思い通りに行かなくて
何度諦めた事だろう
仮に諦める度に死ぬとしたら
おそらく百万回は死んでる
それでも意外と
人生とは続くもので
恥ずかしながら
今もこうして生きている
諦めたからと言って
命を失う訳では無いけれど
決して気持ちの良いものでも無いから
諦めるなんて事は
おすすめはしないけれど
その苦難は
命を掛けるほどの価値が
気持ちの中に有るのか
それを考えるのはとても大切
もしもプールで
息止めを3時間出来たとしても
自分がそれを嬉しく思えないのなら
諦めたって構いやしない
命までは失わない
むしろ無理をして気絶でもすれば
本当に命を失ってしまう
おそらく諦めてはいけない
そんな時というのは
根本的に何かが違うのだろう
たとえば赤ん坊を
抱きながら歩いていた時に
車に轢かれそうになったら
その赤ん坊を庇って
自らの身体を盾とするような
そんな追い込まれた状況になんて
滅多にはお目にかかれない
それに比べれば
挑戦して駄目だと思って
諦めるくらい
なんて事は無い
本気で執着してしまって
諦められないほうが
遥かに命の危機だろうから
心が壊れる前に
行きたくなければ
逃げてしまえば良いよ
無駄に生きても
誰も罰せはしないけれど
自ら罰してしまうと
息苦しいからね