2階の部屋に置くためには、分解発送してくれるのが必須条件でして、なおかつ重厚な感じのモノと言うことで、まぁまぁの堀り出し物を入手したつもりでいたのでございます。
ところが、どっこい! でございました。
2階に電子ピアノを置くという発想が間違っていたことを思い知らされる事態がすぐにやってきたのであります。
鍵盤と脚と椅子の3個に分けられた荷物を、ヤマト運輸と佐川急便が配送する旨の連絡が届いていたのですが、どちらが何をということまではわかりません。
鍵盤は50キロほどあるため、とても自力では運べないので、ルール違反は承知の助で、2階まで運んでもらうようお願いしてみようと考えておりまして
家に来るヤマトさんは、あまり好印象ではないため、頼みやすい佐川さんが鍵盤だったらいいなぁと思っておりました。
が、しかし、鍵盤を届けてくれたのは、ヤマトさんでありました。
もともと無愛想な人ではありますが、2階に運んでは・・・と言いかけた段階で、玄関先までしか届けられない決まりですから、ときたもんだ。
父が部屋から出てまいりまして、
いやぁ、わしが運べたらいいのですが、こんな老いぼれですから、よろしくお願いします、と言っている途中で、無情にもドアが閉められたのでありました。
それにしても、熊本のヤマトさんの感じ悪いこと。(個人の感想です。)
仕方ないので、鍵盤は玄関に置いたままで兄の帰りを待つことに。でも、兄と二人ではたして運べるかどうか・・・そうなると、便利屋さんみたいな人に頼むしかないのかな、とか、2階は諦めて1階に置こうかなとか、もっと軽量のモノにするべきだったなとか、反省しきりでございました。
しばらくして、脚と椅子を届けに佐川さんがやってきました。そうです。おばばというものは厚かましく出来ているものなのでございます。
佐川さんが届けてくれた荷物でもないのに、事情を話してお願いいたしましたらばふたつ返事で引き受けてくれたのでした。
もう地獄に仏とはこういうことですね。
心ばかりの謝礼を差し上げようとしたら頑なに拒否されて、レジ前のおばばさまのようにお金の応酬がひとしきり続いたのでございました。
いやぁ、佐川さんのおかげで無事に2階へ運ぶことができてめでたしめでたしでございました。
だからと言って、そういう無茶なお願いをするのは迷惑千万ですから、決してマネをなさいませんように。

