようなこともないのではないかな。
とにかく、能力の違いで何とかしてもらうしかないな。とは言え、前有利には違いないので、新馬戦のように好スタートを切って、下げずに好位でレースを運べれば後は結果はついてくるだろう。
今年は出走馬が揃いそうで強敵が多いかもしれないが、GⅠを勝つんやから避けて通れない通過点だ。
後、調教に少し触れておく。
9/28(日)の調教では坂路で 61.9-44.6-29.2-14.3(馬なり) をマーク。ハロンごとでは 17.3-15.4-14.9-14.3 と先週に続き馬なりながら加速ラップを刻めている。今週水曜日に行われる1週前追い切りがどんな内容かわからないが、帰厩後は明らかに調教内容が向上しているのでとても楽しみや。
ちなみに、今週出走予定のティルナノーグの調教タイムは 62.8-45.8-30.0-15.2 でハロンごとでは
17.0-15.8-14.8-15.2 だった。時間帯も変わらないので、調教だけで言えば牡馬のトップレベルと評判のティルナノーグをも凌ぐ内容だ。
とにかく、順調に目の前のレースに向かってくれればと思う。
少し気が早いが、暮れの阪神に向けて続々とライバルたちが名乗りを上げている。
27日に新馬勝ちしたステラスターライトや同厩のシャルール、重賞勝ち馬など強力な牝馬が揃ってきている。
牝馬豊作の年と思わせる2歳戦線ではあるが、コートシャルマンもその中の1頭なので、500万下とはいえ不向きな舞台でも結果を出すだけではなく、高いパフォーマンスを見せる必要があるだろう。
もちろん、阪神ジュベナイルに出走するだけでも十分で、馬券的にも人気はないほうが嬉しい。でも、やっぱり1番人気で勝つ方がいいに決まってる。それが最高の結果なんやから。
だから、りんどう賞で高いパフォーマンスで強敵を撃破し、本番に向かってほしい。また、りんどう賞の後はファンタジーSを使うという記事も出ているが、3歳春まではなるべく成長を優先して必要最小限のレース数でお願いしたいところや。賞金を稼ぐのはクラシックからでいいんやから!笑