2010年(夏)から新しい国際大会を始まりました。
簡単に言えばオリンピックのユースバージョンです。
この大会は、通常のオリンピックのような参加標準記録をクリアしたものが出てこれるという仕組みではありません。
すべて大陸ごとに予選会が行われその中から勝ち進み選考された者だけが出場できるという大会です。
この大会に参加できるのは14歳以上18歳以下のアスリート。
大会は「五輪」仕様と同じです。
IOC加盟の205カ国・地域すべてから参加し、2012年ロンドン五輪と同じ26競技が行われました。選手総数は約3600人。ただ、競泳のリレーは男女混合で行われ、馬術やフェンシングは多国籍チームで競う。またバスケットなどは3on3が行われるなど、独自色も取り入れていた。
開催の目的はスポーツ離れを食い止めることや、教育や国際交流の場を提供することも挙げられていました。
大会の創設はロゲ会長が07年のIOC総会で提案し、承認された。「世界では肥満の人が10億人を超し、子どもたちはテレビゲームに夢中だ」。若者をスポーツに振り向かせ、同世代との交流を促す。反ドーピングや五輪精神を学ぶ機会に、との願いも込める。
この大会では、通常のオリンピックとは違うことがあります。
その目玉となるのが文化・教育プログラムです。
「チャンピオンとの会話」では、陸上女子棒高跳びで世界記録を持つエレーナ・イシンバエワ(ロシア)ブブカ(ロシア)や「模範選手」に選ばれたテニスの杉山愛さんらと対話する機会もありました。参加は自由、自分の好きな講義を聴く。そのほかにも1日がかりで島に出かけ、いかだづくりや岩登りで力を合わせる冒険体験も行われました。
では、なぜこの大会を開催することになったのかというと、第1の理由は、若者のスポーツ離れを食い止めることだそうです。この問題は国内でもよく話題になっていますが、実は日本に限った現象ではないようです。背景として考えられるのは、趣味や娯楽の多様化されてきたことがあげれます。特に世界では、この問題を「若者の肥満」と関連づけて論じることが多く、ロゲ会長は、この傾向を防ぐ手立てとして新大会を捉えているようだ。
そして第2の理由はドーピングとの戦いにある。現在スポーツ界ではドーピングの撲滅が大きな課題。その対処方法として、これまでは取締りを重視していたが、今後は教育も必要だと言われている。実際2005年にユネスコ(国連教育科学文化機関)で採択されたアンチドーピング条約(2007年2月発効)でも「教育の実施」という項目が盛り込まれている。
ということで始まったユースオリンピック次回からは、帯同レポートをしていきます。
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曽我武史