白黒をハッキリさせる為には

おそらく戦わなくてはならない



正邪の違いは

こちらとあちらの違いでしか無く

曲げられない信念の対立に

終着駅など存在しない



まずはその執着という

列車から降りてみるとよう



どこの駅でも構いやしない

取りあえずホームのベンチに座り

対立軸を眺めながら

執着以外のどこかへ連れて行ってくれる

列車を探す為に時刻表を見てみよう



もしも行き先が

執着の始発と終点しか無いのなら

改札を通り抜けて

駅の外へと飛び出そう



たとえ街灯の一つも無い

真っ暗闇でも怖れるな

目を凝らして遠くの光を見つけよう

もしも都会の夜空みたいに

星の一つも輝かない場所でも大丈夫



朝日が昇るまで

ゆっくり待とうよ



どんなに山奥の秘境駅でも

明るくなれば道が見えるはず

バスやタクシーが無ければ歩こう

右でも左でも好きにすれば良い



恐ろしい暗闇を

耐えきった自分を褒めて

喉の渇きや空腹を感じよう

自分の本当に求めているものは

何なのかを感じよう



上手く感じ取れると

不思議と進む方向が見えて来るから

それまでの闇が晴れて

色んな人や物語がたくさん溢れている事に

気がついてきっと楽しくなる



白と黒しかない世界なら

白を選べば良いだけだから簡単



あらゆる白を集めて

いつかは一国一城の主として

暮らしてみたいとは思わないかい?

その世界がオセロの盤上なら

陣地を増やせば

黒も白くなるかもね



誰かを悪者にして

叩き潰してもいつかはやり返される



どうせ戦うのなら

ただひたすらに好きな人

好きな物を集めよう



すべてを白くしなくても

危害を加えられないくらいなら

それくらいがちょうど良い

道端の側溝くらいの

隙間が開いているくらいが

ちょうど良いんだ