フィジカルAIが

社会実装される過程で

仕事を奪われるのは

ホワイトカラーのみならず

ブルーカラーも例外では無い



AIの成長過程で

乗り換えるまでの時間に

差があるだけの

違いがあるだけで

いつかはすべてお任せの

社会インフラになる



前時代に獅噛みつく

成功者達はどうするだろうか

おそらく彼等はフィギカルAIを

とりあえず惑星の開拓に

向かわせるに違いない



呼吸する必要の無い彼らこそ

惑星を開拓する労働力にはぴったり



身体の形も

人型にこだわる必要もない

キャンブ用品の必需品である

ナイフセットのように

トランスフォーム出来ると

より便利に使えるに違いない



組み立てを

たとえば月面で行えば

大きさも重さも

地球換算する必要もないから

東京都庁のような

フィジカルAIを作り

様々な用途に合わせて

トランスフォームしたり



その中にあらゆる工事用の

作業ロボットを収納しておいて

開拓場所へ辿り着いたら

中からズラズラとユンボやショベルカーが

理路整然と配置について



マエストロがタクトを振るように

AIがすべてのロボットの指揮をして

人類がオートマチックな

ハーモニーを楽しんでいる間に

ショッピングモールのような

惑星都市が完成し



自動操縦ロケットで

まるで海外旅行へ出掛ける気分で

他惑星に乗り込んでは

地球上と同じ暮らしをすると

もはやホワイトもブルーも

混じり合い恋の色に統一されて



人類であるだけで

誰もが貴族のようになり

能力格差も無く

誰もが愛し愛される

特別な存在と

なれるかもしれないが



そこに人とAIの境界の違いを

見出せるのだろうか